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空海関係の2寺と日本の美桂の離宮を巡る旅 続編

2014-10-30 13:45:29 | 旅行記

ブログ人からの引っ越し過程で文字数制限の為2部に分けています。

前篇はこちらからhttp://blog.goo.ne.jp/haishi4706/e/c0e92497c6cfeb07059640214ce118c5

さてこれから高雄へ、4条烏丸から市バス8系統が10:53です。急いで桂駅に戻り烏丸バス停へ。

50分ほどで高雄。京都市内でなく峠越え、鳴滝川沿いです。シーズンオフなのかバスでここまで来たのは私の他にはあと一人、いい見学となりそう、。そう、観光地はシーズンオフです!

まずは腹ごしらえと写真左のお店で昼食、私一人でも丁寧な応対、観光地としての質の高さを感じます。食事は少し高め?ですが丁寧、納得です。

ここの坂道を清滝川に下っていきます。

向かいのバス停の様子。 

ところが連日のアルコールかお腹が緩んでいる?つい放庇・・・、・・・・。幸い着替えはあります、休業中の茶店の陰に入って・・・(夜の会食、変わった事なかった?)。

さて落ち着いたところで神護寺参拝、よかった?。

  

土曜日お昼時なのに、ほんとに誰もいません!ラキー。。

ここ神護寺は、唐の都長安で慧可より真言密教の伝法灌頂を受けた空海が帰国後日本において初めて日本人僧侶に密教灌頂を行った所。天台宗開祖最澄も10歳近く若い空海よりその時受けています。詳細を調べるとここ神護寺が面白くなるかと。

   

 

金堂への石段。

他に3人ほど参拝者。足場が・・・。金堂内には薬師如来立像、すごい迫力、救いの手を差し伸べるというより、なんだか叱咤激励されるよう。http://www4.ocn.ne.jp/~yamamtso/newpage120.htm

係りのおばさんがいるので写真は取れません。実物ではありませんが例の教科書に載ってる源頼朝の絵もあります。

  

多宝塔、鍵かかって入られず。

 

石段の上に金堂。 

ここ山上に文覚上人のお墓もあります、神護寺中興の人。平家物語で、遠藤武者盛遠、袈裟御前で一話。今回はパス。

1時間ほどの参拝をおえて、この清滝川を遡って高山寺へ。例の鳥羽僧正鳥獣戯画の図あります。

15分程で到着。良いですね、参道を掃除していたおばさんに挨拶してのお参り。

奥にひっそりと金堂。過っては回りにたくさんの堂宇、多くの人たちがいた?

 

なんとお茶に縁があります。 

そして鳥獣戯画のある石水院。 

財善童子。 

縁側では5,6人の若い女性、アジア系の方も交えて、早春の日差しの中おしゃべり。

縮小版?エ!と言った感じ。でも写真は?と訊くと、趣味の記録ならどうぞと、でもレプリカでは・・・。

   

運慶作の子犬!

ところが場所を移したところに本物?があります!!ではいろいろ撮ったのでご鑑賞を。。

    

   

参観終わって戻ろうとするとどうもこのすぐ下にJRバス停があるよう。裏参道?いえ駐車場もあって今ではこちらから?謂れ表示もありました。

崖の上に石水院。  

JRバスは京都駅行き3時前に離れます。

なんと市内に戻って、仁和寺、竜安寺を経由すると、こちらははや春の行楽シーズン、沢山の人人です。いい高雄巡りでした。

4時過ぎの新快速で今夜の会食、大阪へ。5時前大阪、都会とはなんとも便利。

九州までの往復では、乗車券の往復割り引きうけるために、大津から小倉で手配してくれていました。よって有効期間中はこの間の駅の乗降はしたい放題と。。と、これは間違い、あくまでも目的地に向かっての乗降です。

よって昨日京都駅で下車、今日は京都駅で乗車、ここまでは通過できますが、大阪駅での出札は「係員に申し出でください」で×。駅員に見せるとはんこ押してOK。。

実はこれもだめなのでした?、翌日大阪駅で乗ろうとすると、入れません。駅員に訊いて判明!

 

まず今夜の宿確認。酔って遅くなっての高槻の姉宅はたどり着くか自信なく、梅田界隈でとネットで探しましたが、ビジネスホテルはどこも満室。その手のホテルはたくさんありますが・・・。よって2度目のカプセルホテルを予約しています(当日入り口には満室の掲示!)。

ニュージャパンなる名称、尋ねながらこの界隈を一周しました。なんと商店街の中のユニクロではありません、吉野家でもありません、ホテル玄関でした。

 

クラブハウスのロッカールーム? 

アウシュビッツはこんなに清潔?設備完備?ではありません。この蚕だな400以上、下足箱で確認!火事の時は諦めでしょう。以前は商店街の百貨店?3フロアーに別れて、1階にはサウナ。フム・・・。

 

ホテルの近く、あまりにも美味しそう、大阪のたこ焼き!しばし立ち食い。。

この後、後輩達との会食、指定は梅田お初天神(曽根崎心中のお初)境内?小料理屋。後輩行きつけのお店だそうで、この街中木造で、鯛コース飲み放題でこの値段!大阪ではこれじゃーないとやっていけない?いやなんぼ大阪でも・・、後輩氏かなり通った成果でしょう。

楽しい語らい、この年になって俺が俺がではないと自覚して、人の話を聴こうとしているのですが、またまた一人でお喋り?参加の皆さんお聞き苦しい中のご清聴有難うございました。また機会あれば懲りずにお願いいたします。札幌でも大阪でも九州でも!

そして後輩の一人が追いかけているエーデルワイスの冊子プレゼント有難うございました。こんなブログで私は満足!

皆さんと別れてホテルでサウナして、お休み。。ですが土曜の大阪梅田の400名からのカプセル、出入り多すぎ!!

退出でロッカールームで着替えてると、「これから甲子園?」。そんな手もありか・・・。。

さて今日は15時35分かの関空ピーチ、午前中を使って、もう一つの高野山、室生寺へ。

早いチックアウトで大阪駅へ、日曜の早い大阪駅はガランと。探しますがきつねうどんが見つかりません、鶴橋駅でサンドイッチ買って近鉄急行で室生口大野へ。

バスは15分程。 

高野山とはまた違った雰囲気。そしてここも私ともう二人?だけ。

   

     

 

この変則屋根、これは後の拝殿増築で伸ばした屋根の仕舞です、いい形です。当初は石段で直接参拝の形式だったとか。

金堂の特別拝観。やはり撮影禁止、仏さんは室生寺http://www.murouji.or.jp/hotoke/index.htmlで。

中尊釈迦如来立像、神護寺と同じ頃の作でしょうに、こちらは実に仏、仏しています。見惚れてしまう様に。後背や脇侍たちとの一体、堂内の程よい空間、しばしの心地よい時間を楽しみました(他の参拝者も少なく)。

佛、法、僧に礼拝、そして御仏を頂く。

帰りにもう一度拝観させていただきました。こんな融通もいいです。。

後背後ろの板壁には曼荼羅らしきものも認めましたが。

横の弥勒堂。

この新しい拝殿の横に千手観音? 

金堂、灌頂堂への石段。

灌頂堂 。   

如意輪観音。やはりピンボケします。その両脇には金剛界、胎蔵界の曼荼羅が掲げられています。

  

そして室生寺五重塔。。

    

法隆寺五重塔に次ぐ、古さを誇る塔。3,4年前の台風の倒木で破損した後、この様に。丹塗りと漆喰の白、背景の緑。両手の中に入るような華奢で、誇らしいような塔です。まさに一品!

塔を囲む周りの様子。 

奥の院への道。

    

 

石段には寄進者の記名?

位牌堂。

御影堂。変わった作りの屋根、なかなかの物らしい。

過っての台風被害の名残。 

背後からの室生寺の様子、まさに女人高野。。

北畠親房、顕家の父、南北朝期、南朝の重鎮公家。「神皇正統記」を表わす。

池の形がこの梵字に擬してる。

手洗い所の様子、ここを維持している人たちの想い、やはり日本人って誇らしく思います。だから他より優秀とは違います。

他に人も居なく暫し日差しのある所で、ボーっと余韻を楽しみます。

役の行者が開いて、空海が現在の形を定めたとのこと。1200年前の話。その時のここの様子は?なぜに空海はここに室生寺を?女性に高野の地を用意したかった?そして空海とは?

   

近鉄室生口大野のホームから、室生寺の方を望みます。この山の向こう。。

 

11時過ぎの電車で、鶴橋の乗換えで昼食、関空には2時前には到着、気持ちのお土産買って、余裕のチェックイン。

帰りも満席!一席もあいていません。飛行機は30分ほど遅れます。ゼンセーン問題ありません。仮設の待合室?ゼンセーン問題ありません。

24日午後7時半はや自宅、いつもの・・・。マイイカ!!

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