赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

啓太

2017-07-17 23:24:54 | Urawa Reds
月並みな表現ですが、まさに夢のような時間でしたね。浦和レッズへの16年間の多大なる貢献はもとより、レジェンドたちにまた会う機会をくれた啓太に深謝。



なかでも山瀬、闘莉王、細貝といった、何となくしこりの残るような別れ方をした選手たちとも今回再会できたのは個人的に本当にうれしかった。埼スタに響く闘莉王のチャントにはちょっとホロっときました。



啓太には悪いけどこのFKだけは正直中村俊輔選手に蹴って欲しかったかも。だってこんな機会でもないとワクワク彼のワールドクラスのFKに素直に期待できる機会なんてないので…普段はあの左足に呪いの念を送ってばかりだからなあ(笑)



犬飼さんはまたぶっちゃけトークしてましたね。宇宙開発の件もいじってたし(笑)そして、犬飼さんがアテネ五輪代表に啓太が選ばれなかった時には本当に立腹した、というお話をされた後に、啓太についていろんな方が語る動画の中でその人間力さんが登場した時は正直失笑を禁じ得ませんでした(笑)



この時は福田さんの引退試合に続いてまたスパイクが天に召されるのかとメインスタンドの屋根を見上げてしまいました。



これは試合後の場内一周の際の一幕。輝かしいセカンドキャリアになることを祈っています。



その啓太のために集まってくれたブルーフレンズの皆様本当にありがとうございました。特に現役組の皆さんは忙しいスケジュールを縫って埼スタに来てくれて本当にありがとう。さわやか893こと福西さんのヒールコントもお見事でした。しかし引退されて随分たつのにいい動きでしたね。



野人岡野と岡田監督のジョホールバルコントは最高。



浦和を離れた選手たちの元気な姿を見られたのもうれしかった。



相変わらず見事なコレオをありがとうございました。ACL優勝のトロフィーを掲げる啓太のシルエットだったのですね。



うーん、言葉ではうまく表せませんが、本当に楽しい時間でした。本当にありがとう。しかしなんつーか、こっちは啓太を労いに引退試合に行ったつもりが、ほぼ一方的にもてなされて帰ってきちゃった感じでなんか申し訳ない😅


【本】「図解でよくわかる 地政学のきほん」(荒巻豊志・監修)

2017-07-17 12:21:16 | エンタメ・書籍所感
 最近巷では一定のブームになっている感さえある地政学ですが、当方もご多分に漏れず流行りに乗って手に取ってみました。本書ではその地政学について「地理的な条件が国家の政治・経済・軍事に与える影響を研究する学問」と定義づけています。そして地政学を学ぶための第一歩は世界の歴史を知ることとした上で、日本、中国、ロシア、米国、英国、欧州な各国・地域を、主要な歴史的フェーズごとにそれぞれ地図を解説して参照させばがら解説していく内容になっています。ですので、本書の冒頭でも宣言されているとおり地政学の教科書というよりは「地政学の勉強のために必要な歴史を概観するテキスト」になっていると言えそうです。

 ただ、とは言いながらも、「ランドパワー」(露独仏中などの大陸国家)、「シーパワー」(英米西蘭日などの海洋国家)、「ハートランド」(ユーラシア大陸でシーパワーの影響が及ばないエリアのことで、英国の地理学者マッキンダーがこのハートランドを制する国家が世界を制するとしたエリア)、「リムランド」(ハートランド外縁で直接海洋にアクセスできるエリア)、「チョークポイント」、「シーレーン」、「不凍港」などいわゆる「地政学用語」とされているワードの解説も散りばめられていますので、少なくとも地政学の基本用語くらいは勉強できる内容にはなっています。

 本書のコンテンツのうち、以下の2点についてそれなりに消化できたことが個人的な収穫でした。

(1)戦前の満州国をめぐる日本、中国、ロシアと列強各国との間の地理を中心にした相互関係。1931年の満州事変以降日本が南へ南へと戦線を拡大していき、最終的に大国アメリカと対立して開戦にまで至ったその理由について、例えばいわゆる援蒋ルートがどこにあったから日本はそれを断ち切るためにどこに侵攻したとか、そういう地理的な側面でのみた当時の状況や関係各国間の関係

(2)パレスチナ問題について、第1次世界大戦時の英国の三枚舌外交、いわゆる「アラビアのロレンス」に端を発した中東の混乱の象徴としての戦後のイスラエル建国と、それ以降の歴史的経緯、そして4次にわたる中東戦争等のたびに変化したユダヤ人とパレスチナ人それぞれの勢力地図(占領地や居住地)の推移、これまでニュースでは耳目にしてきた地域名の正確な位置(「ヨルダン川西岸」、「ガザ地区」、「ゴラン高原」など)といったもの

 そもそも、この「地政学」と呼ばれるものそれ自体が本当に独立した学問として確立しているものなのか、といった議論はあるのだろうとは思いますが、いずれにしても本書は中高生や歴史を苦手にしている方を想定してかかれたものですので、非常に読みやすくてサクサクと読み進められると思います。ただ、1点だけ苦言を呈するなら、やや誤字脱字が多いのがちと気になりました。

7月16日(日)のつぶやき

2017-07-17 01:44:05 | Weblog