HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第363話≪大学の新入生教育に関する現状調査(日本生涯学習総合研究所)≫

2007年02月21日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、昨今の学力低下や未履修問題について、大学側はどのように捉えているのだろうか?を中心に、日本生涯学習総合研究所は、「大学の新入生教育に関する現状調査」を行っております。
 この調査報告は、日本生涯学習総合研究所が、平成18年2月に実施した、大学の新入生に対する入学前準備教育や入学後のリメディアル教育、初年次教育等を中心に全国の大学の現状を調査したものです。
     ◆調査テーマ
      「大学の新入生教育に関する現状調査」
     ◆調査対象
      全国の公立・私立大学
      (国立大学・大学院大学・通信制大学は除いた)
     ◆調査時期
      平成18年2月~3月
     ◆送付数・回収数
      送付数 615校
      回収数 291校
      回収率 47.2%

 調査内容は、

 Q1:
  貴学では入学者の学力低下や未履修が問題となっていますか?
 Q2:
  入学者の学力低下や未履修に対してどのような対策を行っていますか?
 Q3:
  入学前のプレアドミッション教育(入学前準備教育)で実施している、または実施を予定している内容は何ですか?
 Q4:
  どのような形でプレアドミッション教育(入学前準備教育)を行っていますか。または行う予定ですか?
 Q5:
  入学後のリメディアル教育(補正教育・補完教育)で実施している、または実施を予定している内容は何ですか?
 Q6:
  どのような形態で入学後のリメディアル教育(補正教育・補完教育)を行っていますか、または行う予定ですか?
 Q7:
  入学者に対して実施している、または実施する予定のプレースメントテストの内容は何ですか?
 Q8:
  どのような形態でプレースメントテストを行っていますか、または行う予定ですか?
 Q9:
  貴学の教員が高等学校へ出向いて講義や学問の紹介を行っていますか?
 Q10:
  貴学では高校生を大学に招いて授業や学問の紹介を行っていますか?


 その結果、(詳細は「大学の新入生教育に関する現状調査」をクリック)

            


 「学力低下が問題となっている」は、43.3%
 「学力低下と未履修の両方が問題になっている」は、34.7%

 そうした中、どういった対策を行っているかという質問に対しては、
 「推薦、AO入試の入学者に対する入学前のプレアドミッション教育(準備教育)を実施している」は、全学部で実施+一部学部で実施で、56.7%
 「入学後のリメディアル教育(補完教育)を実施している」は、37.5%
 「高校の学習や履修科目に配慮したクラス編成を行っている」は、7.2%

 推薦入試やAO入試の定員枠が増加している今後、このような対策が更に充実されるでしょう。

               

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