昨日、スマホに田中邦衛さんの訃報が入りました。
８８歳だったそうです。
田中邦衛さんと言えば、すぐに思い出すのが若大将シリーズで、加山雄三主演の東宝の映画です。
今の人は知らない人も多いでしょうが、老舗のお坊ちゃんである加山雄三さんとマドンナ役の星由美子さん、そこに横やりを入れる青大将こと田中邦衛さんの青春映画でした。
私は、それをすぐに思い出したのですが、今朝のラジオで、
「すぐに思い出すのは、『北の国から』」
ということで、なるほど・・・と思いました。
もちろん、私も「北の国から」というドラマは良く知っていますし、楽しみにして見ていました。
でも、なぜか田中氏の訃報ですぐに頭に浮かんだのは、若大将シリーズでした。
青大将役の田中氏は、最初の頃はまだ大学生で、「すみちゃん」「すみちゃん」と唾を飛ばしながら星由里子さんが演じるマドンナを追いかけるコミカルで軽い役柄でした。
そのイメージが強かったので、北の国からのお父さん役を見たときは、ギャップを感じたものです。
でも、それしか知らない人は青大将の田中邦衛氏を見たら、かなりのギャップを感じるのかもしれないと思いました。
でも、味のある良いお父さん役だったと思います。
毎回、泣かされたように思います。
８８歳、老衰ということでした。
老衰とは、
”加齢により心身の能力が衰えること”
だそうです。
特にどこが悪いというわけではなく、徐々に体力が衰えて自然に力尽きてしまうようです。
理想的な亡くなり方なのかなと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
