桜に込められたチカラ

時季外れなタイトルですみません
がしかし、ちょっと今日は感動したことがあったので。


今朝NHKの某番組にワライナキと言うアーティストが出演していました。
そのアーティストは男女の二人組みで、
ライブハウスやストリートを中心に活動を続けている。
CDは発売されているが、自分達でレーベルを立ち上げたようだ。
つまり大きなスポンサーがいると言うわけではない。


何ヶ月か前から彼らの存在が気になってて
ずっと見たい見たいと思ってたのだが、
近所でライブをやってなかったのでなかなか聴く機会がなかった。
そんな中出演すると言う情報を聞きつけ、
やっと今日見ることが出来た。


パッと見た感じ、なんのことはないごくフツーの姉ちゃんと兄ちゃんだった。
１曲目に歌ったのがサクラフブキと言う曲。
歌い始めたときも「ハッ」ってなることもなく、
どこかで聴いたことがあるような感じ。


ところが…



曲が進むにつれ、その言葉の１つ１つ、その音の１つ１つに、
目が、耳が離せなくなり、１コーラス歌い終わる頃には
あろうことか涙でウルウルになってしまった



サヨナラという旅の途中　多くの出逢いが待っているだろう
サヨナラという旅の途中　ツライ別離(わかれ)も待っているだろう

だけど辿り着きたい場所があるなら
今いる場所へは戻れない

二度とない人生を求め　歩き出す
僕たちに舞う　桜吹雪が笑ってた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



そこに何か強烈なものがあったワケじゃない。
気づけばごく自然に、彼らの世界に引きこまれていた。
それは６年前、コブクロのYELLを初めて聴いた時の感情に
とてもよく似ているような気がした。


そして次に披露してくれたケセラセラではこんな風に歌ってくれた。


「生まれて人はみな死に向かって生きていく」とか
「いつ死んでも後悔しないように」って生きていくとか
そんな生き方　僕はまっぴらさ
後悔するから明日がある
　　　　　　　　　　　　　　　


後悔するから明日がある…なかなか言えないセリフです。
その強さと言うか、弱い部分を乗り越えた人だけが持ってる
優しさのようなものに、ココロが震わされた気がしました。


そして一瞬でココロ奪われた私は、早速でCDを探しました。
けど、マイナーなせいかネットでは売ってイナイ
今日は引きこもると決めてたのにしょうがないけど
買いに行くことに

一番近いとこで福島にある妙にマニアっくなCD屋さん。
HPもめっちゃ手作りな感じ
大丈夫なんかと思いつつ電話で確認しようと思ったら
かけてもかけても繋がらない
とりあえず行ってみようと行ってみたが、
で地図を確認してもさっぱりワカラナイ。

結局怪しい人みたいにその界隈を15分も歩き回って諦めました
私としたことが…


ところが帰りにミヤコの文字発見
あれ？でもネットで見たのは２階って書いてたのに…
と思いつつフラフラ～っとその店へ。


店員はじいちゃんとばあちゃんの二人で
店内に流れてるのは昭和歌謡
明らかに違う感じ。
なのに何を思ったのか私、
いきなりじいちゃんに聞いた。



「インディーズのＣＤっておいてますか？」




あとから考えても有り得ない
良く聞けたもんだ。
もちろん答えはノーだ。
暑い中20分も歩き回って脳がヤラれていたのだろう。
しかも良く考えたら探してた店はミヤコではなかった
そんなことを後から気づく私。
遅すぎる…。


ところが店を出てもまだ探そうとする私。
もう一度地図を見ながら戻ってみる。
けどやっぱり見当たらない…
しょうがなしに駅まで戻った


改札入ってからも諦めきれず(どんだけ～～)
三宮のミヤコにしてみる。
そしたら…ありました

お腹もすいていたんですが何も食べず
とりあえず三宮まで向かいました
(最初からこっちにしときゃ良かったんだ)


結局三宮で無事ワライナキのCDをgetし、
２時間半に渡る捜索は無事終了しました。
(ほんとは１時間で終わるはずやったけど)



帰ってからワライナキのHPを見ながらCD聴いてると、
夕方５時半から三宮でストリートやるとか
さ、最初に分かってればその時間に合わせて行ったのに
ま、いいや今日はCDで我慢しよう。



コブクロの桜、
森山直太郎の桜、
河口恭吾の桜、
ケツメイシのさくら、
アンジェラアキのサクラ色、
いきものがかりのSAKURA、
そしてワライナキのサクラフブキ。


桜と言う曲に何か特別なチカラを感じるのは、
やはり桜自身が持つチカラなのでしょうか？
私自身も桜に導かれたことがあるので、
何か特別なチカラを感じます。



今日もまた桜が導いてくれた喜びを感じながら、
CD聴きたいと思います
ライブチケット、取れるといいな