怠惰なひな菊

漫画家・萩原玲二(はぎわられいじ)の怠惰なブログ(2006~2019)

アーニャの麻雀日和 第21話

2007-05-16 08:00:17 | 萩原玲二作品


5/15発売の近代麻雀6/15号(竹書房刊)に

『アーニャの麻雀日和』 漫画/はぎわられいじ
第21話 シリーズ・アーニャの麻雀都市伝説 死神~三遊亭圓朝リスペクト~の巻(4色4P)

が掲載されています。
ぜひ、ご一読を(拝)


今回は、超有名な古典落語のパロディというか、リメイクデス。
原典をご存知の読者さまには「案外すんなり麻雀ものに置き換わるものだなあ」と、感心してもらえるかも(?)。
この落語、今回調べてみたら元ネタはグリム童話で、たまさかうちには岩波文庫の「完訳・グリム童話集」(全五冊)が本棚に鎮座しており、「ほう‥‥‥」とひもといてみたら、(二)所収の「死神の名づけ親〈KHM44〉」というのがまさにそれでした。
ほとんどプロットは同じであり、この童話をなぞって漫画にしてみた次第デス。


で、ここだけの話デスが‥‥‥

今回本当は「アーニャの麻雀都市伝説の巻」というサブタイトルで別の話を考えていたのデス‥‥‥

都市伝説‥‥‥

UFO‥‥‥

ウンモ星人‥‥‥

エイリアン・アブダクション‥‥‥

インプラント‥‥‥

これにケンドーコバヤシがやりすぎコージーで主張していた「男子が輪になって外側向いてオナニーすればUFOすぐ来るんデス!」という仮説を組み合わせてネームにしてみたら‥‥‥‥‥‥‥‥‥

じ、尋常でない電波!!!

ゆんゆん!!!

あうあう!

ものかきとして「特攻隊」の心持ちならこの電波ネームでも編集さんの猛反対をドーンと押しのけて「ははははははははは」と描ききってしまうところなのデスが正直散華するほどのネームではなく本当にただの電波漫画だったので「犬死には如何なものか?」とわたくし感動的な冷静ぶりを発揮して急遽古典落語のインスパイヤに鞍替えしたわけでした。
三遊亭圓朝の「死神」は、都市伝説っぽいといえば、ぽいし‥‥‥

前掲載号で「アーニャの麻雀都市伝説の巻」と予告している手前、「シリーズ・アーニャの麻雀都市伝説 死神~三遊亭圓朝リスペクト~の巻」というなんとも長ったらしいサブタイトルになっているのデス(!)。



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