グミたんの日記帳

やあ。御無沙汰してたけど元気にしてる?

恋愛ってなんだ

2017-02-27 00:08:21 | 短編小説
俺は恋愛をした。
1月という寒い季節ではあるが俺の心の中には春が来た。
初めの俺は彼女という存在はどうでも良いという建前で本心はリア充に憧れていたんだ。
公式に友達に発表し「おめでとう」の言葉が溢れた。俺には笑顔が溢れた。

恋愛って凄いんだぜ。人生がガラリと明るくなる。白黒だった世界が広がる。そういうものなんだ。

1ヶ月仲良い日が続いた。
毎日通話もしお互いの体も心配し仲良くやっていくつもりだった。
ただある日を境に通話が途切れ連絡さえ少なくなった。
その子のことを想うと胸が痛くなる。そういう日々が続いた。

恋愛って儚いんだぜ。たった一言の言葉でも相手の捉え方で変わってしまう。意思を伝える為の“言葉”それでも違う意思が伝わってしまうのならそんなもの無くなってしまえばいいのに。

とうとう彼女の自己紹介にカップル成立の日の文字が消えた。チャットでも見えるように悪口を欠かれている。俺はそれを見て見ぬふりをする。情けない。それを思う度に毎回劣等感に駆られる。

恋愛って色々分からせてくれるんだ。女性の性格だけではなく自分のことも。
ただ分かりたくなかったことも分かってしまう。恋愛は時に劣等感を生むんだ。

それでも彼女が寝込んだ時はアドバイスをしチャットもまだ来ないかと待っている。そんな自分が情けなく思う。相手が自分に好意があるのかすら分からない。

恋愛をしても分からないことがあるのを知っているかい?それは相手の気持ち。そして時に自分の気持ち。数式では表すことの出来ないもの。

恋愛してみなよ。楽しいことだって色々あるし辛いことだって山ほどある。でもそれも人生のうちだと思えばいいんだよ。人生色々あるんだから失恋すれば色々の中の一部。それだけのことじゃないか。

恋愛って凄いんだぜ。人生がガラリと明るくなる。白黒だった世界が広がる。そういうものなんだ。


人生

2017-02-11 21:52:55 | 短編小説
私はある病を患っております。病名は言えませんが心臓です。

最近、発作が毎日の様に続き「自分の人生どうなんだろ」と思いました。
もちろん「まだ行きたい!“ある時”まで」プラス思考である。

だがここまで続くと死を連想せざるを得ない。

遡るところ小学生。当時の私は野口英世、坂本龍馬みたいに「伝記に名を残したい。ここに昔は私が居たんだよ。と証明したい。」と思っていた。もちろんそれは難しいことを承知していた。

中学生。特に夢はなかった。平凡に毎日を過ごしたい。ただそれだけだった。

高校生になると絵を描くことにハマり“イラストレーター”を夢見ていた。だがイラストレーターは金銭面的に難しいことを知った。何しようと思っていたところバイトで「そうだ。薬剤師になろう。」そう思った。薬、医療関係のことはすらすら頭の中に入る。天職なのかもしれないとさえ思った。

そして医療に深入りしていくことにより医師を目指すようになっていた。「もっと医療を勉強したい!カルフォルニアに行って学びたい」と。

そして彼女が出来、彼女も同じような病気を持っている。私は「お前の病は俺が治すからまだそれまで待ってて」と約束した。
どうせなら色んな人達を救いたいがまずは“大切な人の病を治したい”惜しいけどあの世に逝くのはそれからがいい。
贅沢を言えばもっと生きて色んな人達を救ってあげたい。がそこまで長生き出来るのか心配である。でも夢が叶うなら彼女と一緒に長生きしたい。そして彼女の病を治して俺が先に逝きたい。未練もなしに。
わがままで贅沢かもしれないけれど俺の夢なのだ。神様お願いします。

俺の人生ってなんなんだろう。この病を患ってからより一層考えるようになった。

数学的

2017-02-06 03:34:01 | 短編小説


この写真をみてもらいたい。魚の名前は知らないがよく鰯とかでも群れを作って大勢で円を描くように回るよね。

一昨日サンシャイン水族館で見ました。
これを見て思わず自分でもいきなりすぎてビックリしたが「数学的だな」と呟いた。

きっと何言ってるのこいつ。と思う人が9割だろう。

なので自論を言います。ふーんって感じで聞いていて下さい。

今まで算数、数学とやってきたがどれもほぼ公式通りで当てはめていたはずだ。そう、数学のほとんどは公式で出来ている。規則正しいのだ。
sin²+cos²=1とか判別式とかあげればきりがないので省略する。ほぼ公式通り規則正しいのだ。

この鰯みたいな魚もそうだ。みんな同じ方向に回っている。何百、何千といるのに1匹も逆に回らない。規則正しいのだ。
数学的に言うと100%なのだ。
これを公式にしたらどうなるんだろう。とふと思いました。

ただそれだけの話です。