G’Sの小部屋ブログ

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16番・カツミ165系の集電性向上の為の加工 他

2021年08月26日 | 鉄道模型(16番及びHO)
以前レストアしたカツミの165系です。
各車両のレストア記事はこちら。
クモハ165をレストアした上でクハ化
モハ164のレストア
クモハ165のレストア(リペイント)と冷房化
クハ165のレストア(リペイント)と冷房化



久々に試運転会にて走らせたところ、あまりにもライト類のチラつきが多かったので今回はその辺りを改善していきます。
ご存じの通りこのタイプの模型は片側絶縁の車輪を採用している台車の為、どうしても集電が不安定になりがちです。
そこでお約束の加工、集電シューを台車に追加し全ての車輪から集電出来るようにします。





絶縁側の車輪の踏面に燐青銅板を当て、そこから引き出したリード線を床板から車内に引き込みます。
燐青銅板はプラ板を介して台車に接着してありますが、もうひと手間かけるならば接着ではなくプラネジで留めると良いと思います。
その後は反対側の台車のセンターピンからの配線に繋げば完成です。





全車輪集電なのか全軸集電なのか両極集電なのか名称が良くわかりませんが、効果が相当ある事だけは確かです。




こちらのモハは集電シューの追加のついでにモーターを小型12Vモーターに乗せ換えます。




縦型モーターですとちょっと電気を食いすぎるんですよね。




途中の写真が無いので分かり辛いのですが、モーター換装と集電シュー追加後の台車です。




おまけでこの車両も少し加工します。
小高模型キットでしょうか?クモニ143と思われる荷物電車」で製作した物です。
これ以上手を加えても仕方ないのですが、一応編成の先頭に出る事があるので前照灯と尾灯を点灯させます。




台車に集電シューを追加して全車輪からの集電とします。
車内へのリード線の引き込み方を165系と変えてみましたが、リード線で直接引き込む方が信頼性が高いですね。
スプリングを用いた方式ですと僅かにチラ付きます。




ライト類はチップLEDを使い、3mm径のプラ丸棒の先端に取り付けて各レンズの裏側へ配置しました。





光の漏れも無く無事完成です。
ちなみに正面窓枠が欠品している側はライト類の整備をしていません。意味ないですしね!

以上。

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