HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1389話≪「先進国における子どもの幸福度」日本は総合6位だが問題あり≫

2014年02月05日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、国連児童基金(ユニセフ)と国立社会保障・人口問題研究所は昨年12/25に「先進国における子どもの幸福度―日本との比較 特別編集版」を発表しています。

 この調査は、先進31カ国の子どもの幸福度を下記の5つの分野から検討し、日本の順位を示しています。

 ≪日本の順位≫

  ◆31カ国中順位:日本は総合6位
    第1の分野:物質的な豊かさ(21位)
    第2の分野:健康と安全(16位)
    第3の分野:教育(1位)
    第4の分野:日常生活上のリスク(1位)
    第5の分野:住居と環境(10位)


 ≪総合順位≫は以下のとおりです。
    第1位:オランダ
    第2位:ノルウェー
    第3位:アイスランド
    第4位:フィンランド
    第5位:スウェーデン
    第6位:日本

 日本の総合順位は31 カ国中、第6位で、子どもの幸福度に関してはトップクラスであるように見えますが、「教育」と「日常生活上のリスク」が1 位のお陰です。

 問題は、「健康と安全」の分野は中間位置ですが、「物質的豊かさ(子どもの貧困)」では最下位から3分の1のグループに入っていることなのです。


 「物質的豊かさ(子どもの貧困)」順位が低いのは、貧困ラインを下回る子ども(0~17歳)の割合が14.9%と高いことや、下回った子どもたちの所得の平均が、貧困ラインの額の約7割にとどまっていることなどが理由のようです。

      

 又、「健康と安全」の分野では、低体重(2500グラム未満)で生まれた乳児の割合が高かったのが響いています。報告書は、低体重の女性の増加や、妊娠中に厳格に食事を管理する傾向などを原因に挙げています。

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