コースに行くと、池の底や谷間に多数のボールが落ちているのを見かけることがあります。おそらくOBゾーンなど見えないところにも多数のボールが落ちているのでしょう。拾い集めたら結構な数になるだろうと思っていました。
ところが、本当に深夜ゴルフ場に忍び込み、ロストボールを拾い集めた男が窃盗の疑いで逮捕されました。
男はウェットスーツに身を固め、空気ボンベを背負ってゴルフ場内のいくつもの池に潜水して、650個ものボールを盗んだそうです。私も若い頃スキューバダイビングをやったことがありますが、浅い池とはいえ、闇の中で水に潜るのはかなり怖いはず。照明器具を持たずによくこれだけのボールを集められたと感心してしまいます。
拾ったボールは新品同様に磨き上げて売りさばいていたそうで、年収300万円になったとか。確かに窃盗には違いありませんが、環境破壊を防いだという点では評価できます。これだけの労力を使うなら、あらかじめゴルフ場と契約して、仕事としてボールを回収することはできなかったのでしょうか。逮捕された男の年齢が62歳というのも、何か物悲しいですね。
ダイビング用マスク GULL アビームブラックシリコン 8,085 円 |