Carpe Diem-Seize the Day-

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虹の橋

2011年07月09日 13時18分24秒 | 訃報
この7~8ヶ月の短い期間に
沢山の仲間達が旅立ってしまった。

黒コロちゃん、テリア雑種リュウ君、
白ペキオスカル君、そして飼主パパさんが
バーニーズだと言い張って譲らない、
あの欠点が何も無い程の63キロのゴンちゃん。
以前に住んで居た場所の16才位のコロちゃん
。。。

余りにも多過ぎる。たったの7、8ヶ月の
間に。

白ペキのオスカル君とは散歩時、
良く擦れ違って居た。
彼は確か6才頃にトリミング台から
落下し、恐らく脊椎損傷を受けたのか
ずっと以降、パパさんがストローラー
に乗せ、毎朝散歩をして居た。
東洋医学から当然西洋医学も
ありとあらゆる方法で治癒を目指したと
聞いた。

彼はあの神社管理人のもの凄く
優しい老婦人の御家族。

失礼かと思い、画像は撮って居ない。
彼がオスカル君だと名前を知ったのは
亡くなった後だった。

散歩で会うといつも擦れた声でワフワフ
と吠えて居た彼。

暫く会わないのは、ゆき散歩が殊の外
早朝であったからかと思って居た。

彼は確か14~5才位だったと耳にする。
下半身の自由を奪われたにも拘らず
細菌感染を起す事も、恐らくだが
尿路系疾患に罹患した話も聞かない。
どれ程、手厚く大事にされて居たのかが
覗える。
パパさんはそれでも他仲間達に会う
と彼は喜ぶ、と言って居た。

もう会えない。。。あのワフワフと
いう、強気な呼び声を二度と聞く事もない。

そしてあの巨体のバーニーズらしい
ゴンちゃん。
どんなに吠えられても、威嚇されても
彼はドッシリと構え、けして吠え返した
のを見た事も無い。
皆、彼が大好きだったろう。
どれ程の方々が彼に癒された事だろう。

いつぞや、社交場で会った際に
パパさんがゆきにオヤツを下さった事が
あったが、ゆきはそれを
食べずに飼主の顔を見上げた。

そして飼主が
いいよ、
と言うと頂いた。それを見て居たゴンパパさんは
偉いね、躾けられてるね、と褒めて
下さった記憶があるが、偶々。。。
むしろ恥ずかしかった。その様な躾け等
全く出来ては居ないのだから。

いつも大事に大事にされ
キレイな歯が印象的な彼だった。
社交場では良くパパさんが彼の後肢を
マッサージもして居た。

彼の訃報は寝耳に水だった。今でも
信じられない。
少し遅い時刻、社交場へ行けば
あのノッソリと歩く彼に会える気がする。
10才位だったのか。。。
大型は寿命が短いと聞くが、不公平だ。
イヌの寿命が、皆30才位には
ならないのだろうか。
最期の刻、せめても彼が苦しまなかった、と
思いたい。
在りし日のゴンちゃん

昨年6月末頃まで脱出して
居た場所での多くの仲間達の一人、
16才位のコロちゃん
。。。先般、大学病院の帰路、
間に合った為に麻布紹介獣医
報告に回った。

その際、彼女が亡くなった、と知らされる。
昨年酷い状態だ
と聞いては居たが。。。

コロちゃんどうしましたか、と尋ねると
あぁ、もうとっくに死んだわよ、
と返答があった。

この獣医の言う事が真実なら、最期は
相当苦しんだのではないだろうか。
彼女と一心同体の様な飼主さんは
どうして居るだろう。意気消沈されて
居られる事だろう。

人事とは思えない。

「虹の橋」等無いだろう。天国も地獄も
勿論存在しない。
亡くなれば、本当にそれまでだ。
灰になるだけだと思う。

死後の世界が存在すると解って居たなら
今をむしろ生きられないかも知れない。

。。。それでも信じたい。
虹の橋を、神様の存在を。。。

仲間達のご冥福をお祈り致します。