ここ1年ほどホットな新店進出がなかった広島ラーメン界に
ドすごいニューフェイスが現れたぞ!!
それは
麺処 金田家和田党 広島宝町!!
去年の3月のオープンながら、すぐに豚骨ラーメンを愛する人たちのド肝を抜き、
あっという間に名店の仲間入りをした福岡・行橋にある「麺処 金田家」の暖簾分けになります。
行橋の金田家は「かなり濃厚な豚骨ラーメン」という情報は聞いていたのですが…
実はこの金田家、今年の早春には“広島進出”するという情報を掴んでいて、とても楽しみにしていたのです!
8月17日に開店したのですが、それに先立ち14日、15日の土日に関係者を招いてのプレオープンがあり、オーナーからご招待を受けました。
ちょっと先に、いただくことができました。ラッキー!
いやぁ…、
まじウマイ!!
少し表面が泡立っているスープは
まるで
濃厚でクリーミーな豚骨のポタージュスープを飲んでいるような感じ!!
でもまったく臭みが無いんです!!
鹿児島産の黒毛豚の豚骨のみを使い、そこからの“一番だし”のみでスープを取っているそう。
また元ダレの醤油は北海道の根昆布と大分産のしいたけを使って醸造したオリジナルのもの。
塩っぱくもなく、抜群のスープでしたね。
またストレートの麺も、かん水の臭みがほとんどないとても美味しい麺。
スープとの相性もバッチリでした!!
あっという間に、スープまで完飲完食してしまいました!!
実は、このプレオープンのスープは濃度が少し濃かったらしく
17日~19日まで行橋の本店のご主人が、少しでも本店の味に近づくようにと修正を加えたとのこと。
19日にいただいたときは、プレオープンの時にくらべるとスープが薄かったのですが
逆に豚骨と元ダレの絶妙なバランス加減を味わうことができ、金田家の味の奥深さをさらに思い知らされたのでした。
基本的にお店は若い人たちが切り盛りしていくとのこと。
この美味しいラーメンの味をキープし、どれだけ深めていくことができるのか…
これからが正念場ですが、頑張ってほしいと思います!!
これまで本格派の豚骨ラーメンを広島で食べさせてくれるお店は
かばちやぐらいかな?
と思っていたのですが、
強力なライバルが出てきましたね!!
ぜひ切磋琢磨し、広島のラーメン界を盛り上げてほしいなと思います!!
さて…
実は行橋の金田家のご主人、“元競輪選手”でした。
事情があって数年前に選手を引退し、第2の人生をラーメンにかけようと考えました。
「ラーメン店で修行を」と思ったのですが、年齢などもあってなかなか雇ってくれるお店がなかったといいます。
そこで、自分でいろいろな門を叩き、独学でラーメンを学んだそうです。
それでここまでのすごい味を出されるのは驚異的ですよね!!
そんな九州で大評判になっているラーメン店に今年の2月も終わるころ、かつての同期が訪れました。
競輪のレースに出るために全国を渡り歩いていることもあり、これまでいろいろなラーメンを食べてきました。
しかし金田屋のラーメンを食べた瞬間、これまでにない感動が走ったといいます。
競輪学校でともに苦労を重ね、レースで切磋琢磨してきた同期の選手。
しかも引退後、出店にこぎつけるまで苦労を重ねた同期が作った美味しいラーメンを、少しでも多くの人に味わってもらいたい…
そしてわずか半年足らずでの広島の出店のために奔走したのが
広島の店のオーナーで、かつ現役の競輪選手である
和田誠吾さんでした。
S級1班と競輪選手としても一流、またかつては選手会長を務めるなど後輩たちからの人望も厚い和田さん。
競輪選手以外の人たちからも慕われています。
その中から、夢を追いたいと望む若い人たちと一緒に広島のラーメン界に旋風を巻き起こそうとしている「金田家和田党」…
オレも“党員”の一人として、その成長を見守っていきたいと思っています
(もう、党員になってる 苦笑)
早く煮たまごを食べたいんだ これがおいしいらしいんだが、すぐ売り切れて食べられない
このたまごでたまごかけごはんを出すという話もあって楽しみにしてるんだ!
お店データ
麺処 金田家和田党 広島宝町
広島市中区宝町4-13 第1片山ビル1F
http://kanadaya-wadatou.jimdo.com/
082-246-7288
11:00~15:00
17:30~21:30
※30分前ラストオーダー
※売り切れしまい
定休日 当面なし
駐車場 なし(周辺にコインパーキング多数)
黒豚らーめん 680円
チャーシューめん 880円
替玉 150円
煮たまご 100円
黒豚ギョウザ 300円