俳句 HAIKU  はいくっ

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緑滴る

2011-06-30 20:14:24 | 日記
             撫で牛の緑滴る眼なり


花嫁さんに、ささくれだった心を平らにしてもらい、

撫で牛さんに、穏やかにしてもらいました。


牛は天神さまの御使い。

ということは、学問の神さまなんですが、

人というのは、欲深いもので、

いろいろお願いしちゃうもんなんでしょう。


自分の体の痛いところと同じ所を撫でれば、痛みが薄らぐとか。

商売繁盛とかぁ。


撫で牛さんのお顔は、どの撫で牛さんもぴかぴか。

願いが光になっている。




撫で牛さん、穏やかなお顔をしているのが普通なんですが、

塩竃神社の撫で牛さんは、その中でもダントツ穏やかな眼差しです。

でしょ?




「山滴る」

「滴る」というのは、夏の季語です。

木々の濃い緑の葉から、

その緑が滴っているようであることを指します。


大好きな季語です。

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