マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

下の子。。。

2010年12月10日 | 診療
腸炎の話が長くなって、すっかり間があいてしまいましたが、
「上の子」ときたら、「下の子」でお話でも。
あ、別にうちの下のチビが嘔吐したわけではございません^^;

さてさて、以前コメント欄で、小さい子どもでもストレスってあるんですね~との感想をいただきました。

もちろんあります。
新生児だって、胎児にだってあるはず。
乳児も幼児も学童も、それ以上も大人も。。。
ストレスの種類はそれぞれですが、ストレスフリーではいられないということですね。

新生児は「おなかがすく」「眠いのに寝れない」「暑い」「寒い」などなどみんなストレスです。
10ヶ月間、母親のおなかの中でかなり守られてきたのに、環境激変ですからね。
で、あんぎゃ~ヽ(`△´)/と泣くと母をはじめとしてみんながかまってくれるので
満足して、おっぱいあるいはミルクを飲んですやすや寝ます。
自分は守られているという安心感がとっても大事なんですね。

だから、ほっとかれるとものすごいストレスでしょうね。
ずーっとほっておくとサイレントベビーと呼ばれる感情の少ない赤ん坊になるんだとか。。。

で、ちょい大きくなってくると、色々なことをしたくなります。
が、まだまだどんくさいので思ったことがうまくできるはずもありませんね。
ストレスですね^^;
だから気に食わないとすぐに泣きます。
ちなみに泣くと抗ストレスホルモンがどばーっとでてすっきりするんだそうです。
「今鳴いたカラスがもう泣き止んだ♪」はそういうことです^^

ハイハイできるくらいだと、自分から柱に頭をぶつけにいったり、
自分で自分の頭をバンバンたたいたりして、親を不安にさせたりすることもあります。
そういうわたくしも柱といつもケンカしていたんだそうです。
頭おかしくなるんとちゃうかと心配されてたみたい^^;

もう少し大きくなって、行動範囲がさらに広くなると、世界はもう興味のかたまり♪
あれはなんだ、これはなんだ、おー、こっちもおもしろそうだ。。。
でも、立ちはだかるのが自分が大好きな親だったりします。
あれはだめ、これもだめ、そっちはあぶない、あーだ、こーだ。。。
親にもストレスを与えつつ、本人もさせてもらえないストレスを感じているでしょう。

でもまあそうやって自分の思うとおりにならないこともあるってことを学んでいくんですね。
2,3歳はもう言うまでもないですかね。
親のストレスもますます増えていきます^^;

それでも親の愛情を一身に受けて、日々満たされた生活を送っていると。。。

ある日突然、強力なライバルが登場することが多いですね。
そう、弟・妹ですねw

話の流れは見え見えですが、
ライバル登場で(その2)に続きます。
結局上の子の話ですね^^;
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マキノ病院広報 | トップ | また眼鏡。。。 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子育て体験談 (河原)
2010-12-11 12:26:59
コメントありがとうございます。

うちの子はこうでしたよ~はとっても参考になるので、
他のみなさんも遠慮なさらずに教えてくださいね^^
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

診療」カテゴリの最新記事