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江戸しぐさの心。。引退とは やなせたかし 

2014-01-21 10:49:41 | 取材


先週末、サルサ友のボサノバライブに赴いた。
横須賀行きの車内は基地に駐屯する若い兵士が多く、
通路を挟む左右の座席で会話し合う。
NYの地下鉄か…と、錯覚を起こすくらいだった。

◆ボサノバ 江戸仕草。。◆

彼女がボサノバ歌手だと知ったのは去年の秋。
いつものON1レッスンで、彼女の男役の相手をしたりする程度。
果敢に男役に挑む彼女と話すうちに、彼女の声が気になり始めた。
大音響の中で話す一音一音が真っ直ぐワタシの耳に届く。

そこで初めて彼女がボサノバを歌う事を知り、
その時から彼女の歌を聴きたいと思っていた。

横須賀ライブのラストステージ8曲は
ボサノバデュオ「江戸仕草」が演奏し歌う。
渋い大人男女のデュオで、
彼女の声は青い空に舞う天女の羽衣のよう。。
普段の話す声はシックなボルドー色なのに、
歌うと優しく晴れやかな水色の声に変化。
堂々した太陽と闇に泣く月のように歌い始めた。
その一曲に「アンパンマン」の作者やなせたかし氏の唄があった。
そして意外にも、やなせ氏の話を語り始めた。

一年半前、ワタシの魔物を崩した本明日をひらく言葉の著者だ…
クリックするとブログ「空を見上げてますか アンパンマンの唄」デス


◆やなせたかし 江戸しぐさの心 星になるまで。。◆

やなせ氏は若い頃から童話や漫画を描いていたが、表舞台とは無縁。
絵も抜きん出てるとか、大層上手いわけでもなかった。

60歳を過ぎて正義のヒーロー「アンパンマン」を世に出した。
困ってる人、助けを求める人に
自分の顔をちぎり分け与え勇気をくれるヒーロー登場。
日本はお金が溢れ何でも買えば済む時代。
それに逆行して、子供たちの通う学校が荒れ始めた頃。

エレベーターもないマンションが一億もし、
人の心が少しづつ狂い始めた時代に火がついた漫画だった。
そんなアンパンマンに根ざす心は「江戸しぐさ」だと思う。

**江戸しぐさ**

江戸時代は260年以上、戦争のない平和な時代が続いた。
その時に生まれた知恵の結集が江戸しぐさ。

思いやる事
プラス思考に生きる事
心を豊かにする心掛けを持つ事
約束を守る事
年齢・職業・地位に囚われない事etc

ライブの終盤、彼女はあるエピソードを語った。

2011年3月11日東日本大震災が発生。
被災地では大人も子供も心に大きな傷を負った。

やなせ氏は92歳、引退を考えていた。
自分に出来る事は何だろう…と思っていた時、
被災者の小学生の文章が目に飛び込んだ。

「大変だけど大丈夫!
アンパンマンが困った人を助けてくれる。。」

それを読んで、やなせ氏は引退を辞めたという。
このエピソードを聞いて調べて分った事がある。

あの時はしばらくの間は、みんなラジオを手放さなかった。
ラジオ番組は被災地の状況を考えると、かける曲に悩んだという。
そんな時に流し続けた曲が「アンパンマンの唄」だった。

そして2012年7月「明日を開く言葉」を出版。
2013年10月15日94歳。
星になるまで、漫画家として全うした。


***gumrieさんのつぶやき***

彼女のデュオ名「江戸仕草」って言葉の意味全く知らなかったワタシ…

歌を歌うこと、踊ること、勉強すること、働くこと、生きること、、
「江戸しぐさ」の心は人をシアワセにしてくれる。
意味を知り、深く、深く、、参った。。
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1 コメント

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ありがとうございました (Akko)
2014-01-21 23:20:05
gumrieさん、遠いところライブにお越し下さいまして有難うございました こんな風に素敵に取り上げて下さり江戸仕草は幸せ者でございます!本屋さんに行ったら明日をひらく言葉がありました~今日はなんと良い日でしょう!!
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