12月23日(金)から27日(火)北海道釧路市で全国小学生選手権大会があり、私は24日から現地へ行ってきました釧路はめちゃめちゃ大雪で寒いイメージだったのですが、実際のところ寒さはハンパなかったのですが雪はあまりなく、その代わり道路に氷が張っていてスケートリンクを歩いているようでこれが一番キツかったです中には夜の街で滑ってこけている人もいました
ぐるぐるパンチからは男子団体戦にケイタと4年生女子単にミユと2名が出場したのですが、団体戦はベスト16(ケイタはダブルスに出場し全勝)ミユは1回戦19-21,19-21で惜敗でしたまだまだ私も選手も修行が足りませんね
年々小学生のレベルが上がる中、全国大会に出場してくる選手はしっかり打てて、しっかり動けて当たり前ですではその中でどうすれば勝ち上がれるかと考えるとその答えは『対人能力』にあると私は思いますいくら速いスマッシュでも相手が待っているところに打ってしまえば良いショットではなく、棒球となります逆に言うと相手の得意ショットを待つことができればラリー展開をすごく優位に運ぶことができますつまり自分のスキルと相手のスキルを客観的に分析し、相手の長所を出させない・短所をつく、自分の短所を出さない・長所を出すという試合の組み立てをする訳です対人競技においてこれがまさしく『本質』ですよね
難しいことではありますが、『小学生なんやから無理やろ』なんて思っていたらとんでもなく勝てないと今大会で痛感しましたそれを象徴したのが男子団体準決勝のA森vsT木の第1シングルスですぶっちゃけA森のK大くんは体格もスピードもパワーも相手より劣っていたと思います(そりゃそうです2学年下なんですから)ですが彼の対人能力はそれを覆すだけのスペシャルなものがありました我慢に我慢を重ね相手のミスを誘い、ファイナルゲームで勝利したのですこの試合は私だけでなく、会場で観戦していた人は何かしら胸にこみ上げてくるものがあったのではないでしょうか
ではどうやってこの能力を育成していくかとなると、練習時間だけでは無理なことに気付きます学校や家や普段の生活の中で子供自身が感じ・悩み・考え・行動する習慣が必要だと思います学校では先生の言う通りだけ、家では親の言う通りだけ、練習ではコーチの言う通りだけ…これでは育ちませんね私自身指導者として導いてあげる部分と自分で歩かせる部分をもっと明確に区分しないといけないと思っています先生も親御さんもこの件について考えて頂けたら嬉しいなぁだってバドミントン選手というだけでなく、人間力に関する部分ですからね
2011年もあと数日で終わろうとしています今年もたくさんの方々に支えられぐるぐるパンチを運営することができましたみなさん本当にありがとうございました
来年は厄年も抜けますので更にアグレッシブに攻めていこうと思っていますこれからもよろしくお願いします