風さんの今日の詰碁

おかげさまで五年目に入りました^^。
きときと碁界の話題も提供していきます。
一緒に囲碁の世界を楽しみましょう。

MLG 13 コーセル杯第3回フレンズ碁

2012-07-29 10:52:37 | Weblog

今日の問題です。黒番です。

相当の戦果を上げて勝利してくださいね。

正解を導き出すキーワードは、キリ・ダメヅマリ・ウッテガエシ・アタリです。

 

 

前回の解答です。

 

 

上図黒1が正解です。以下白2は二眼を確保して生きなければいけないのでしかたありません。

そこで黒3と白一子をとることになります。

久しぶりに目算の練習をしてみましょう。下図です。

計算方法は省きますが、お互いに1子ずつ取っていることを計算に入れると黒が2目勝ちになりますよ。

 

ではほかの変化を見てみましょう。

 

 

急いで黒1と三目中手を目指すのは白2で右方に一眼作られて失敗です。

この図は白の5目勝ちになりますね。失敗すると陣地が随分違うことがわかります。

下図も失敗です。この図は白4目勝ちです。

 

 

今週も色々ありました。

個人的には現在連載中の地元紙と毎日紙の観戦記の提出が終わり、ホッとしているところです。

ただすぐにでも、

8月26日のアマ竜星戦の案内を郵送すること、

18日からの京都遠征の名簿を宿舎に出すこと、

9月の予定の富山大学との打ち合わせの資料を作成すること、

9月23日の第5回万葉の里大会で支部対抗戦をすることになったのでその文案を作成すること、

そして次週5日のコーセル杯第3回フレンズ碁のPRをすることなどなど、思い出すだけでも結構な催しが待っている。

フレンズ碁というのは、

①ジュニアクラスの高校生以下の棋力別(4クラス)のリーグ戦(上位入賞者の対象は勝率よりも勝ち星よりも総対局数の多い人が可能性が高いというもの)リーグ戦

②保護者クラス+ミドルエイジ(20代~50代)で囲碁を趣味にしたい方々のリーグ戦

以上二つに大別して行われている。それと

③囲碁を覚えたい「入門クラス」(初回は無料)の方々も大歓迎ですよ。ここは毎回一番力と心を注いでいます^^

 

今回はコーセルさんという大きな企業に応援していただいている。

 

PRは碁ワールドにも案内を出した効果か、すでに東京(帰省を利用してだが)や愛知からも参加申し込みがあった。本当に嬉しいですね。

目標は100名を超えることだが、どうかな。みなさん参加してくださいね。

 

催しと言えば11日は町内の納涼祭で、風は班長とのことで、いか焼きの大役を仰せつかっている。当日はいつも通り教室があるので下準備などの時間配分をどうするか、うーん。

 

そして今しがた中学生の団体戦、1回戦が始まったとの速報が入った。予選突破して全国ベスト8を 夢見ている。3人とも3段くらい打つので、チームワークよろしく、ひょっとするとと期待して朗報を待つことになる。

それやこれや相変わらず気忙しい日々が続いている。

 

拓都君の高校生大会での全国優勝も見事だった。

オリンピックゲームを日本頑張れ!と応援を送っていればわかることだが、相手も真剣、勝つことは大変なことなのだ。

しかも1回も負けずに勝ち続けることは本当に大変だ。その一人しかいない事を成し遂げるのはどんな世界であれ、舞台の大小にかかわらず成し遂げた人は立派というしかない。

 

それやこれや、このブログを投稿した後は班長の仕事をして、町内を一周りしてきます^^。


MLG 12 ジュニア囲碁林間学校

2012-07-18 08:09:05 | Weblog

今日の問題です。

同じく前問図を少しだけ変えてみました。

今、白○に打ったところです、黒番。

A,B,Cの中から一番得な手を選んでください。

 

 

上図ではどの手を選ぶかによって、勝敗も変わってきます。

正解図と失敗図ではどれくらい、陣地に差が出来るか目算(もくさん)してみてはいかがでしょう。思ってる以上に違うことでしょうから。

 

前回の解答です。

黒1が正解です。三目中手の形です。

 

 

上図で、このあと白軍が、続けて左右の黒を取ったとしても下図の形にしかなりません。

包囲している黒軍の石を取ることができなければ、生き形にならないのですね。このように少し先の形をイメージして、生きか死にか判断できるようになりましょう。

 

 

 

 

ジュニア囲碁林間学校もあと3日に迫った。

今朝、食数票なるものを宿泊先に送った。

色々、増減があったが、今朝の時点で、宿泊数80名、最大食数は87名。

残念ながら、目標の100人超えはならなかった。次回へ持ち越しです。

 

ただ、きときと碁界ではいつの時でも「一人一人が主役」をキャッチフレーズにしている。

参加者数が決まればあとは量より質である。

選手であってもスタッフであってもあるいは指導者であっても幼児であっても、もちろんメリハリはあるだろうが、全員にそれぞれ楽しんでもらいたい、充実した二日間を送ってもらいたいと願っている。

それだけに、それぞれの役割の大切さもみなさんに分かってもらいたいとも思う。

 

碁から何を得てもらうか、学んでもらうか、やはり人それぞれでしょうが、時々の人生のオアシスになるのが一番良いかな。

 

 


MLG 11 ビッグ碁 選手宣誓

2012-07-16 11:13:10 | Weblog

今日の問題です。黒先、どこに目がいきますか^^。

前回の問題をアレンジしました。

 

 

 

前回の解答です。

 

 

上図黒1の切りから3のアタリに気がつきましたか。白4につぐと黒5で大漁ですね^^。

「アタリに気がつくこと」が一歩ステップアップするためにどうしても必要なことです。

本当に強くなりたい事情のある方は^^、まずはアタリに敏感になるように、類題をたくさんしましょうね。

時間はまだまだたっぷりありますよ。決して急がずあわてずあきらめず、きっとだれもが通りぬけてきた最初の関門でしょう、みんな大丈夫です。

 

 

 

昨日第19回ビッグ碁が終わった。

思い起こせば、、第1回の時、風の双子(当時小2)が選手宣誓をして以来18年の時を刻んだことになる。

今回の選手宣誓は、レッツジュピターのみなさん、20代のOL2名と小学生の女子3名の全員女子のグループだ。

過去には全員が女子というのはなかった。

それぞれ事前に練習してきてくれたのだろう、一人一人はきはきととてもよかった^^過去最高の出来栄えかな。

中でも、Nちゃんの「今日は1勝したいです」で出場者たちの笑いを取る予定だったが、意味が上手く伝わらなかったか、少しだけの反響で止まったのはちょっと残念だった。でも壇上から見ていてもみんなそれぞれとても輝いて見えた。ありがとう^^。

 

そのレッツジュピターは最終戦は2勝3敗で、優勝は成らなかったが、準優勝!!みんなも予想してなかったようで本当に嬉しそう。

「ジゴで負けた」

「3目勝った」

それぞれが大健闘、中でも印象に残ったのはOさん、毎回最後まで残り、チームの命運を握りながら奮戦、日ごろほとんど対局の機会がなかっただろうに、良くプレッシャーに耐えて頑張りましたね。あなたに最高殊勲選手賞を上げたい気分です^^。

 

さて羽根碁聖。

大会が始まる前の関係者たちの席上でのこと、生臭い話だったかもしれないし、これまで親しくお話ししたことはなかったのですが、座をにぎやかにすることも風の役割だろうし、冒頭に尋ねた。

「碁聖、前日は残念でした」

「ところで左上の白のノビと黒の一間受けは今後新定石になるのですか。あるいはあの局面だからなのですか」

突然の質問に関わらずその時の心境を丁寧に答えていただいた。

 

意を良くして、今度は昼食時に

「下辺の黒の開きに白が6線に浮かんだ手と言うのは当然の感覚なのでしょうか。予想されましたか」

「実際に並べてみると、5線のボーシなら、風でもわかるのですが・・・」

 

これも丁寧に答えていただいた。

感想をうかがうと風にも理解できる範疇のことだった。強い人ほど説明がわかりやすいのである。

 

そして指導碁が始まった。一回のインターバルが90分から120分の間に10面打ちを計3回するのだ。体力的にきつい仕事である。

中盤を過ぎるといくらプロといえど、アマが打った手を見つけにくくなる。それでは時間のロスなので、

1 棋士が眼の前に来たら打たれるようにしてください

2 考え中の時はパスと言いましょう

3 すでに打たれたのなら、指で着点を差しましょう

この3点をみなさんにお願いをした。

 

指導碁も無事に終わった。そこで色紙を一枚お願いをした。

「高校生が先生のファンでして。ただ他の所用で先に帰っていきました」

「吉は下が長いのですか、短い方ですか」

そういえば下を長く書いて本人から指摘されたことを思い出した。

「確かどちらでも良いようですが、下が短めの方が良いようなことを聞いた気がします」

「日付は吉日にしておきましょうか」

「今日は選手として参加してました」

「では今日15日の日付で良いですね」

うーん、さすがに慣れておられるとはいえ、細かいところまで気配りが行き届くものだ。

色紙には見事な字で「遊藝」と書いてあった。

 

夕方、それを見たカナちゃん、あまりの見事さに絶句。

「先生ありがとうございます、これは家宝にします!!めちゃうれしい^^」

「あのね、先生ってだれ?」

「もちろん羽根先生です」

ガッ、ガク、あれほど真剣に頼んだのになぁ

 

そういえば、昨年だったか、彼女がアメリカにホームスティしに行くことになった時のこと。

「この羽根先生の扇子をお土産に持っていったらどう?」

柄が黒塗りの立派な扇子を持たせたことがある。

確か、「思無邪」と書いてあった。

 

帰ってきた時、

「先生、はいこれ」 持たせた扇子を返してきた。

「あれ、お土産にあげなかったの?」

「他にも持って言ったし、意味がわからないともったいないかな、と思ってあげなかった」うーん、しっかりしてるというか何ていうか。

 

ということでその扇子はまだ引き出しの奥にしまってあるはずだ。

 

無事、全ての行事も終わった。

「先生、三連勝を期待しています」

「ありがとうございます」

どこまでも気配りの方だった、そして自然体な方だった。

 

結果はわからないが、これからも日本を代表する棋士の一人として、対局にも普及にも先頭を走ってほしいと思う。


MLG 10 風の予想は連敗後でも三連勝!

2012-07-13 23:36:39 | Weblog

今回から久しぶりに9路盤での問題を出してみます。

毎回黒番です。一か所だけ白軍に傷(弱点)があります。どこでしょう。

初手からの互いの石の動き(手順)を眼で追いかけれるようになる練習だと思ってください。頑張って。

見つけることができたら、多少悪い碁でもひっくり返せるかもしれませんからね。

 

 

前回の解答です。

下図黒1のホウリコミから3が好手順です。初手は3でもいいですよ。

 

 

 

先週紹介したへいちゃん先生こと下島陽平七段が今年の「本因坊秀策杯」で準優勝した。

 

「おめでとうございます^^」

「いえ、それがちっともめでたくないんですよ。決勝ではほとんど終わってる碁を・・・」

「でも結城さんに勝ったことで良しとしないといけませんかね。おかげで楽しい大会となりました」

 

プロ棋士といえど、自信は大事である。

日ごろの行いが大事な一戦の勝敗に影響するのだ。

自分の普段やってることに間違いはない、きっと結果を出して見せる。

この強い思いがなくなればトーナメントプロとしてはやっていけないのだ。

この大会の結果をこれからの良いきっかけにしてほしいと思う。

 

これを書いている間に日付が変わり、いよいよ明日はビッグ碁だ。

そして今夜は、ビッグ碁の指導棋士として羽根碁聖が風の住む街で一泊する予定だ。

気になっていた、昨日行われた井山挑戦者との五番勝負2局目も敗れた。

 

さてどうする、碁聖になんて言おうか。本当は二局目は勝って気持ちよく当地に来ていただきたかった。重い気持ちで来るよりも軽い方が良いのは当然なことだ。

 

風の口癖の一つは「きときと帰りは成績が良くなるんですよ。きっと良いことがありますからね」と棋士たちに伝えることだ。

これはお礼を兼ねて言ってるような気もするが、実際によくあることなのだ。古くは加藤正夫先生の頃からなのでちょいとした歴史を刻んでいることになる^^。

 

となればお会いした時に言うセリフは決まってる。

「碁聖、大丈夫ですよ、逆境に強いあなたのこと、ましてや番碁の最中にきときとに指導に来られたのも碁縁でしょう。二連敗の後の三連勝は十分に出来ますよ、頑張ってください。」

 

風はどちらかと言うと若手を応援する身、ましてやこれからも世界戦でも活躍してもらわないと困る井山さんを嫌うはずはないが、今回だけはビッグの碁縁もあり、羽根碁聖を応援させてもらうことにする。

風の予想はかなりの確率で当たるので、みなさんも結果を楽しみにしていてくださいね^^


MLG 9 秀策杯

2012-07-06 09:32:56 | Weblog

今日の問題です。黒先生き。

3つの候補手のうち、2つが正解です。間違いを選びやすいので注意しましょうね。

オイオトシを利用して二眼を作るのです。若いころ、この問題が出来た時は嬉しかったですね^^。

 

 

 

 

前回の解答です。

黒1(ホウリコミと言います)が正解です。最初に1子を取らせるのです!

上手い手筋ですね。白軍をダメヅマリに導いて取りたい白を取りますよ。

 

 

下図の失敗と比べてみましょう。

 

 

例えば、下図のように囲まれた時に、黒Bの手筋が浮かばないと取られてしまいます。くれぐれもAでは取れないことを理解しましょう。

取りたい石を取る時の手筋、「オイオトシ」、打てるようになりましょうね。

 

 

 

 

今日はレッツ●○サークルの日です。

一カ月ぶりに行ってきます。

何人くらいの方が来られるかな。

一期一会、今日のみなさんとの出会いを楽しみにしていましょう。

 

昨日、へいちゃん先生から手合いの結果の報告を受けた。

残念だけど、負けたとのこと。うーん、これで3連敗、大事な大きな手合いが続いたのだが、結果が出なかった。

 

誰よりも悔しいのは本人だ。外野がとやかく言うことはない。これからもひたすら応援するのみだ

週末は安芸の国で行われる秀策杯に出場する。

頑張りましょう^^。良い報告を待ってますよ。

こっちはこっちで、林間学校や遠征メンバーそしてフレンズ碁、レッツサークルなど、一人でも多く参加されるよう、地道な努力を重ねていきますからね。

あ、後、秀策杯が終わってからでいいので、そろそろ囲碁ポエムの投稿もお願いします。大作を待ってますよ^^


碁盤のない日 40 総合学習の時間に囲碁を!

2012-07-04 11:56:45 | Weblog

今朝の朝日新聞に「囲碁で磨く集中力」、小見出しには「総合学習でプロ棋士に学ぶ」という記事が掲載されている。

 

         

 

なるほど、少しずらせば横にも貼れるんだ。また一つ賢くなったかな^^。

 

文字も小さいし、鮮明ではないのでお読みいただくことは出来ないが、実施していることは風たちが大きな目標の一つにしていることだ。

 

要約すると、東京都中央区教育委員会が、今春から区内の16の小学校に囲碁の授業化を提案したのです(素晴らしい、これこそ風たちが待っていることです、つまりトップダウン形式ですね)。囲碁の教育的効果に期待してのことですね。

毎週1時間ほど総合学習の時間に囲碁を学んでいるのです。この記事の常盤小学校(6年生)では今回ですでに9回目の授業になるとのこと。

6月からは中央小学校(3年生~6年生)もスタート。2学期からは新たに2校始まるそうです。

羨ましいなぁ、と羨んでいても始まりませんね。きときとでも教育の分野でアピールしていかないと。ただ聞いていただける耳が柔軟性があると良いのですけどね。

 

担任の先生と校長先生の談話をご紹介しておきます。

y先生「回を重ねるごとに、子供たちの表情や目つきが生き生きとしてきた。他の勉強で見せる真剣さと違った真剣さです。・・・・・・・・・。入口は簡単で(だんだんと)複雑。そのあたりが子供たちに受け入れられたのでは。」

s校長「ゲームという要素がありながら、これだけの集中力をみせてもらっている。・・・・・・・。これは1回や2回の授業でなく、継続的に取り組んだからこそ」

1学期だけの予定だったそうだが、2学期も続けることを検討しているそうです。

当然でしょうね^^もっと、広まっていってほしいですね。

 

ほんの短期間で効果が上がっていることが良く伝わってきますね。心の問題も多い世の中の流れの中で、子供たちと毎日対面し、彼らの表情を見ている先生たちの感想はよくわかる気がする。

 

全国の教育委員会のみなさん、そして現場の校長先生や教頭先生にぜひ読んでいただいて、囲碁の授業への導入を検討してほしいものですね。

きときとの教育関係者のみなさん、いかがでしょうか!県内全小学校で囲碁の授業が開始できるよう検討していただけませんか。早く実現したいものです。

 

Nさん、貴重な情報をありがとうございました


MLG 8 囲碁林間学校と京都・名古屋遠征

2012-07-03 11:18:23 | Weblog

今日の問題です。黒先、白(中に○)1子を取ってください。

AかB、どちらが正解でしょう。

 

 

上図を見て、正解(手順)がすぐに浮かぶ方は相当お強いです^^。

昨日とんぼはレッツラ碁会(1才から100才までの女性の会)でした。

この図をkさんと研究しました。今日ならおわかりかな、期待してます。

誰が名付けたかオイオトシ、手が読めるようになるといいですね。頑張りましょう。

 

前回の解答です

下図黒1(ゲタの筋)が正解でした。

 

 

下図のようにダメを詰めて取りに行くといずれも逃げられれしまいます。

封鎖するのが良いのですね。

 

 

 

 

 

 

囲碁林間学校と京都・名古屋遠征の締め切りが近付いてきた。

それぞれの参加目標、100名、30名にどれだけ近づくか、あるいはそれ以上の参加があるか、気になります。

これから一週間、どうかたくさんの方の申し込みがあるように^^

 

そういえば、先週の囲碁フォーカスで林間学校の告知がされた。最初は広島囲碁フェスタ(小生も一度は行ってみたい、目標にしているイベント)、続いて第18回囲碁林間学校の見出しで結構長く写っていた。とんぼの電話番号も載っている。

風はこの日は所用で生で見れなかったのですが、海の神が言うには、番組が終了したあと、すぐに電話があったそうだ。

「参加したいのですが、そちらはどこですか」

「富山です」

「えっ、そうなんですか、残念だな、こっちは東京なのでさすがに参加は無理だな」で電話が切れたそうだ。えっ、東京からでも大歓迎ですよ、昨年は名古屋から(里帰りを兼ねてでしたが)ありましたし・・・。うーん、残念。

 

その後は特に問い合わせがなかったが、二日前の日曜日、

「もしもし、林間学校について聞きたいのですが」

「はい、どちらさまですか」

「富山のY小学校に通う子供の親です、先日のテレビを拝見しまして」

 

やりましたね^^番号を控えていただいてたようです。

これで貴重な参加者2名が増えることになりました。

 

そして同日、T高校の先生からも電話をいただいた。

「参加する生徒の数が22名になりました。懸案だった足についてもマイクロバスを借りることになりました」

「いくらかかるのですか」

「二日間の送迎で一人3000円~4000円ほどかかるようです。電車で行ってもそう変わりません。」

「えっ、参加費(一泊二日、4食つきで4000円)くらいかかるんですね」

「それじゃ、僕らもぜひ参加してほしいですし、少しでも負担を減らせてあげたいので、1名の参加費は3000円で結構です。世話方のみなさんもきっとわかっていただけると思います」

「それは助かります。生徒たちも喜びます^^。」

「はい、先生も御苦労さまです。彼らが一層碁が好きになる良い機会にしましょう」

 

この林間学校では今回は通常のほかに

1 囲碁が好きな子供たち、初めてのご家族

2 県代表の子たちの強化練習会(小・中・高)

3 レッツ●○サークルオフ会(若い世代の方々の集まり)

4 各地、学校の指導者会議

 

など、いろいろ企画している。それぞれ有意義な時間の中で大いに盛り上がってほしいものです。

 

 

そして、もうひとつ気になっていたことがあった。

「先生、こんにちは。いかがでしたか」

「はい、ようやく、3人とも参加できるメドがつきました」

「そうでしたか、それは良かった。棋院のほうも気をもんでおりまして」

「ご心配をおかけしました。早速おやごさんへの連絡や宿の手配とかは学校の方でいたします」

「ありがとうございます。ではお願いします」

 

団体戦の県代表になったK学園中学校の囲碁部の顧問の先生との電話だ。他のクラブとかけ持ちの子がいて、県体と重なってるらしく、それぞれの顧問の先生方との話し合いが長引いたようでした。でも無事参加できることになって良かった。

三人とも三段くらい打てるし、ひょっとすると、いやしなくても風の当面の目標である予選突破して全国ベスト16を期待したいところだ。

みんなまだ時間はある、頼むよ^^

 

 

 

 

 


MLG 7 次のチャンスはきっと来る

2012-07-02 11:24:33 | Weblog

今日の問題です。黒先、白二子を取ってください。

 

 

前回の解答です。

右図は黒1の切り=最高の手筋

左図は 黒5(コスミツケ)が正解手です。

 

 

下図は失敗例です。

 

 

 

 

今日の24時からの女子バスケット戦(対カナダ)を見た。

前日に宿敵韓国に勝って意気が上がる。

「後1勝でオリンピック出場が決まる!」

「みんなが応援してくれている、頑張ろう!」

夢をつかむまで後1勝、選手はもちろん、監督、コーチ、スタッフ、みんなのボルテージは最高潮だったはずだ。

それぞれ、この最後の1戦を迎えるまでは一人一人が波乱万丈のバスケット人生を送ってきたことだろう。

頑張れニッポン!

 

最終ピリオドを迎えて10点差、なかなか点差が詰まるようで詰まらない。

第4クオーター開始早々、3点、2点シュートが立て続きに決まった。後5点。

3点差まで迫り、後1本、同点を予感させる場面もあったが、そこまでだった。

試合終了・・・

 

後1歩届かなかった、2大会ぶりに出るという彼女たちの夢が実現しなかった。自分の家族や応援してくれた仲間たち、そしてバスケットを目指している後輩たちに朗報を届けられなかった。さぞ無念だったことだろう。その無念さは自分にしかわからない、これから自分自身で少しずつ晴らしていくことになるのだろうか。

 

風は勝者の弁より敗者の弁を聞くのが好きだ、と言うか関心がある。本心が表れ、飾らない、素直な心情を聞けることが多いからだ。

特にその話の中にその人の器の大きさや魅力を感じられる言葉と出会えたらとても嬉しい。そしてその瞬間から(少々アンチしていたことも忘れ)ファンになってしまうのだ。

 

今回のキャプテンの大神も内海監督もどちらの談話も風は共鳴出来た。

大神の心境が本当によくわかる、君はみんなから慕われる立派なキャプテンだったのでしょう。

 

今日からファンになった風は彼女に言いたい

「一緒に囲碁しないか、きっと楽しいよ^^」は冗談だが、

「まだチャンスがあるはず、栄光の架け橋がきっと君を待っている。今は少しの間休んだらいいよ」