男たちの旅路 第一部(内容の細かいネタバレはありません)

男たちの旅路の第一部をレンタルDVDにて鑑賞しました。
男たちの旅路は初めて見ました。

主演の鶴田浩二さんは、もちろんお名前とお顔は知っていましたが、
実際に出演していらっしゃる映画やドラマを見たことはなかったので、
「初・鶴田」でした(笑)
30年ほど前で鶴田さんはすでに結構なお年(50くらい？)ですから、当然と言えば当然ですが、
やっぱりちょっと(というか、かなり)古臭い感じは否めません。
でも、ああ言った「ヒューマンドラマ」って、最近あまりないですよね。
ガードマンとして出会ういろいろな事件の他に、
上司である元・特攻隊(戦後30年ほど経っている)の鶴田浩二さんと
(当時の)現代っ子の若者達の豊さん、森田健作さん、桃井かおりさんという
考え方も生き方もすべてが違うこの両者がどうやってお互いを分かり合って行くのか、
というところに興味が湧きました。

森田健作さんは見た目はピッシリしたいかにもお坊ちゃんな好青年、
豊さんは髪がちょっと長くて、チャラチャラした感じの青年。

ドラマの設定は戦後30年くらい、そして今、ドラマから約30年。
「俺は若い奴らが嫌いだ」
と言われていた豊さん達世代が中年世代になっている今、
きっと、「最近の若い奴らは…」なんて言っているのだろうと思うと何か、変な感じです。
でも、30年前と今の若者は、根本はあまり変わらない。
今の方がより裕福になったという意味では大きく違うこともあるけれど、
若者の根本は変わらない気がします。
(歳を重ねると多くの人々が自分の若かりし頃を忘れてしまう)
男の子もファッションに目覚めていて、ちょっとナヨナヨしたところがあり、
女の子にモテることに一生懸命だったり、ちょっとクールな部分があったり。
だから劇中での豊さんや森田健作さんを見ていても、あまり違和感は感じません。

しかし、さすがに鶴田浩二さんには違和感を感じます。
やっぱりジェネレーションギャップが大きいです。
戦争を生き抜いた、ということはそれだけの影響がある、とうことでしょうか。

まだ最初の第一部の1～3話を見ただけなので、こんな感想ですけど。
続けてレンタルして全部見たいと思います。