George Harrison 『All things must pass』

　Goeroge Harrisonの不朽の名作『All things must pass』を聴く。1970年、Beatlesが解散直後に録音された作品で、バックにはEric Clapton, Clarl Radle,Jim Gordonそしてbobby Whitlockというあの名盤『Layla』を生み出したDerek and the Dominosのメンバーの他に、Ringo Starr,Billy Preston,Dave Masonといった面々が参加している。彼らの名はオリジナル発売当時にはクレジットされていなかった。発売当時このアルバムは3枚組LPで5,000円。当時ビートルズを聴き始めたばかりの小学生だった私は5,000円もするレコードを買える筈もなく、レコード屋でBOXを手に取り眺めていた。今回聴いているCDは2001年にデジタル・リマスタリングされ、未発表tracksも加えてリリースされたものだ。
　Georgeの才能が一気に開花したような記念碑的作品、“Let it down”“Apple Scruffs”そしてインド哲学に深く傾倒したGeorgeが「諸行無常」を歌った“All things must pass”等本当に美しい曲が並んでいるAddtional truckにはGeorgeのギター1本弾き語りの“Beware of darkeness”がGoeogeの息使いまで感じさせるようだ。愛息Dhaniも加わって再録音された“My sweet load 2000”はオリジナルと違った良さを感じさせる。