高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、このHageOyaji通信のカテゴリーに【疑問質問】を増やしましたので、既に過去にコメント欄で疑問質問を受けていたことを中心に、HageOyajiからのアドバイスを掲載しておきます。
≪疑問質問≫
アルバイトから正社員と初めから正社員 (素朴な疑問) 2005-02-15 15:34:27
私が以前いっていたアルバイト先では「アルバイト」を何年か続けると社員になれる、というところだったのですが、実際社員の方に話をきくと、。アルバイトから社員になるより、社員として入る方がいいそうです。
何故ならアルバイトからだと、アルバイトの段階をふんで、アルバイトの立場で店(販売店でした)を任されて、それがちゃんと運営できる力をつけてから社員になる。年月がかなりかかる上にバイトという立場のせいで同じ仕事量をしていても給料は少ないそうです。でも社員からはいると、半年ぐらいで店を任される。
しかもアルバイトだと社員から「あいつはバイトだから責任感がない」と軽く見られてしまうそうです。
なんだかそういうのを聞くとやっぱりアルバイトから社員になるより、最初から正社員を目指したほうがいいのかな?なんて思ってしまいます。
実際、アルバイトから社員登用でじっくり仕事力と責任感を育てていき、自分に不向きだと思ったら辞めやすい立場と、初めから正社員で責任感ばかりが重いけど給料がいい、すぐ辞められない立場だとどちらのほうがよいのでしょうか?
今、外食産業トップの二人の話題から話そう。
一人は、今年の1月16日、アメリカ・マクドナルドは、前社長兼最高経営責任者(CEO)のチャーリー・ベル氏ですが、故郷のオーストラリア・シドニーで結腸直腸ガンのため死去したと発表されました。ベル氏は44歳の若さでした。ベル氏は15歳の時にシドニー店にアルバイトとして入社し、昨年4月には経営トップで、話題を呼びました。ベル氏は昨年4月にCEO(社長兼最高経営責任者)に就任したわけですが、その翌月にガンが見つかり、療養のために昨年11月で退任していたということです。アルバイトからCEOに就任したベル氏。15歳の時にアルバイトを始め、19歳でオーストラリア最年少の店長、その後20代で欧州の出店事業を担当し、29歳で取締役に就任。IT関連の会社では20代の取締役など珍しくもない昨今ですが、マクドナルドという世界的な企業の中で、アルバイトから上り詰めたということには驚きですね。ベル氏はその後も昇進を続け、2004年4月に当時のカンタルポ会長兼CEOが急死したことに伴い、43歳の若さでCEOに就任しました。
もう一人は、牛丼の吉野家、現社長安部修仁氏もアルバイトから社長になったことで有名ですね。牛丼の吉野家ほど奇跡的な企業はないだろうね。破竹の勢いで急成長した1970年代後半、一転して1980年7月に倒産、会社更生法適用。その後セゾングループの支援を受けながらわずか7年で負債を完済。1990年株式公開、その後は外食産業トップクラスの経常利益率を維持し、2000年11月に東証一部上場を果たした。安部修仁社長は同社のアルバイトからのたたき上げで倒産の当時は中枢の社員として怒濤のように押し寄せる苦難と戦った人物です。
二人に共通する点は、統率力、発想力、柔軟性などそれらの能力に長けた人なのです。おそらくは若さゆえの苦労や衝突もあったと思うんですが、それに打ち勝つだけの強さが一番大切なものとして超えてきた方です。
しかし、上記の二人は非常に運の良い、まれな例えですので、HageOyajiは≪正社員登用ありのアルバイト≫のチャンスがあるときは、
1.その企業で、自分をスキルアップやステップアップできるか?
2.その企業には「職業的な智恵」を身につけた「師匠」がいるかどうか?
3.その企業の人事制度、給与制度がどうなっているか?
を、みなさん、自分の目で確かめてください。
21世紀に生き残れる企業なら、アルバイトからなった社員と直接採用社員を絶対に区別しないでしょう・・・
>アルバイトから社員登用でじっくり仕事力と責任感を育てていき、自分に不向きだと思ったら辞めやすい立場と、初めから正社員で責任感ばかりが重いけど給料がいい、すぐ辞められない立場だとどちらのほうがよいのでしょうか?
HageOyajiが思うのは、辞めやすいのは、正社員の方で、貴方のように仕事力がついてくると給料以上に自分の付加価値(スキルアップ)が備わったことに気づき、辞め難いものです。即ち、仕事力がつくと言う事は、組織を支えていくという自立した生き方が備わってくるのです。組織を支えるとは、組織に所属する社員の人件費を稼ぎ出す仕事の糧を開拓できる人ですよ。これが企業が求めている≪人財≫なのです。そういう人を経営者は必ず見ており、見逃しません。
素朴な疑問が出たら、いつでもコメントしてください。
みなさん、このHageOyaji通信のカテゴリーに【疑問質問】を増やしましたので、既に過去にコメント欄で疑問質問を受けていたことを中心に、HageOyajiからのアドバイスを掲載しておきます。
≪疑問質問≫
アルバイトから正社員と初めから正社員 (素朴な疑問) 2005-02-15 15:34:27
私が以前いっていたアルバイト先では「アルバイト」を何年か続けると社員になれる、というところだったのですが、実際社員の方に話をきくと、。アルバイトから社員になるより、社員として入る方がいいそうです。
何故ならアルバイトからだと、アルバイトの段階をふんで、アルバイトの立場で店(販売店でした)を任されて、それがちゃんと運営できる力をつけてから社員になる。年月がかなりかかる上にバイトという立場のせいで同じ仕事量をしていても給料は少ないそうです。でも社員からはいると、半年ぐらいで店を任される。
しかもアルバイトだと社員から「あいつはバイトだから責任感がない」と軽く見られてしまうそうです。
なんだかそういうのを聞くとやっぱりアルバイトから社員になるより、最初から正社員を目指したほうがいいのかな?なんて思ってしまいます。
実際、アルバイトから社員登用でじっくり仕事力と責任感を育てていき、自分に不向きだと思ったら辞めやすい立場と、初めから正社員で責任感ばかりが重いけど給料がいい、すぐ辞められない立場だとどちらのほうがよいのでしょうか?
今、外食産業トップの二人の話題から話そう。
一人は、今年の1月16日、アメリカ・マクドナルドは、前社長兼最高経営責任者(CEO)のチャーリー・ベル氏ですが、故郷のオーストラリア・シドニーで結腸直腸ガンのため死去したと発表されました。ベル氏は44歳の若さでした。ベル氏は15歳の時にシドニー店にアルバイトとして入社し、昨年4月には経営トップで、話題を呼びました。ベル氏は昨年4月にCEO(社長兼最高経営責任者)に就任したわけですが、その翌月にガンが見つかり、療養のために昨年11月で退任していたということです。アルバイトからCEOに就任したベル氏。15歳の時にアルバイトを始め、19歳でオーストラリア最年少の店長、その後20代で欧州の出店事業を担当し、29歳で取締役に就任。IT関連の会社では20代の取締役など珍しくもない昨今ですが、マクドナルドという世界的な企業の中で、アルバイトから上り詰めたということには驚きですね。ベル氏はその後も昇進を続け、2004年4月に当時のカンタルポ会長兼CEOが急死したことに伴い、43歳の若さでCEOに就任しました。
もう一人は、牛丼の吉野家、現社長安部修仁氏もアルバイトから社長になったことで有名ですね。牛丼の吉野家ほど奇跡的な企業はないだろうね。破竹の勢いで急成長した1970年代後半、一転して1980年7月に倒産、会社更生法適用。その後セゾングループの支援を受けながらわずか7年で負債を完済。1990年株式公開、その後は外食産業トップクラスの経常利益率を維持し、2000年11月に東証一部上場を果たした。安部修仁社長は同社のアルバイトからのたたき上げで倒産の当時は中枢の社員として怒濤のように押し寄せる苦難と戦った人物です。
二人に共通する点は、統率力、発想力、柔軟性などそれらの能力に長けた人なのです。おそらくは若さゆえの苦労や衝突もあったと思うんですが、それに打ち勝つだけの強さが一番大切なものとして超えてきた方です。
しかし、上記の二人は非常に運の良い、まれな例えですので、HageOyajiは≪正社員登用ありのアルバイト≫のチャンスがあるときは、
1.その企業で、自分をスキルアップやステップアップできるか?
2.その企業には「職業的な智恵」を身につけた「師匠」がいるかどうか?
3.その企業の人事制度、給与制度がどうなっているか?
を、みなさん、自分の目で確かめてください。
21世紀に生き残れる企業なら、アルバイトからなった社員と直接採用社員を絶対に区別しないでしょう・・・
>アルバイトから社員登用でじっくり仕事力と責任感を育てていき、自分に不向きだと思ったら辞めやすい立場と、初めから正社員で責任感ばかりが重いけど給料がいい、すぐ辞められない立場だとどちらのほうがよいのでしょうか?
HageOyajiが思うのは、辞めやすいのは、正社員の方で、貴方のように仕事力がついてくると給料以上に自分の付加価値(スキルアップ)が備わったことに気づき、辞め難いものです。即ち、仕事力がつくと言う事は、組織を支えていくという自立した生き方が備わってくるのです。組織を支えるとは、組織に所属する社員の人件費を稼ぎ出す仕事の糧を開拓できる人ですよ。これが企業が求めている≪人財≫なのです。そういう人を経営者は必ず見ており、見逃しません。
素朴な疑問が出たら、いつでもコメントしてください。
HageOyaji通信の第8話≪正社員&フリーター≫に記載してます。再度クリックしてお読みください。
尚、厚生労働省が本日(22日)「05年版労働経済白書」で、仕事も通学もせず職業訓練も受けていない「ニート」に相当する若年無業者は64万人、フリーターは213万人と発表しましたね。フリーターとは、厚生労働省の定義によれば、低賃金、低技能のパート労働者の213万人ですが、総務省の定義では、派遣社員や契約社員を含めるために417万人です。
21世紀型企業は、情報漏洩や効率を考慮し、契約社員や派遣社員を止め、正社員に切り替えてきております。
いつかの機会に、派遣社員や契約社員のデメリットを纏めてみましょう・・・