花川倶楽部

  こども達に 豊かな里を手渡すために

スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む

2019年10月25日 | 花川文庫


~日本の大学生は何を感じたのか~

教科書の作成者 ヨーラン・スバネリッド
編訳  鈴木賢志+明治大学国際日本学部鈴木ゼミ


雨が多いので、読書感想文が続きます。🤣

この本読んで、先ずボクが民主制の本質を理解できた気がする。😅

ある学校の先生が言ってた。
「政治教育はするけど、政治的教育はしない」と。
でもね、この本読むとボクらは政治的存在そのものだと思う。
そしてそれを知らせることこそ民主的な政治教育だと思う。

「こどもの権利条約」も「世界人権宣言」も、
当事者に権利があることを教えてこその民主制。
そうじゃなきゃフェアじゃない。

ーーー
スウェーデンにおける子どもは、
大人とは分けて考えられるものではなく、
「小さな大人」なのです。
つまり子どもは心身ともに発達途上であっても、大人と同様、
個人の意志が尊重される一人の主権者として、
扱われているということです。
ーーー

一人の小さな大人に対等に向かうボクでいよう。


とは言うものの、小学生でこれ全ては早くない?
中学校でちょうどいい気がするんですけど...。
(揺れながらも大人に変容するその時。)
小学生のうちは、遊びのなかで社会を実体験して欲しいな~。
自然のなかで、仲間のなかで。

甘いっすか?🤣

美しき小さな雑草の花図鑑

2019年10月25日 | 花川文庫


写真 大作晃一
文  多田多恵子

Hiyo Hiyo さんのFBの投稿で知った花図鑑。

先日の「野草を食べる会」に参加して、
また見たくなって図書館で借りました。

イヌタデの花の可愛らしいこと!
ヤブガラシの花の愛くるしいこと!
ネジバナ大好き!❤️
ドクダミの花ってここ?!😲

多田多恵子さんの解説もとっても優しくて、
絵本のお話聞いてるよう。😊


手元に置いておきたい一冊です。

お金のいらない国

2019年10月07日 | 花川文庫


著者 長島龍人

11月に名古屋で、
「お金のいらない国のつくりかた 大西つねき×長島龍人 講演会」
があって、参加してきます。

以前から読みたいと思ってたこの本が、
(ZOZOの前澤さんの投稿で予約いっぱいだったのが、
ほとぼり冷めて)図書館で借りられたので、
さっそく読んでみました。

内容はある程度知っていましたが、
読みやすくて、主人公の心境の移り変わりはさもありなん。
広告代理店の仕事の展開は得心がいくものでした。

必要な全てを他からもたらされ、安心と感謝の気持ちで、
ボクも人や社会や自然環境の役に立つ喜びのなかで生きていける。
ただお金がないだけで、
こんなにも愛に満ちた世の中になるなんて!🎉

この本読み終えて、理想だ、おとぎ話だ、性善説だなんて、
そんな抵抗は一切なくて、
ただただ人の愛の可能性に、心が温かくなりました。😊

きっといつか人類はお金のいらない時代に至るのだろうけど、
先ずは今あるお金の仕組みを、もう少しましなものにするため、
大西つねきさんの経済政策に期待するところです。