気分転換

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日常を気楽に綴っています。

ボストン美術館の至宝展

2017年09月28日 | お出かけ

上野の東京都美術館7/20~10/9まで

「ボストン美術館の至宝展」が開催されています。

8月にチケットを買っておきました。

私は1300円、夫は65歳になったので1000円で入れます。

絵画の事は全然わからないのですがここ数年

夫が「機会があったら本物を見ておこう」と

度々美術館に出かけています。

絵画ファンは多くて何処に行っても混雑しているのには驚きます。

上野公園を散策しながら到着しました。

前回の「ゴッホとゴーギャン展」以来ここは2度目です。


説明がないとわかりません。
全然知識がないのでいつも音声ガイドをお借りして聞きながら回ります。

今回は竹内結子さんの心地よい声に繰り返し聞いてしまいました。

約50万点もの作品を所蔵する世界屈指のボストン美術館から
えりすぐった80点が展示されています。

中は撮影禁止です。

朝日新聞の記念号外を頂いてきたのでそれを撮ってみました。

今回の一番の目玉は・・・

英一蝶の「涅槃(ねはん)図」

忘れないように何度も音声ガイドを聞きなおしメモしてきました。(笑)

この絵は、釈迦がこの世を去る時の絵図で
江戸時代中期の絵師「英一蝶」の作品です。

悲しさに弟子や友人、動物、昆虫までもが泣き叫んでいます。

余りに大きく(縦2.9m、横1.7m)経年劣化のため、ボストン美術館でも
25年前に展示されて以来表に出すことが無かった作品だそうです。

170年ぶりに本格的な修理が行われ初の日本公開、里帰りを果たしました。

 

そしてもう一つはゴッホの

「郵便配達人ジョセフ・ルーラン」と
「子守歌、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン婦人」

あの耳落とし事件の前と後に描かれた作品で

画風が変わったことがわかります。

この他にも知っている所ではモネの睡蓮など・・

古代エジプト美術・中国美術・日本美術・フランス美術・アメリカ美術・現代美術と
どれも見ごたえのあるものばかりでした。

2時間位かけてゆっくり鑑賞しました。

国や州の財政援助を受けずに個人の寄贈や寄付により
コレクションを増やし続けているという「ボストン美術館」。

中々アメリカまでは行けませんからこんな機会に是非お勧めです。

 

上野なのでお昼は「藪そば」を食べて帰る事にしました。

相変わらず行列ができています。

アメ横は久しぶりでした。
賑わいは相変わらずですが様子がだいぶ変わっていました。

前は余り見かけなかった「昼のみ」の方々。

お店の外にテーブルが並びどこも満席
老若男女楽しそうで美味しそうです~


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
okeiさん、こんにちわ (たか)
2017-09-30 14:49:20
御主人様と素敵な一日でしたね。
私もここのところ出掛けてばかりでブログも取り敢えずの間に合わせばかり。

時々お里帰りの名絵が公開されますね。国立博物館に勤務している嘗ての教え子が入場券を2枚送って下さいましたので観賞してきた事が有りますが、まぁ凄い行列でした。
涅槃絵は姉が嫁いだ寺にも有りますが(大きさは同じくらい)昔は日本を歩いていた絵師が寺に泊り、お礼に襖絵や書を残した時代が有ったのですね。
涅槃絵もその一つで今も事あるごとに飾られますが姉は落款が無いのを残念がっています。
要するに作者不明なのです。

偶には私も美術館に足を運びたいのですが、なかなか
たかさんへ (okei)
2017-09-30 21:54:18
わぁ、凄いですね。
お姉様の所の涅槃絵もこれと同じくらいの価値あるものかもしれませんね。
確かこれも何処かの寺がお金に困って売ったものがボストンに渡ったと聞いたか?読んだか?しました。
私は絵心もなくただの興味だけなのでオペラグラスを片手に筆のタッチなど隅々まで細かく見ている本当の美術ファンの方には申し訳ないです。
最近は熱海のMO美術館や上野の国立博物館なども行きましたが常設にもかかわらず人が多いですね。
どちらも「国宝」が多く展示されていて、よくもこれだけ集めたものだと感心しながら見学?鑑賞してきました。
わからないなりにも最近は結構楽しんでいます。

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