※初めての方はこちらもどうぞ→ ■うみねこ推理 目次■ ■トピック別 目次■
☆
[Ep4当時に執筆されました]
●追記090830
ep5の情報によって、台湾説が濃厚になり、主教楼説は薄くなっています。この記事は初出当時の判断です。 碑文解読ep5・台湾説でFA
☆
碑文解読は、実のところあきらめていたのですが、最近、うみねこ公式掲示板に素晴らしい推理が投稿されました。
「台湾説」と、
「主教楼説」です。
現在、「主教楼説」は、最も完成度が高い説だと思います。そこで、暫定的に、この説を私も採用することにしました。
だから、これは私のオリジナルの説ではありません。
オリジネーターの方は、「主教楼」に黄金がある、と考えていらっしゃる(のかな?)ようなのですが、そこだけ、私は独自に部分的な手直しをしています。
台湾説と主教楼説はワンセットのものであると考えられます。
以下、この2説の初出(?)をリンク先に示します。
まず、これらを読んで下さい。
そのあと、この書き込みの下方に、私の解釈を書いておきます。
●「台湾説」
提唱者・haimaoさん
http://naderika.com/Cgi/mxisxi_index/link.cgi?bbs=u_No&mode=red&namber=25400&no=0 (ミラー)
●「主教楼説」
提唱者・bouncebackさん
http://naderika.com/Cgi/mxisxi_index/link.cgi?bbs=u_No&mode=red&namber=25764&no=0 (ミラー)
*
「主教楼」説は、第8の晩まですべての行を使い、具体的な位置を示せているという点で、美しいと思います。
ここまで説明できている説って、他にない。
薔薇の「薇」の字がぜんまいの意味であるということ、「主教楼」という言葉があることを、私は知りませんでした。
あと少し詰めたら、完璧なものになりそうに思えます。
詰めるべきポイントは、
ZENMAI、のEを使用していないこと。
礼拝堂の鍵を絵羽が持っていないこと。また、ep2によれば、外観を見た限り、そうカンタンには隠し扉が見つかりそうにないこと。
それを、ちょっと詰めてみます。
*
「主教楼」説の素晴らしいところは、「右代宮の金蔵」という「の」の使い方の発想です。
これって、ひとつの名前を、「の」で、「引き裂いている」と言えるのではないでしょうか。
「の」で引き裂く?
そこで、こう考えてみました。
右代宮金蔵、つまりushiromiyakinzoから、そのままZENMAIを引きます。
(「の」は足さない)
すると、名前からは「ushroyko」が残り、鍵からは「E」が残ります。
このふたつの間に、「の」を入れて引き裂きます。
「ushroykoのe」
「主教楼の絵」
つまり礼拝堂そのものでなくても、本館のどこかに、礼拝堂を描いた絵がかかっていたら、そのうしろに隠し扉がある。
それ以降の文は……困ったので、ダイヤル錠の開け方にしてしまいましょう(笑)。
*
さて、台湾説について。
台湾説はあまりに状況に合いすぎています。
これが、意図されていないものとは、思えない。
ひょっとしてこれは、金蔵翁/作者・竜騎士07さんが、解読者に対して仕掛けたトラップでは?
つまり、金蔵の出身地は台湾だった。
そして、絵羽が最初に思いついたのは、「台湾説」だった。
絵羽は、金蔵の出身地に実際に出向いていろいろ調べたことがあるわけです。だから、チーリーアンを思いつくことができる。
ところが、書斎に飛び込んで、調べてみても、解けない。
どうも、これは違うんじゃないか。
「台湾説」には、ちょっと気付けばぜったいこうだと確信させる力があるが、それは正解ではない。つまり台湾説は、金蔵が仕掛けたトラップ。これに固執するかぎり、碑文は解けない。
そこで絵羽は発想を変える。
台湾出身ということは、中国語が何か関係している可能性がある。
さてそこで、「主教楼」とは、中国ふうの言い方なのです。
ひょっとして、ぜんまいを「薇」というのも、中国系の表現ではないでしょうか?
そこで絵羽「主教楼」を発見する。
楼座は、台湾説を経ずに、直接気付いた。
彼女は薔薇庭園で真里亞をひっぱたいていたわけで、薔薇の印象が強い状態。つまり薔薇の「薔」の字のなかの「2人の人」に気付ける可能性が高い。
*
ついでに、「主教楼の絵」説を、こんなふうに想像しています。
金蔵さんは、礼拝堂でベアトリーチェと結ばれたかった。
でも、ベアトリーチェは愛人。本妻さんがいる。
だから奇跡でも起こらない限りこの礼拝堂で望みがかなうことはないだろう。そこでクワドリアン英文が掲げられます。
だからせめて、愛人との逢瀬の場所は、かりそめでも愛を誓う礼拝堂だと思いたい。
だから、「ここは隠れた愛を誓う場所」という意味で、礼拝堂の絵をかけて、入り口を隠した。
ああ、愛の物語だ……。
■目次1(犯人・ルール・各Ep)■
■目次2(カケラ世界・赤字・勝利条件)■
■目次(全記事)■
■関連記事
●碑文解読
碑文解読――台湾説と主教楼説
碑文解読ep5・台湾説でFA
☆
[Ep4当時に執筆されました]
●追記090830
ep5の情報によって、台湾説が濃厚になり、主教楼説は薄くなっています。この記事は初出当時の判断です。 碑文解読ep5・台湾説でFA
☆
碑文解読は、実のところあきらめていたのですが、最近、うみねこ公式掲示板に素晴らしい推理が投稿されました。
「台湾説」と、
「主教楼説」です。
現在、「主教楼説」は、最も完成度が高い説だと思います。そこで、暫定的に、この説を私も採用することにしました。
だから、これは私のオリジナルの説ではありません。
オリジネーターの方は、「主教楼」に黄金がある、と考えていらっしゃる(のかな?)ようなのですが、そこだけ、私は独自に部分的な手直しをしています。
台湾説と主教楼説はワンセットのものであると考えられます。
以下、この2説の初出(?)をリンク先に示します。
まず、これらを読んで下さい。
そのあと、この書き込みの下方に、私の解釈を書いておきます。
●「台湾説」
提唱者・haimaoさん
http://naderika.com/Cgi/mxisxi_index/link.cgi?bbs=u_No&mode=red&namber=25400&no=0 (ミラー)
●「主教楼説」
提唱者・bouncebackさん
http://naderika.com/Cgi/mxisxi_index/link.cgi?bbs=u_No&mode=red&namber=25764&no=0 (ミラー)
*
「主教楼」説は、第8の晩まですべての行を使い、具体的な位置を示せているという点で、美しいと思います。
ここまで説明できている説って、他にない。
薔薇の「薇」の字がぜんまいの意味であるということ、「主教楼」という言葉があることを、私は知りませんでした。
あと少し詰めたら、完璧なものになりそうに思えます。
詰めるべきポイントは、
ZENMAI、のEを使用していないこと。
礼拝堂の鍵を絵羽が持っていないこと。また、ep2によれば、外観を見た限り、そうカンタンには隠し扉が見つかりそうにないこと。
それを、ちょっと詰めてみます。
*
「主教楼」説の素晴らしいところは、「右代宮の金蔵」という「の」の使い方の発想です。
これって、ひとつの名前を、「の」で、「引き裂いている」と言えるのではないでしょうか。
「の」で引き裂く?
そこで、こう考えてみました。
右代宮金蔵、つまりushiromiyakinzoから、そのままZENMAIを引きます。
(「の」は足さない)
すると、名前からは「ushroyko」が残り、鍵からは「E」が残ります。
このふたつの間に、「の」を入れて引き裂きます。
「ushroykoのe」
「主教楼の絵」
つまり礼拝堂そのものでなくても、本館のどこかに、礼拝堂を描いた絵がかかっていたら、そのうしろに隠し扉がある。
それ以降の文は……困ったので、ダイヤル錠の開け方にしてしまいましょう(笑)。
*
さて、台湾説について。
台湾説はあまりに状況に合いすぎています。
これが、意図されていないものとは、思えない。
ひょっとしてこれは、金蔵翁/作者・竜騎士07さんが、解読者に対して仕掛けたトラップでは?
つまり、金蔵の出身地は台湾だった。
そして、絵羽が最初に思いついたのは、「台湾説」だった。
絵羽は、金蔵の出身地に実際に出向いていろいろ調べたことがあるわけです。だから、チーリーアンを思いつくことができる。
ところが、書斎に飛び込んで、調べてみても、解けない。
どうも、これは違うんじゃないか。
「台湾説」には、ちょっと気付けばぜったいこうだと確信させる力があるが、それは正解ではない。つまり台湾説は、金蔵が仕掛けたトラップ。これに固執するかぎり、碑文は解けない。
そこで絵羽は発想を変える。
台湾出身ということは、中国語が何か関係している可能性がある。
さてそこで、「主教楼」とは、中国ふうの言い方なのです。
ひょっとして、ぜんまいを「薇」というのも、中国系の表現ではないでしょうか?
そこで絵羽「主教楼」を発見する。
楼座は、台湾説を経ずに、直接気付いた。
彼女は薔薇庭園で真里亞をひっぱたいていたわけで、薔薇の印象が強い状態。つまり薔薇の「薔」の字のなかの「2人の人」に気付ける可能性が高い。
*
ついでに、「主教楼の絵」説を、こんなふうに想像しています。
金蔵さんは、礼拝堂でベアトリーチェと結ばれたかった。
でも、ベアトリーチェは愛人。本妻さんがいる。
だから奇跡でも起こらない限りこの礼拝堂で望みがかなうことはないだろう。そこでクワドリアン英文が掲げられます。
だからせめて、愛人との逢瀬の場所は、かりそめでも愛を誓う礼拝堂だと思いたい。
だから、「ここは隠れた愛を誓う場所」という意味で、礼拝堂の絵をかけて、入り口を隠した。
ああ、愛の物語だ……。
■目次1(犯人・ルール・各Ep)■
■目次2(カケラ世界・赤字・勝利条件)■
■目次(全記事)■
■関連記事
●碑文解読
碑文解読――台湾説と主教楼説
碑文解読ep5・台湾説でFA
・黄金の郷=黄金の京=1京
・楼座曰く「第一の晩=10分の1の道程」より、1京/10=1000兆(Quadrillion)
Quadrillionって11文字じゃん!やったー!!
っていう推理を見かけました。
2chのうみねこwikiに詳しく載ってると思います。
これなら碑文台湾説だけでも黄金を見つけられるのではないかな、と思うのですが....
黄金の京=1京、その十分の一……凄いですね、その推理は。今までにない整合感です。
今、わたしep5を読んでる途中で、ネタバレ防止のためにほぼ情報シャットアウトを行っています。その推理が出てくると言うことは、察するに、檳榔好き=金蔵の出身は台湾、を多くの方が考えた…のかな?
わたしも、夏妃のアジア旅行回想のくだりと、ヱリカの碑文解読場面を見て、台湾説は単独でいけるかも? と思いました。その点、同感です。
(でもまだ何も考えていません。あれだけヒントが出ても、まだ解ける気がしてきません……(T_T))
今回はEp5でしきり楼座が気にしていた「黄金”の”卿」表記について少し「こうじゃないかな」と考えたことを尊敬している貴方に聞いてほしいので発表させてもらいます。すっごい無理やりですが……。
私も主楼教説と台湾説はすごいしっくりくると思います。
しかし、それだと楼座がしきりに強調していた「黄金の卿」があまり関係していません。(どちらの説もEp5発売前に発表されたようなので仕方ありません)
私は、黄金の卿の卿を場所ではなく、称号と考えました。大ラムダデルタ卿みたいな。儀式を遂行した上でたどり着く(なりうる)位みたいな。
そしてそれを6文字を消す大本の文だと考えました。なぜかはうまく言えません……ほとんど直感なんです。
ただ黄金の卿をそのまま使うのではなく、英語にしてつかうんじゃないかな―と思い、強引に「Load of a golden 」(卿を使う場合は”○○卿”という並びなんですけどね;)と訳してみました。
これで一応13文字です。13文字で第一の晩から第8の晩までの消される文字の和です。この発想はまた別の説からの引用です。(台湾説を更に発展させたものだったと思います。)
ただ、こっから先がまったく思いつきません。何の6文字を消すのかも出てきません。なのでこの考えは間違っている可能性大です。
私はEp5のあのシーンは竜騎士さんなりの読者へのヒントの場だったと思います。(実際あれで碑文への考えかたの道が大分できた筈!)
なので絶対「黄金の卿」表記は重要だと思います。
それでは長々と失礼しました。わかりにくいところも多々あるかと思いますがご容赦ください。それでは!
こんにちは。はじめまして。一読してぱっと思いついたことをいいますと、「黄金の卿」を英語にするなら、
「Lord of the gold」
でもいいのかもしれないですね。これも13字です。「ロード・オブ・ザ・リング」という映画がありましたが、あれは「指輪の君主」といったくらいの意味だと思います。
「その黄金の主」(の地位)に至るだろう、という意味になりますので、碑文に代入してみても文意がつながりますね。ただ、これでも、6文字を消すところはうまくいかない感じです。