HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第37話≪明日は”ひな祭り”≫

2005年03月02日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、ひな祭りは3月3日、女の子の成長や幸福を願う行事で「桃の節句」とも言いますね。「桃の節句」と言ったのは旧暦の3月3日(今年は5月11日)頃が桃の花の咲く時期に当たるためです。

             

 女の子のいる家庭の多くはひな人形を飾り、桃の花やひなあられ、菱餅、白酒などをひな人形と共に飾り(供え)ます。

 ひな祭りの起源は、身のけがれや災いを人形に移し、川に流して厄払いしたという、中国伝来思想として、桃には魔避けの力があるという考え方がありしまたので、この日は「禊(みそ)ぎ祓(はら)いの日」とも考えられました。

 これが日本に伝わると女の子の人形遊びと結び付き、江戸時代(1603~1867)からはひな祭りとして行われるようになりました。

 この桃の節句を別の言い方では「上巳」ともいいます。これは中国伝来の5節句の一つで、ちなみに5節句とは次の物をいいます。

     1月7日 人日(じんじつ)
     3月3日 上巳(じょうし)
     5月5日 端午(たんご)
     7月7日 七夕(しちせき)
     9月9日 重陽(ちょうよう)

 この桃の節句・上巳の日に行う祓いの行事のことを「上巳の祓い」とも言います。もともとは雛祭り・桃の節句も5月端午の節句も男女の別はなかったようですが、江戸時代頃から、豪華な雛人形は女の子に属するものとされ、逆に5月の場合は菖蒲を使うことから菖蒲(しょうぶ)が勝負に通じて武士の男の子のお祝いと分かれていったようですね。

社団法人日本人形協会「ひな祭りの歴史」
ひな祭りの豆知識

                

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