前回の日付けを見てびっくりしました。そうか半年か。驚いたね、どうも。
僕は相変わらず元気にやっています。よく寝て、よく歩き、よく飲む。
さて日記ですが、半年分をいっぺんに書くのは厳しいので、時系列に沿ってひとまず12月まで書いていこうと思います。
【10月】
取り立てて変わったこともなし。
引っ越し先にもだいぶ慣れたけれど、飲食店に関してはまだ探索が足りないのか有力な変化が見出せない。
必然的に家でのご飯が多くなった。やはり家は落ち着きます。水菜と木綿豆腐と炒ったじゃこのサラダにはまる。これにピエトロをかけて、うまー。
腰の具合はあまりよくならず。痛いところがあるとそこをかばってますますひどくなる。
10月に担当した観戦記は、A級順位戦の森内九段-広瀬八段戦と棋王戦の深浦九段-三浦九段戦。締め切りが重なるのは苦手なので、月に2本くらいのペースがちょうどよいと感じる。まあライターにとって、ちょうどというのは一番よくないわけなのだが。
【11月】
7日に誕生日。36歳になりました。どう甘く見積もってもオッサン。腰も変わらず痛いし。
奨励会に入ったのがほぼ15歳だから、21年くらいはこの世界に足を突っ込んでいるわけだ。
僕は仕事の環境作りや方向を限定していくタイプなので、よくやってこれたなというのが実感です。
とにかくまわりの人に恵まれました。こうして好きなところでご飯を食べられるありがたさよ。
そういえば7日はA級の郷田九段-行方八段戦の観戦記でした。強い人の将棋を間近で見るのが何よりのご馳走です。
あとこの月は、執筆をお手伝いしていた村山慈明七段の「
矢倉5三銀右急戦」の仕上げの時期でした。年末に発売されて、売れ行きは上々とのこと。戦法の出始めから最新型まで、棋界の歴史とともにつづった本。10年後にも読まれることを意識したので、ゆっくり長くというペースがよいと思っています。
この本が出たあとにプロの公式戦で5三銀右急戦が増えるか減るか、わりと楽しみにしていたんですが、結果は後者。まあ角換わり腰掛け銀や矢倉の△4五歩で後手が盛り返してきたというトレンドがあったので、それが収まった時期にどうなるかですね。
あと月末に研究会をやりました。将棋を指す研究会です。この話は始めると長くなる。だからまた今度、どこかで書きます。
【12月】
師走でごわす。7日に渡辺二冠にお誘いを受けて、J2プレーオフのジェフ千葉-モンテディオ山形戦を観戦してきました。
終わったあとに野月七段と合流し、そのへんの居酒屋で打ち上げ。乾杯はビールではなく、山形のお酒でした。
僕は千葉生まれで、Jリーグが始まったときからジェフを応援(一番好きだったのはマスロバルです)していたのですが、ここ10年は年に1度くらいの観戦頻度でとても熱烈とはいえない。素直に山形の昇格をお祝いしてしまうくらいのライト層。でも応援はしてます。明けて今年はどうにか2位以内で、自動昇格してください。
年末は飲み会などいろいろ。久しぶりに将棋の大会に参加して、運よく優勝させてもらいました。賞品は鰻と戸辺米。これでどうにか年を越せます。
あとフットサルもやりました。業界関係者が集まってわいのわいの。腰の具合もよくなってきました。終了後の打ち上げも楽しい楽しい。
ひとまずこんなところで。ではまた近々。