Salsa する?

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まったり、もっこりしたキューバイベント。。。

2012-01-15 22:20:59 | キューバ

木曜日のお昼、サルサ友から1通のメールが届いた。
今晩、Sさんという女性が主催するキューバの映画と講義があるので、
行ってみないか!というお誘いメールだった。
友人曰く、最近横浜のサルサクラブでSさんの「ソン:キューバの根源の踊り」を
1度だが習った事があり、面白く良かったのでこのイベントも面白そうだよ♪と。。。
訊けば、一本の映画の上映時間は15分~7分と聞いたことのない半端?な時間なのと、
キューバ事情に詳しい先生とキューバを撮り続ける写真家のお話もあるというではないか!
即決で行く事を伝え、その夜会場に向かった。
開演時間となり主催者Sさん登場。
開口一番の挨拶と開演前にお酒を飲んでいたので「かる~く酔ってます」と仰った。
その言葉に驚いている間もなく、Sさんがこじんまりしたイベント会場の中を踊りながら
お客さんにアクションを起こし始めたのだ。
自由に、気ままに、楽しげに。
なぜか見てる私まで同じような気持ちになっているではないか。
来ているお客に媚びている訳じゃない。
踊りながら感じた事を体全体で表現していて、とても自然体。
こんな風な始まり方のイベントは初めてだ。
で、その日のゲスト2人が紹介された。
一人目がその日上映される5本の映画解説と
色んな年代のキューバの話をしてくださる先生だった。
その先生は既にラムかトニック系のお酒を手に持ち、
やはり「かる~く酔ってます」状態。
これは面白くなってきたぞぉ!と内心ワクワク。
ふと、何気に私の前の列の淑女達を見た。
何と淑女達はスナック菓子にラムやモヒートを飲みながら、
自分ちの茶の間状態でリラックス。
なんだか負けた。。。と思いましたね。
なんか私一人が枠に嵌まった感じ。
そして2人目のゲストはキューバを撮り続けている写真家。
この方の写真集は見た事があったので、この人かぁーーーと思いながら、
なにやら俗世的な面白い話が聞けそうな予感がした。
最初に配られた3枚のプリントにはキューバのスペイン・アメリカと支配され続けた歴史が
書かれてあり、それをおさらいした後に映画の上映⇒その映画にまつわる背景と裏事情の話
と云う段取りで進んで行った。
映画の上映時間も7分だの15分だのへんてこな時間だが、
それぞれのコンセプトがきまっているため内容はきっちりと構成されていた。
キューバの映画協会が内容を提案し、国が予算を決め上映が決定する仕組みだ。
意外だが、キューバでは映画が盛んに上映されていたという。
なぜなら、給料は薄給で食糧も配給制だったため、国民に反乱を起こさせないための
唯一の娯楽が映画だったという。
一番意外だったのが、アメリカ映画も海賊版で出回って、
日本で上映されるより早く観る場合もあったり、
日本映画では正義の味方と云う意味で黒沢明監督の映画や座頭市が流行っていた事。
そしてなぜかフランス映画もかなり上映されていたという事で、
ちょっとびっくりしましたね。
解説をして下さった先生が14・5歳までキューバで暮らし、
今もキューバとの繋がりがある事で、
閉ざされたキューバの現実の生活を楽しく、
まったりと聞かせていただきました。
今回は「まったり」の方の話でした。
*参照*ドキュメンタリー・その他「キューバ 不思議な。。。」もご覧ください♪
次回は「もっこり」の話を書きたいと思います。

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