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ガオレンジャー#34「炭火焼オルグの巻」

2015-08-16 00:49:34 | アニメ・特撮
東映ようつべ公式の今週配信ガオレンジャーは33話と34話でした。
33話はあしゅら男爵を思わせる(というか男声の柴田さんは本人だ)第三のハイネスデューク・ラセツ登場後編でした。

そして34話。自分がガオレンジャーで一番好きな炭火焼オルグの話でした。

何でも焼き尽くしてしまう炭火焼オルグ。だがどれだけ焼いても心が満たされる事はなかった。
しかし戦後の混乱期に自分が焼いた芋をおいしそうに食べる姉弟の姿を見て、
自分がやりたいことを悟った彼はそれから50年もの間、串焼の屋台売りの人間として、
人々が美味しいと言ってくれるのを心の糧として生きてきたのだった。
オルグを敵として闘っているガオレンジャーも、人に害を及ぼさない炭火焼オルグを見逃す。

しかし敵幹部は彼を操ってガオレンジャーに敵対させてしまう。
戦いの中で正気を取り戻した炭火焼オルグだが、敵幹部に巨大化されて暴れさせられる。
断腸の思いで炭火焼オルグを倒すガオレンジャー。

「きっと神様が特別扱いして人間の料理人として早めに生まれ変わらせてくれるさ」
そう話すガオレンジャーの後ろで、炭火焼オルグ(人間体)そっくりのおっちゃんがおでん屋台を開いているのであった。

炭火焼オルグ(人間体)を演じるのは諏訪太郎さん。
アバレンの恐竜やの常連や仮面ライダーアギトのナルト占いの人も演じ、
電王では忘れられたピアニストも演じた特撮の常連さんです。
自分もすごく好きな方です。

タイムレンジャーの反動か、いまいち好きと言い切れないガオレンジャーですが、この話は文句なしに大好きでした。
諏訪さん演じるというだけで絶対に心底悪い人じゃないと思える炭火焼オルグ。
自分の身内とも言うべき連中に翻弄され、お話は物悲しく終わります・・・が。

ラストのオチも良くて、ホロリと来つつもなんだか幸せになれる話でした。

ありがとう東映ようつべ公式。


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