先週の土曜日は加古川市で兵庫県秋季小学生大会シングルスが行われました先月末にあったダブルスでは無冠に終わったので、普段から力を入れて練習しているシングルスではなんとか巻き返そうと意気込んで大会に臨んだのですが、6年男子でケイタ、5年女子でユウユ、4年女子でミユ、3年女子でサアヤ、2年男子でタケトラと実に5種目で優勝しましたまた4年女子Bでリコも3位に入賞し、チーム全体としてはなかなかの好成績だったのではないでしょうか
今回の試合では結果以上にファイナルや延長など競った試合をモノにしてくれた場面が多くあり、心が少しは育ってきたかなぁとその部分を特に嬉しく感じました逆に競った場面で気持ちで逃げて負けた選手も数人いました間近に変われた人がいるのですから、参考に(マネ)してみてはどうですか心や姿勢や態度が変わらないと結果も変わりませんよ
技術面で言うとここ2ヶ月くらい、ぐるぐるパンチではスピードにこだわって練習に取り組んでいますスピードと言っても小学生ですから筋肉をつけて…は無茶な話になりますので、シャトルに対しての入り方のムダを省き、よりスムーズに動くことを練習していますウチの選手は体格の小さい選手が多く、対戦する大きい選手に対してシャトルへのタッチの遅れは命取りになるのですこの動作の詳細は企業秘密ですが、技術レベルが非常に高いので習得するのもめちゃめちゃ時間が掛かかりますぶっちゃけ全小の近畿ブロック予選でもあまりに上手くいかないので『方向性を間違えたか』とさえ思いましたが、今回の試合で間違いではないと確信に辿り着きましたとは言っても選手たちはまだ完璧に出来ませんし、試合中に舞い上がってしまうと前の打ち方に戻ってしまいますからコーチ席から気付かせるための言葉を必死のパッチで連呼し続けたのでした
今までのスタイルを新しいスタイルに変えることはそう簡単なことではありません時間ももちろんでしょうが、自身が『変えよう』と強く心に誓い、常に意識して練習に取り組むことが必要です意識して意識して意識しまくって、いつしか無意識に体が反応して初めてその動作が自分のモノになるのですジュニアのみんな、今の課題をしっかり自分のモノにしようね
一応、2年男子で優勝したタケトラですが確実に2位以下の選手との実力差は無くなってきています特に決勝で対戦したK井くんは『絶対タケトラに勝つ』と闘志むき出しでしたにも関わらずタケトラは相変わらずマイペース準決勝のゲーム間のチェンジエンドの時なんかは観覧席で応援してくれていた父兄の方たちに手を振ってたそうですこの子は一体、何者なんでしょうか
※今月のバドマガ『ミスへの提言』に寄稿しています読んでくださいね