ガリバー通信

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吉岡秀隆くん。

2005年11月19日 | テレビマスコミ
 映画『三丁目の夕日』で、東大出の売れない小説家、茶川龍之介を演ずる俳優「吉岡秀隆」を皆さんは、よくご存知だと思う。

 『吉岡秀隆くん』と呼ばせていただいたのは、私が東京で音楽関係の仕事をしていた際に、「山口さんちのツトム君」のヒットで企画された、「ツトム君ファミリー」のアルバムを制作することになり、ツトム君役に当時まだ六歳だった『吉岡秀隆くん』が選ばれて、一緒に仕事をしたことがあるからなのである。

 先日、出張した埼玉県で京浜東北線を各駅停車で走っていて、『蕨』という駅に停車した際に、実は吉岡秀隆くんの出身地が蕨市であることを思い出したのである。

 彼は1970年生まれで、今年35歳の有名な俳優さんになっているが、今から約30年前1976年に、パパ役が田中星児、ママ役は現在大学の先生になった、小鳩くるみさん、ツトム君役の吉岡秀隆くんの三人が家族的に歌うアルバムを、みなみらんぼうプロデュースで制作したのである。

 吉岡秀隆くんは四歳で劇団若草に入って、映画出演や舞台出演もしていたのだろうが、私たちの『山口さんちのツトム君』のアルバム制作で歌手デビューしたのである。

 当然、山口さんちのツトム君をはじめ、虫歯の誕生日、パパと踊ろう等、数曲をとっても舌足らずのかわいい歌声で、歌っているのである。

 その後に、「北の国から」の純役や、男はつらいよシリーズの光男役などに抜擢されて、俳優を仕事とする様になり、テレビでは「Dr,コトー診療所」の主役、また映画では「学校Ⅱ、Ⅲ」や「雨上がる」「半落ち」などにも出演し、今回の『三丁目の夕日』では、またユニークな役にキャスティングされたのである。

 彼は音楽活動もしており、現在まで三枚のアルバムを制作しており、あの尾崎豊の大ファンであり、生前の尾崎とも交流があったらしいが、とにかく吉岡秀隆の歌手でビューは「山口さんちのツトム君」なのである。

 六歳の頃の「吉岡秀隆くん」と、私は一緒に遊び、肩車したりしながら、お仕事をしていただいた仲なのだが、今や内田友紀さんと結婚し、大俳優への道を確実に歩みつつある彼は、たぶん、もう忘れてしまっていることだと思うのである。

 今回、また新しいキャラクターとでも言うべき、「三丁目の夕日」に茶川龍之介役で出演する「吉岡秀隆くん」を、改めて映画館で観たいと思っているのである。
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1 コメント

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リンクの件 (カッチイ)
2005-11-20 09:33:01
吉岡さんのファンのカッチイと申します。



彼の幼少のみぎりのエピソードを、教えてくださってありがとうございます。



「山口くんちのつとむくん」を吉岡さんが歌ったことは、知っていましたが、当時の関係者のお話は、貴重です。



「Drふーふの随想録」の「Drコトー診療所」には、吉岡ファンが、集まって楽しく書き込みをしています。

http://3.pro.tok2.com/~kitafan/cgi-bin/mtbbs.cgi

こちらに、この記事を紹介してもいいでしょうか?



URLのほうは、私のWebサイトです。怪しいものではありません(笑)
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