HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第30話≪2004年世界競争力報告≫

2005年02月11日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyaji通信で第28話は世界経済フォーラム、通称ダボス会議のことを書きましたが、この世界経済フォーラムが毎年会議の始まる数ヶ月前に、恒例の「2004年世界競争力報告」(注:参照)を発表している。
 
 104ヵ国・地域中で日本の総合評価は2003年の11位から9位に上がり≪ベストテンへ復帰≫となったのでる。2001年には21位まで低下したことを考えると9位は健闘かもしれないが、このフォーラムがスイスのIMDと共同で調査をしていた1995年以前には、1980年代後半から1993年まで日本が1位であったことを思えば、9位ではまだまだという人もいるでしょう。統計の取り方によっても評価結果が異なる、このようなランキングに一喜一憂すべきでないという意見もありますが、国際的にみて日本のどこに問題があるかをチェックするには、この種の国際評価は参考にすべきである。

 高校生のみなさん、このランクは日本がどの状態におかれているかを知る目安にしてください。

 HageOyajiは、フインランドと台湾に大いに興味を持っておりましたところ、日本でも有名なコンサルタント大前研一氏が、既に、自分の「大前研一ニュースの視点」(注:参照)で2003年に取り上げられております。
大前研一氏、このたび、専門職大学院(注:参照)を作りました。教育改革の必要性を叫ぶ人は多いですが、実践している人はまれです。大前研一氏は着実に理想に向かって前進しています。その大前研一氏が、今、最も重視しているのが「論理的思考力」。21世紀のような先が読めない時代には、「マニュアルを暗記する力」「教科書どおりに動く力」は、役に立ちません。こういう人は目先の小さいことができても、智恵を使った夢のある仕事はできません。
これから求められる人財は、

    ≪現象から本質を読み取り、柔軟に対応する力≫

を大前研一氏は「本質はこうやってつかむのだ」という手本を、月に2回無料メルマガで示してくれており、HageOyajiも本当に勉強になっています。

  Global Competitiveness Report 2004-2005(◆の国に注目)
    ◆1. Finland       
     2. USA         
     3. Sweden       
    ◆4. Taiwan
     5. Denmark
     6. Norway
     7. Singapore
     8. Switzerland
    ◇9.Japan
     10.Iceland
     11.United Kingdom
     12.Netherlands
     13.Germany
     14.Australia
     15.Canada
     16. UAE

HP上の Full rankings 項目をクリックすると、前年の順位が掲載されています。


Global Competitiveness Report 2004-2005
大前研一ニュースの視点
ビジネス・ブレークスルー大学院大学(専門職大学院)

                

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