赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

静かな湖畔(4)

2008-11-23 02:32:03 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

お昼時、というか単純に時間が早すぎてか人気(ひとけ)のない支笏湖(しこつこ)。あの浦和者の姿さえもなく、目論見はいちおう成功と言えようか。風光明媚っつーことで、ここからはいつもより大きめ画像にて。



支笏湖を始点とする千歳川が流れ出したところにかかる山線鉄橋は鉄橋として我が国最古のものとか。もともと製紙会社の物資輸送用鉄道で使われていたものが最近移設されてきたものらしい。社会インフラヲタにはたまりませんな。



つまりは千歳駅から、鮭のようにとは言わないが千歳川を上ってきたことになる。サーモンパークの後に来たせいか、何となく感慨深いものがあった。



この日は雨が降ったり晴れ間が差したりではっきりとしない天気だったのだが、それがゆえに時折雲間から漏れる日差しの実に神々しかったこと。自然の「偉大さ」みたいなものに心を奪われたのは在米時のヨセミテ国立公園以来かもしれない。



この支笏湖はサミットで一躍有名になった洞爺湖よりやや内陸に位置する、我が国最北の不凍湖(凍らない湖)らしい。ただ飯を喰ってるときに観光客と店のオヤジの会話によれば、ぶっちゃけ凍るときもあるらしいのだが、まあ「基本的には」凍らないということで。



曇っている、というか雨が降りつけているときはこんな感じ。少女の持つ雨傘のピンク色もやや色褪せて見える。



実はここまでほぼ貸切状態で、多少の雨はあっても実に贅沢な時間を過ごした。まあおっさんふたりというのが物悲しいところなのだが。



(つづく)

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