行徳平兵衛の徒然

とりあえずは奥の細道の自転車放浪記

平兵衛の「奥の細道」-25  村上~新潟

2007年10月17日 | 奥の細道
 2007年9月30日(日) 曇り
今日は村上でトライアスロンの大会があり、選手の宿泊客も多く早目の朝食が用意され、ホテルを7時にスタートする事が出来た。
七湊経由で石船神社に向かう。休日の早朝は車もなく、爽やかなサイクリングとなった。朝もやの立つ広い境内には2基の芭蕉句碑があり、また神社の横には「岩船しゃぎり曳行」の山車庫が9室も並んでいる。近くの港からは昨日見た粟島へのフェリーが発着するそうだ。
旧道のR3を南東に進みR345と合流し、砂山小学校あたりから歩道が無くなり、旭橋の上は大型車に要注意だ。
橋を渡った所で、何ともドジな話だが、本日分の地図 宿泊先電話番号表 旅程表のケースを落とした事に気付き、暫く逆走したが見つからず諦める(尻のポケットに入れた時に危ないなと思ったが-------少しでも危険を感じた時には”対策をとる”が安全の鉄則だ)。記憶を頼りに旅を続けることにした。左折しR3を進む。荒屋で狸が轢かれて死んでいたが多分昨夜の事故だろう。近くには明日からの秋の交通安全の旗が立っていたと云うのに! 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏!
まもなく、短い門前町のある乙宝寺が右手に見えてくる。入り口の蓮池で老婆が鯉に餌を与えていた。ビスケットの様な浮く物がよいそうだ。ここは三重塔(写真)を持つ立派な寺で、本堂の右側に芭蕉句碑や歌碑等が並んでいる。
門前で道を誤りR113を南下しR3に入った。これからの道は東の幾重にも霞む山並を眺める以外、単調で路肩の悪い道を坦々と進むことになる。 胎内市を過ぎ新発田市の稲荷岡交差点を左折しR21で新発田市街に向かう。市役所を過ぎ新発田駅に着く。 観光協会で新潟のホテルリストを入手し予約、コンビニでで地図と昼食を買う。 
駅前よりR32とR26を進む。佐々木交差点でR3に変わり、近くの太子堂で昼食とる。ここの御神体は難波の海からら600年水に埋もれ漂着した木像とのことだ。人には神様の動きはとても理解出来ない。その後は直線的なR3を新潟まで進む。阿賀野川を泰平橋で渡ると郊外型の大店舗群が現われ、北越製紙の煙突が見えると新潟駅はもうすぐだ。
宿着 15時30分着  今日の走行距離 68km


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