DAY 1, 2
GR JAPAN 2009 本格始動
ベニスビーチで行われたベニスボールリーグのゲスト出演の翌日、
GR JAPAN 2009が本格に始動を開始しました。
午前のスキルワークアウトを担当するのは、
数々のNBA選手のパーソナルコーチを担当するアダム・ウィルソンコーチ。
アダムの指導するNBA選手には、
マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイド、LA・クリッパーズのバロン・デイビス、
ドラフト2位で指名されたメンフィス・グリズリーズのハシム・サビートなど、
名前を挙げきれない程のNBA選手をクライアントに持っています。
アダムが教えるワークアウトの内容は、
ドリブルを中心とした基本のドリル。
1時間30分の短い時間もアダムのワークアウトは
3時間行ったと同じくらいの充実感があります。
また今回のワークアウト会場はホーソン空港内にある「HAX」で行われます。
HAXは、5面のフルコートにウェイトトレーニングの設備があり、
ワークアウトの後に残ってシューティングも可能です。
バスケットボールのトレーニングをするには文句なしの場所でスキルアップにつながること間違いなし。
2日目は、
1日目の基本動作の復習を行いながら、
パスの基本を指導。スピードや正確性が要求されるメニューで
選手たちは息をつく暇がありません。
午後は、コンディショニングトレーナーのトム・バチェットの指導のもと、
初日は砂山でワークアウト。
トムは、満面の笑顔で厳しいトレーニングメニューを皆に突きつけます。
毎回タイムを計り、最後になった人には追加メニューが待ち受けています。
2日目は、トムのホームコートであるトレーニングルームで行われ、
トレーニングルームといえど、
ウェイトなどのマシーンがたくさん並んでいるわけではなく、
メディシンボールなどのトレーニングを補助するアイテムがほとんど。
この日のメニューは、パフォーマンスを向上させるために大事な筋肉を鍛える
メニューで、コアを中心に鍛える内容で短時間で数多くのメニューをこなしました。
想像以上のハードさに普段鍛えている選手たちもついていくのがやっと。
しかし、トムいわくLA・レイカーズのデレック・フィッシャーは、
今回やったメニューの倍以上の時間をこなしているそうです。
35歳ながらも昔と変わらず高いパフォーマンスを発揮するフィッシャーに脱帽です。
夜間練習は、スクリメージを行いました。
相手メンバーは、NBDLの選手やD1・D2の出身プレイヤーと練習相手として
申し分のないプレイヤーばかり。身長・体格・パワーで圧倒されながらも、
GRのメンバーはテクニック・スピードで対抗し、
いくつかの試合では相手から勝利しました。
アダムとトムに追い込まれながらも、
選手たちはスクリメージとなると自然に身体が動いていました。
まだ始動したばかりのGR JAPAN 2009。
NBAの選手をコーチするアダムによるスキルワークアウトと
日本ではセットアップすることができない外国人選手との
スクリメージを中心に行われます。
そして、キャンプ中にビッグサプライズが用意されているとか、
いないとか・・・乞うご期待!! (S)