Along with the Mekong

メコン川の流れのように

スムーズに進んだ仕事は疑え

2007年01月25日 | なんでもない日常のこと
生みの苦しみ、である。こんなはずではなかった、と思いながら、どんどんエネルギーを吸い取られていく。なんだかワタシ一人ですべてを抱え込んでしまったような気がしてならない。こうなる前に手を打てなかったものか。そもそもなんでこんなことを始めてしまったのか、悔やみ始めればキリがない。

だけどね、こんなワタシでも何かが出来そうな気がしてはいるわけで、だから放り投げずにここまで来てしまったわけで、だったらもう腹をくくって、自分の気力体力の限界までやるしかないジャン。大体中国と付き合っていること自体、ワタシにとってはM行為なんだから、この際、ボロボロズタズタまでいってみたら、この苦しみは快感に変わるのかもしれないし。(もう快感になっているとは思いたくない)

そう吹っ切ったら、もやが晴れたように具体的な動きが見えてきた。煮詰まったときって、情緒や感情ほど邪魔なものはないわけね。ワタシ、アーティストじゃなくて、事務屋さんだもん、職人だもん。

それにしても・・・の面倒なやりくりではある。そんなことを思っていたら、幻冬舎の見城社長のこんなお言葉を発見。

「スムーズに進んだ仕事は疑え」
"---スムーズに進んだ仕事なんて仕事とはいえないでしょう。七転八倒して、血や汗を流して苦しんだものだけが大きな結果につながるんだよ。ローリスク・ハイリターンなんて絶対にない----"って。

そうか、そうか、とひとり頷くワタシ。つーことは、なにひとつスムーズに行かないこの仕事は、もしかして信じるに足る、やりがいのある仕事なのかもしれない。

こんな言葉で自分をだましているといわないで欲しい。今は、本当にそう信じないとやってらんないmameなんだから。

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