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![]() | コミック特盛 2014年 09月号 [雑誌] |
コミック特盛夏号 新耳袋 アトモス | |
集英社 |
↑発売日(7/17)にもうアマゾンで買えないとか、意味不明‥‥‥営業?は一体‥‥‥
で、7/17発売のコミック特盛夏号『新耳袋アトモス』(ホーム社刊)に
『うしおんな』
第4話 神社の牛女(1C・20P)
原作/木原浩勝・中山市朗 『新耳袋―現代百物語』 第一夜・第十二章 “くだん”に関する四つの話 (角川書店刊)
漫画/萩原玲二
が掲載されています。
ぜひ、ご一読を!(拝)
今回のエピソードは、内容的にはすこぶるオーソドックスな「怪談」で、その価値は「うしおんな」という括りがあって発揮されるものと思われ、単発の短編として独立させた場合、やや訴求力には欠けるように感じたわけです。
時代的には木原さんの大学時代より前ということなので、つまり80年代前半以前―――昭和50年代ということになります。
昭和50年代といえば、不良文化?がバンカラからヤンキーへ横滑りする過渡期で、横浜銀蝿とかがクール!という震えるセンスの暴風雨が吹き荒れ、自分などは呆然と見守るしかなかった時代だったわけですが、21世紀の今日、ようやくヤンキー文化はいわゆる括弧つきの批評的アティチュードでのみ有効とされるようになり、いや、本当によかった。
とかいいつつ、トータルでは(・∀・)ニヤニヤ以外の何者でもないヤンキーファッションも、各パーツを単品でみると、スカジャンにしろ、刺青風Tシャツにしろ、キティちゃんサンダルにしろ、悪くないというか、むしろ自分は好きだったりするのです‥‥‥
というわけで今回、登場人物を類型の「ヤンキー」(パンク風でもありますが‥‥‥)にして、挿話にテンションを加えてみたのでした。
とりわけ、ヤンキー仕様のバイク(ホンダCBX400Fなど)のカスタマイズ―――勃起ペニスの象徴といえる異常な角度で取り付けられるロケットカウルと、爆笑するしかない竹槍マフラーのセンスには、時代が10何周かしたせいか、はからずも自分はグッときてしまい、『さらば青春の光』〔1979〕を日本を舞台にリメイクするなら、モッズベスパの代わりはこれだろ!と手応えを感じたりしてしまい‥‥‥
あと、初代セリカを登場させれたのは、とても良かったです。
初代セリカ1600GT(後編) - YouTube