国内女子ツアーのフジサンケイレディスが、最終日強風により中止になりました。強風による中止は、1988年の女子ツアー制度施行後初めてだとか。結局2日目までの成績に基づいてタミー・ダーディンが日本ツアー初優勝を飾りました。
それにしても相当強い風だったようですね。中止を決定付けたのは、三塚優子の3番、ピンそば1メートルに付けたボールが突風によって転がり始め、緩やかな下りをグリーン外まで出てしまった「事件」。ルール上、三塚はそこから打たなければなりません。結局「フェアな状況でプレーを続けることは不可能」と判断され、競技は中止になりました。
他にも馬場ゆかりがティーショットでドライバーを振り抜こうとしたら、ボールがティーから落ちて「チョロ」になったなど、普段は見ることができない「珍プレー」が続出したそうです。いっそ賞金額を2対1に分け、正式の優勝者とは別に3日目だけの成績による「強風プレー順位」をつけたら面白かったかも知れません。
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