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気になってた山、利尻岳へ

2011-08-21 17:11:54 | 旅行記

このお盆休みは気になってた山、利尻岳を。青春18切符も考えたのですが、5日間の旅館代を思うと・・・。そこで長距離バスで再度稚内、前回冬の時はただ稚内の地が目的?よって今回は利尻岳をメインに礼文、宗谷を巡ります。

高野の旅でテント泊まりの目途がついたのと、本来旅は負える荷物の範囲で、自然の中にさらす事ではと、変な理屈こねまわして、泊はテントです(本音はこう毎月のように旅に出てたんでは、どこかで費用を抑えないともちません)。。

8月12日6時30分JR新川駅、札幌から大通バスセンターまで地下道で1.5キロ。写真はセンター前からテレビ塔7:04。でも受け付けは7:20分から。。

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定員(完全予約、電話予約可)以上は増便で、中国では”席没有”で次の日ですが、日本では増便。乗客はおかげで24名、ゆとり快適な長距離バスの旅です。7:40出発、稚内まで6時間、往復11,000円。車内トイレあり。。

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完璧に整備された水田。水道のじゃ口のように栓を開けば水が、閉じれば水は止まり乾きます。ここまでやるかと言うくらい、世界中では日本だけじゃないか。外にでなければそんな事は当たり前、外から見れば異常!!

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天塩に入ると目指す利尻岳が聳えています。

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幌延から高規格道路という自動車専用道路、高速です。何とも分からないこのシステム。道路公団でなく建設省(北海道開発局)が事業主体。。そしてどういった理屈をつけたのか、ここに突然この高速が稚内の手前まで35キロほど出来ています。

残された自然林を平気で分断したこの道路、通るのはミルク集めの車でしょうか。終わったところからは国道の拡幅をやっています。。

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13:30稚内フェリーターミナル。利尻鴛泊行は16:05、2時間半あります。

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ターミナル向かいはサハリン行のフェリーターミナル。ちょうど出航待ちのフェリーがいます。ここからは出国です。

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反対は例のドーム防波堤、冬とは大違い。。

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遅めの昼食に、駅裏?の北市場へ。稚内駅ホームも見えます。

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ホッキ定食1,575円。物の価とは味、量、値段がバランスとれてること、そのバランスから一つでも抜けでると利用者は割得感を感じる。ここは観光客相手の典型です、お勧めできません、帰りに利用した食堂はその点お勧め。。でも高いものをおいしく食べたで観光客は満足、お店はもうかって満足?今の日本なのでしょうか。

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ターミナル2階の待合ロビー、時間近くにはそこそこの乗客が並びました。

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定刻16:05出航。

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稚内の町越しに利尻岳。

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ノシャップ岬には、今も軍事施設。

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船は少し片荷で時々船底が波を叩く音を出しながらも18時前には鴛泊に入ります(オシドマリの案内板見るまでワシドマリと認識していました、相変わらず早やとちりです)。

この日は素晴らしい利尻岳、次の日からはついぞ見れなかった姿。Dscf0651_2

私はテント泊まり、サッサと迎えの人を突き抜けて、今日のサイト地ファミリーキャンプ場ゆーにへ。

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町の山側外れ、一番重い時のザックは2キロ弱の距離でも食い込みます。本来はここから約2キロ登った北麓野営場ですが、どうせピストン、明日空身で稼ぐことにします(工事中で戻った人もいて正解です)。

入場料としてテント一張500円。明日の登山届も出します。申し分なしのサイト場!!町からの適度な距離、適度な区画、手入れされたサイト地、清潔な炊事場、便所。向かいには保養施設の温泉。こんな所は初めて!!パックごはんとレトルトカレー(沸かしたお湯は明日のお茶に使います)で早々おやすみです。

明日の携行する水は2リッターを用意と注意書き、一応500ccボトルのペットを予備として寝る前に購入、ピストンなら1リッターで充分。

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8月13日(土)4時起床朝食はインスタントうどん。4:54出発、風はありますがまずは申し分ない天気と言えます。お隣さん福島から車できたそう、今の福島を思うと何とも言えませんでした。

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炊事場には残飯濾しにネットまで。やはり熱心な管理人さんがいる所、こういった所が近頃珍しくなっています。ただ利用する方が付いていかないと。沢山な残飯を残して、利口なカラスに笑われて・・・、片づけようにも私の苦手なキムチ交じりでは、パスさせてもらいました

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キャンプ場には珍しく洋式、ペーパーも完備。朝早くだと自宅と同じ感覚でした?

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そしてオシャレなロッジ。

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写真は翌日、テントから雲の中の利尻岳を。そう、この日の数少ないシャッターチャンスを見過ごしました。翌日は隣の住人(入れ替わってこの日からは、名古屋からの人で函館からチャリ一週間かでやって来たそうす。年齢は私より少し若いか?いいチャリです!)7合目までで強風のため引き返してきました。

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サイト場向かいにある郷土資料館。この他に温泉と温水プール、足湯、パークゴルフ、野球場、サイクリングロード、公園。豊かな町・・・、これから継続して・・・、マ、イイカ!

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山越しに目指す利尻岳。

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と、横の林?の中に・・・、お猿さんのアスレチック?

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15分ほど北麓野営場登山口方向に進むと(数台の登山者送迎の車が登っていきます)、他の遊歩道表示と一緒に登山口表示。ここが正規?

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皆さん車でパスするのか、一人静かに?歩きます。針広混交の自然林を、道はゆっくり登っていきます。3合目甘露泉水までここの登山道で一番リラックスできる所!!

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3合目甘露泉水。水量も結構な量です。温泉わきにある甘露水?はここから引っ張ってるそうです。

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赤い道標注目!私は左から上がってきました。赤く目立つ道標には”標高270m 頂上まで5590m”の表示。てっきり泉水を経由して頂上と・・・。なんとなく休んでる人に確認、なんと突き当り右側が登山道。道標は北麓登山口からの表示です!!

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この道標にしても下山者用、道標を見比べてチェックなんて・・・。。

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8:30 8合目長官山、強風で流されるガスの中から山頂が、その様子はこのユーチューブで。http://www.youtube.com/watch?v=zHwxDMRFqa0

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すぐのピークから避難小屋とガスの中にうっすらと山頂が。長官山の手前からは吹きっ晒しの尾根道です。

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さらに9合目近くからは礫交じり荒れた状態、でもロープを張ってたりで登山道を確保してくれてます。

そして、目指す頂上!ガスは風が飛ばしてくれています。

10:00山頂神社(下山後気付いたのですが、三角点はここじゃない?そう、三角点の上に社置くわけないし、この山に三角点がないはずもない!)。

眼下には鴛泊の港、そうです海抜0からここまで!。でも高所の苦手な私には・・・、ましてや強風、早々に下山。

折角のお花畑、お花音痴ですが適当に写真。それにしても大雪のお花畑は別格なのですね。

         

長官山手前に、なぜかしら私に付いてきます(勝手な思い込み?)、ここは薬師如来が。。

 

登山道の整備、ここで出来てどうして大雪で出来ないのか!!担当者の温度差でしょうか。。

 

このブルーシート気になって撮りましたが、シートの下には何もないのです・・・、何かの調査か・・・。

14:25 サイト場。

この写真、わざわざ百均でストック石突カバーを用意して(テープまで巻く細工して)持って来たのに・・・、途中で拾った杖、結構丈夫でここまで持って帰りました。そして、途中で拾った本物の石突。

拾った杖は翌日名古屋からのお隣さん御所望で、進呈。でも翌日は強風のため尾根から進めず引き返してきました。折角の石突は、最後に行方不明。。

お米を研いだ後(解ったのです、2時間以上前に研ぐとゴッチンは防げます)、温泉へ。最高なサイト場!!写真は翌日島を一周して戻ったところで撮りました(意味あり)。今日はレトルトサンマ丼にビール、だんだん慣れてきます。。

8月14日(日) 5:00起床、そう暗くなると寝て、明るくなると起きる。昨夜から風がますますひどくなっています。今日は路線バスで島を一周、ただ午後から雨の予報なのでテント内の物はその準備して出発。路線バスはなぜか隣町の沓掛が始終点、日曜は5本ありますが早めに帰ることを考えると3本しか使えません。

時間待ちも兼ねフェリー乗り場バス停から。稚内からのフェリーが強風をついて入港してきます。

島の案内図、南の仙法志下車で次のバスまでの1時間ばかりを歩き、終点の沓掛で40分待ちで戻ります。

1日フリー切符2000円、正規では一周1200円?(運賃表示)。天気さいよければ4本3か所降りれますが。

仙法志の海岸。

様子はユーチューブで。http://www.youtube.com/watch?v=_jcB8Ax-wWE

仙法志の町はお盆真っ盛りの為かカモメに餌やりしていた子供たち以外には行きかう人もいません。

 

拾い昆布です。誰でも拾っていいのか?私も一枚コソット・・・。昆布、うに、アワビ等を取ってはいけませんと・・・。

 

それにしても感心するのはどこに行っても港の整備の素晴らしさ、費用対効果という観点ではなくそこで生活する人たちの為に整備する。これって豊かだからできた事、私の推計では優に100億は投入しているのでは?だからけしからんと言ってるのではなく、これからこれを大切に有効に使っていくことが問われるのでしょう。

原発の問題にしても、だからもう止めようじゃなくて、何がこの原因なのか、これからどうすればカバーして利用できるのか、できないのか。これからの日本、今までのように世界から潤沢にお金を集められた時は終わったとみるべきでしょう。今までに残してきた資産をどうやって活用して、これからやって往くかではないかと。。個々人の家計を思えば!

沓掛でのバス待ち時間に近くの魚屋さんで購入、イカ一拝180円、バフンうに100g2500円(海が時化てるのとお盆の沖止めで完全にお盆値段、でもここまで来て全食レトルトはないかと、エイ!奮発!!です)、お店の人に、今度はお盆はずして来なさいと!

なんと帰りのバスはサイト場前温泉まで来るのに、わざわざ一つ手前で降りてしまいます。乗っていたバスが帰る方向から来るのにはガッカリというか情けないというか、急に疲れました。それで気づいたバス停表示を忘れないように記録。。

どうです、豪華!イカはゲソ、内臓までいただきます(内臓は塩を降って3時間ほど後少しお醤油足し翌日まで寝かして・・・。わさびはお店の人におねだりで。

うに丼、お醤油とダシツユを加え。塩水保存とかでミョウバン臭もなく本物の味、2500円価値あり、思いっきり食べてしまいました。

拾ってきた昆布、しっかり自宅まで持ち帰りましたが、さてどうしよう・・・。

ブログ人引っ越しに伴いGOO文字制限の為”続編”

http://blog.goo.ne.jp/haishi4706/e/34f24f496d6353ec3da3ebb837894c2cへ続きます。

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