HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第305話≪栃木県立宇都宮高等学校生が教えるSSH中学生講座≫

2006年10月20日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省が理数系教育重点校に指定している制度「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)を知っていますね。

 HageOyaji通信:第204話≪平成18年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)新規指定校の発表≫にも詳細を配信しています。

 「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)に指定されている宇都宮市の県立宇都宮高校は10月14日に「栃木県立宇都宮高等学校生が教えるSSH中学生講座」を開催し、理系クラスの2年生が先生となり、約30人の中学生を相手に、約2時間にわたって授業を行い、中学生に教える楽しさを実感したようです。


 科学の楽しさを学んでもらおうと、2004年度から毎年開催。中学生は、物理、化学、生物の3講座に分かれ、電池を使わずに音が聞こえる「ゲルマニウムラジオ」作りやブロッコリーからDNAを抽出する方法などを体験しました。

 化学の授業では、3種類のアルコールに酢酸や酪酸を混ぜて化学反応させ、果物の香りを作り出す実験や、強烈な酸っぱいにおいだった液体が、次第にリンゴやパイナップルなどの香りに変わる様子に中学生から感嘆の声があがったそうです。

 中学生には、実験の合間に聞く高校生活の話しにも興味あり、先生役の高校生は、理科系科目に興味を持ってもらい、実験や勉強の楽しさを知ってもらえたらうれしいようでした。