医療者として、そして一人の人間として・・・

 当方は、SMAP世代の医療従事者です。そして自分の思いを伝える場が欲しくて、ブログを始めることにしました。

職場の、ある努力家の手記

2013-11-12 20:57:39 | 日記
『私は○○士として病院に勤務しながら、
 プロボクサーとして選手生活を送っている。
 毎朝午前6時に起床し、
 1時間程度ロードワークをこなしてから病院に向かう。
 仕事が終った午後7時からジムで練習して、
 10時ごろに帰宅する。
 それから仕事に関する勉強やボクシングの研究をし、
 午前0時には眠りに就く―――
 という生活パターンである。
 
 今も昔もプロボクサー一本で生活できるのは
 世界チャンピオンだけであり、
 それ以外の人は別の生活の糧を得る手段を
 持っていなければ生きていけない。
 寝ている時間以外は、
 ボクシングか仕事のどちらもやっている生活は、
 肉体的にきついこともあるが、
 栄光を手に入れるためには誰もが通る道だと考えている。
 
 けれど、
 私は恵まれている。
 大好きなボクシングと充実感が持てる仕事が
 生活の全てを占めているからだ。
 このような環境を与えてくれた両親に対して、
 これからも感謝の念を持って
 リングに上がり続けたいと思っている。』

 読んでいる私も、時々、この彼と肩を並べて、協力し合って仕事をすることがある。
 実は彼は、ボクサーであることはみんなに内緒にしていたのだが、私にはわかってしまった。彼の肉体的な動きや動線は、明らかに他の○○士とは、一線を画していたからだ・・・。

 「能ある鷹は爪を隠す」「努力に勝る天才なし」ということわざの意味を思い出した。

学歴と受験勉強のお話

2013-11-05 14:40:24 | 日記
 学歴はあったほうがよいか、どうか・・・???

 この質問に対しては、私はこう答えます。「もちろん、あった方がよいです。人生の選択肢も広がりますし、人脈も違います。」と・・・。
 
 そして近年はこうも答えています。

 「学歴はあるだけでは、これからの時代は厳しいです。学歴はもちろん、食べていくのに困らない資格の取れる学部を目指すべきですね。いったん資格を手にすれば、その後の人生は本当に、応用が利きます・・・。」と。その点、医療系の資格は本当にいいです。転職も思いのままです!

 さて、受験勉強について否定的な立場を取る人は、ただ単に「暗記が得意な人だけが勝ち残れる」とか、「勉強だけできて、世の中で使い物にならない人が多い」などと言います。
 しかし、これらは大きな間違いと言わざるを得ません。

 受験を経験した人と、そうでない人とは、同じ仕事を与えられても、違いがよく出ます。

 結論から言えば、受験勉強からは、「時間管理、自己管理、適度な息抜きをする方法、期日までに成果を上げる力、物事の優先順位をつける力・・・」などを獲得する貴重な機会になるのです。そして、これは10代の時でないと、獲得が難しいのです。
 受験勉強に否定的な人は、このことを完全に見落としています。

 これは、受験勉強を経験した人なら薄々気づいていると思います。
 受験勉強は決して、無味乾燥なものではないのです。