三輪山登拝と、山の辺の道の散策で、
左膝が壊れてしまいました。
車の運転で、クラッチを踏むのにも痛みが走ります。
スーパー銭湯で揉んだり伸ばしたりしましたが、
痛みは取れませんでした。
車中泊をして朝5時、
やっぱり下り坂でどうにも足が運びません。
二上山に登ったものか…。
登りはともかく、下ってこれるのか。
早朝の当麻寺をめぐっている間も不安が拭えません。
まぁ、行けるところまで、
帰れそうなところまでと、
歩きながらいろいろ考えてみました。
足を引きずりながら畑に向かうおばあさんがいます。
一輪車を押しながらだったら、
ふらつかないで歩けると言うおばあさんがいます。
畑に来るとスーッとするからと、
腰をくの字に折って杖して向かうおばあさんがいます。
彼女らは、帰りの心配はないのでしょうか。
…きっとあるに違いない。
それでも向かうんだ。
老いて、不可逆的に衰えていく身体を自覚した時、
ボクは果たして、それでも前に進めるだろうか。
後の人に迷惑はかけられないと、片付けを優先するのだろうか。
痛みとともに生きていく、
不自由な身体とともに生きていく、
その覚悟ができたなら、
先々の不安は消えて、
いつだって今を生きることに集中できるような気がする。
今を受け入れた自分なら、必ず答えが出せる気がする。
二上山の山頂からの眺めは素晴らしかった。
戻りの下り道、
右側を半歩前に、
カニの縦歩きのイメージで、
そろりそろりと柔らかく、
痛みと一緒に下りてきました。
痛きゃ痛いなりに考える。
そんな当たり前のことも、不安が忘れさせていた。
今を生きる自分を信じる。
次の瞬間も、明日も、何年たっても、
いのちは必ずよりよく生きようとするんだから、
安心して、今、自分を生きよう。
左膝が壊れてしまいました。
車の運転で、クラッチを踏むのにも痛みが走ります。
スーパー銭湯で揉んだり伸ばしたりしましたが、
痛みは取れませんでした。
車中泊をして朝5時、
やっぱり下り坂でどうにも足が運びません。
二上山に登ったものか…。
登りはともかく、下ってこれるのか。
早朝の当麻寺をめぐっている間も不安が拭えません。
まぁ、行けるところまで、
帰れそうなところまでと、
歩きながらいろいろ考えてみました。
足を引きずりながら畑に向かうおばあさんがいます。
一輪車を押しながらだったら、
ふらつかないで歩けると言うおばあさんがいます。
畑に来るとスーッとするからと、
腰をくの字に折って杖して向かうおばあさんがいます。
彼女らは、帰りの心配はないのでしょうか。
…きっとあるに違いない。
それでも向かうんだ。
老いて、不可逆的に衰えていく身体を自覚した時、
ボクは果たして、それでも前に進めるだろうか。
後の人に迷惑はかけられないと、片付けを優先するのだろうか。
痛みとともに生きていく、
不自由な身体とともに生きていく、
その覚悟ができたなら、
先々の不安は消えて、
いつだって今を生きることに集中できるような気がする。
今を受け入れた自分なら、必ず答えが出せる気がする。
二上山の山頂からの眺めは素晴らしかった。
戻りの下り道、
右側を半歩前に、
カニの縦歩きのイメージで、
そろりそろりと柔らかく、
痛みと一緒に下りてきました。
痛きゃ痛いなりに考える。
そんな当たり前のことも、不安が忘れさせていた。
今を生きる自分を信じる。
次の瞬間も、明日も、何年たっても、
いのちは必ずよりよく生きようとするんだから、
安心して、今、自分を生きよう。