また海南島と関係のない話
に
なってしまう!のか?
等伯の「テナガザル」以外にも
サル嫌いの私
に
強烈なパンチを食らわせた「サル」がいる。
これもかなり幼い頃、
伯父の書斎にあった
「ゴリラ」
の 細密画である。
たしか階段を上がったところに鎮座していた。
まさに「鎮座」といった貫禄の威風堂々とした雄ゴリラだった。
サイズもかなり大きく
実物大(幼い私の印象です)くらいある上半身だった。
初めてそれを見た時、
「!‥デッカいサル様‥」
と
感歎の声を挙げたらしい‥
「ゴリラ」 を認識していなかった私
は
「サル」の超立派な方 = 偉い「サル」
と 思ったのだ。
「ゴリラ」である
と 教えてもらった後でも
その絵には畏敬の念を抱いていた。
一目でひれ伏した私
は
どう考えても“ボス”にはなれないだろう。
大人になってから聞いたところによると
薮内正幸 作
の
ポスターだかリトグラフだったようだ。
の
ニュース以降
テナガザル が 気になる。
いまだに
クロカンムリテナガザル
と
クロテナガザル
の違いが
よく解からない(中国語も英語も出来ないのが主な原因)‥
私の人生の初期のうちで
「テナガザル」
が
強烈にインスパイアされたのは
間違いなく
長谷川等伯の「枯木猿猴図」 だろう。
幼い頃に連れて行ってもらっていた
多摩動物園の「シロテテナガザル」
ではなかった‥(昔もいたハズ)。
家にあった美術全集(だと思う)で見て
「ほぁ~‥なんじゃこりゃ‥」
というのが第一印象だった。
近年国立博物館で行われた等伯の特別展
で
コレのぬいぐるみが売られていて
危うく買いそうになった。
元来「サル」類は少々苦手で
動物園の霊長目のコーナーは真剣に観ない。
十代後半の頃
富士サファリパークの「コモンリスザル」のコーナー
で
恐怖を覚えてからますます観ない。
一冬暮らした志賀高原では
郵便局近辺(蓮池辺りだったか)で
サルと遭遇すれば身構えた(迂闊にしているとモノを取られる)。
それでも旭山動物園では
「チンパンジーの森」も「オラウータン舎」も
口を開けて眺めあげた。
なんてことを書いていたら
だ そうだ‥
まとまりもつかず、
海南島のことに話を持って行く間もなくなってしまった‥
またまたサルのお話です。
先日ご紹介したのは
でしたが
今度は
海南手長猿
です。
うーん‥先日の記事の時に
私がごっちゃにしてしまったようなのですが、
クロカンムリテナガザル は → 参照(中文)
学名;Nomascus nasutus
で 「ハイナン」 はつかない
みたいです。
先日引用したのは
クロテナガザル のようですね‥
曖昧情報で申し訳ございません。
さて今回の主役
ハイナンテナガザル
は
参照2をご覧になるとお解かりでしょうが
IUCN(国際自然保護連盟)のレッドリスト
絶滅危惧種1A類
に
認定されている
希少動物。
現存個体数は20匹ほど (← ココはっきり判りません)
といわれる テナガザル。
前振りが長すぎましたが、
その ハイナンテナガザル
に
赤ちゃんが確認された!
という報道がありました ↓
9月17日から始まった
覇王嶺国家級自然保護区
の
定期観測において
Cグループといわれる集団に赤ちゃんを確認
ということです。
いや~おめでたいです!
元気に育ってね!
なんとなく “塔” にそそられる私 (この辺 参照)
海南島の“塔”を調べていて
面白いサイトを見つけました。
この 「中国古塔大全」 の
おおぉぉ!スゴイ!
塔だらけ
知らなかった塔(海口龍華双塔)も載ってます。
ってか‥中国各地の“塔”がこんなに‥!
TOPページにいくとなんだかわからないサイト
なのですが‥
中国の古塔好きの皆さん
参考にしてください。