■統幕長あいさつ
統合幕僚長ご挨拶
平成23年3月11日の午後に発生した東北関東大震災は、これまでに経験をしたこと
がない大きな災害となりました。亡くなられた方、またそのご家族に心からお悔やみを
申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
この未曾有の大災害に対し自衛隊は、初めて統合任務部隊(JTF‐東北)を編成しま
した。陸・海・空自衛隊の総力を結集して捜索救助、生活支援、物資輸送を中心に、
昼夜の別なく10万人を超える自衛官が全力を尽くしております。福島第1原子力発電
所についても、様々な事態に対応すべく万全の態勢で臨んでおります。
また、今回の災害では米軍からも多大なご支援をいただいております。困難な任務を前
に、日米の緊密な連携が被災地での活動を支えています。
最後に、様々な現場で、隊員一人ひとりが危険を顧みず任務に全力を尽くしておりま
す。全隊員を代表して国民の皆さまからのご声援に感謝申し上げますとともに、一日も
早い被災地の復興を心から祈念いたしております。
平成23年4月1日
統合幕僚長
陸将 折木良一
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/94/1b03578a3aaf1b34b7926689c4fdcadd.jpg)
http://www.mod.go.jp/jso/js_chief_of_staff.htm
■陸幕長あいさつ
3月11日(金)に発生しました「平成23年東北地方太平洋沖地震」において、
犠牲になられた方にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し
上げます。
陸上自衛隊としましては、国民の皆様の負託に応えられるよう、
関係機関との連携を密にして、全力で活動に取り組んでいく所存です。
陸上幕僚長
陸将 火箱 芳文
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4e/5963be3644f955e68fe23ba15ab531cc.jpg)
■海幕長あいさつ
平成23年3月11日(金)に発生した「東日本大震災」において、被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
海上自衛隊は、派遣可能な艦艇、航空機等をもって、捜索・救助、救援物資の輸送等
を全力で行っております。
海上幕僚長
海将 杉本 正彦
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/99/3b71a45b176880a9a1fb86a1172a63c6.jpg)
■空幕長あいさつ
このたびの東日本大震災で、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
航空自衛隊は、被災地で今も困難と闘っている多くの方々を全力で支援してまいりま
す。
航空幕僚長
空将 岩崎 茂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/7f/b42cb299b07d531713d668664fb82a78.jpg)
■西方総監あいさつ
この度の東北地方太平洋沖地震において、亡くなられた皆様に深い哀悼の意を捧げま
すとともに、被災された皆様へ心からお見舞いを申し上げます。
自衛隊は、約107,000名の陸海空自衛隊の隊員をもって未曾有の大規模震災災
害、原子力災害に立ち向かっております。
この中で西部方面隊は、震災発生直後から第4師団、第5施設団及び第8後方支援連隊
等を基幹として九州・沖縄から約5,000名の隊員を宮城県及び福島県に派遣して、
捜索・救助活動、給食・給水・入浴支援などの救援活動に当たるとともに、九州・沖縄
に残る部隊をもって物資の輸送等後方支援を行っています。
九州・沖縄の皆様には、この災害派遣に際して西部方面隊に対する激励並びに温かい
応援等を頂き感謝申し上げます。
西部方面隊は、皆様のご期待に添えるよう今後も全力を尽くします。今後も関係各位
のより一層の御理解、御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。
西部方面総監
陸将 木崎 俊造
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/top/cgmesseigi/cgmesseigi.html
■自衛艦隊司令官あいさつ
この度の「東北地方太平洋沖地震」は、日本が過去に経験したことのない大地震であ
り、これにより、東北地方沿岸を中心として広い範囲で予想を大幅に上回る大きな被害
が発生いたしました。
この大地震で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された方々
に心からお見舞い申し上げます。
海上自衛隊は地震発生直後、直ちに艦艇・航空機を総動員し、東北地方太平洋沖に派遣
し、現在、人員合計約12,500名、艦艇約60隻、航空機約60機が各地方公共団体等と協力
しながら各地で救助等の活動を行っております。
未だ多くの方々の安否が不明な状況であり、全国にご家族等の安否を気遣われている
方々が大勢いらっしゃると思います。このため、海上自衛隊は、救援、救助活動に総力
を挙げて取り組んでまいります。
国民の皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
自衛艦隊司令官
海将 倉本 憲一
http://www.mod.go.jp/msdf/sf/about/cinc.html
■大湊総監あいさつ
この度の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
海上自衛隊は地震発生の直後から、地震や津波によって道路が寸断し孤立した沿岸部
中心に災害救援活動に当たっています。
現場で救援に携わる者の中には、最愛の家族や友人の安否を確認できない者、あるい
は亡くした者もいますが、皆黙々と職責を遂行しています。
この未曾有の国難に際し、我々隊員一同は被災された皆様が一日も早く元の生活に
戻れますよう心を一つにして取り組んで参ります。
海上自衛隊は常に国民の皆様とともにあります。
大湊地方総監
海将 武居 智久
http://www.mod.go.jp/msdf/oominato/about/zisinmessage/index.html
■横須賀総監あいさつ
3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震において、犠牲となられた方々へ
心よりお悔やみを申し上げ、ご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に心より
お見舞い申し上げます。
海上自衛隊は地震発生後、直ちに艦艇、航空機を東北地方太平洋沿岸に派遣し、現在
三陸沖から茨城沖にかけて艦艇約60隻、回転翼航空機及びP3-Cなど可動全兵力を
もって、捜索、救難活動並びに救援物資の輸送などを実施しております。
陸、空自衛隊と一体となった活動を行い、米海軍の支援を得るとともに、各自治体等
とも連携して救援活動に取り組み、被災者の方々の生活環境が少しでも改善されるよう
全力で実施していく所存です。
皆様には、海上自衛隊の活動により一層のご理解とご協力をいただきますようよろし
くお願いいたします。
横須賀地方総監
海将 高嶋博視
http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/about/aisatu/index.html
■舞鶴総監あいさつ
この度の東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げ、この地震の
犠牲者となられた方々へ深く哀悼の意を表します。
現在防衛省自衛隊は全力を挙げて捜索救難及び物資輸送等にあたっております。
舞鶴海上自衛隊からも艦艇9隻、ヘリコプター3機、衛生員チームや潜水員チーム等
約800名の隊員が災害派遣統合任務部隊に派遣され、 可能な限りの物資を被災地へ
向け輸送しております。
一人でも多くの方を救出し、また被災者の皆様の生活環境が少しでも改善されます
よう、引き続き全力を挙げて取り組んでいく所存ですので、 関係者の皆様、基地周辺
の皆様におかれましては当地方隊の活動に対し、より一層の御理解と御協力を賜ります
よう、よろしくお願い申し上げます。
舞鶴地方総監
海将 柴田 雅裕
http://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/saigai/saigai.html
■7師団長あいさつ
3月11日金曜日の午後2時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の
巨大地震が発生し、東北地方の広い範囲で震度7・6強などを観測しました。また、
この地震と地震にともなう10mを越える大津波により、太平洋沿岸を中心に甚大な被
害が発生しました。
被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになった方々に衷心よ
り哀悼の意を表すところです。
この国の一大事に際し、防衛大臣の指示により被災地への自衛隊の災害派遣を10万
人態勢として救出活動を行っております。北部方面隊からも発災の翌日の3月12日か
ら、第2師団(旭川)の派遣を皮切りに次々と現地へ部隊が向かい、救助活動を開始し
ました。
第7師団は、大津波警報の発表にともない、太平洋に面した日高地区における警戒を
強めるとともに、東北地方への派遣の準備をすすめてきました。そして、3月14日か
ら17日にかけて、副師団長を派遣隊長とする人員約800名、車両260両の派遣隊
を東北地方に派遣しました。被災された方々に対する給食、給水、入浴の生活支援と
道路の啓開等の施設作業を行います。師団としては、更に木目細やかな支援をできるだ
け多くの方にできるように派遣部隊を増強する準備をしています。
部隊を派遣するにあたり、師団長として「被災された方々の視線に立って、思いやり
といたわりのある支援に徹せよ。被災された方々にとって頼りになる存在となれ。」と
要望しました。必ずや、「北海道の第7師団に来てもらって良かった」と言っていただ
ける活動をしてくれるものと信じています。そして一日も早く、一日でも多くの方に
笑顔が戻ることを願っています。
最後に本派遣にあたり、快く隊員を送り出していただいたご家族と、被災者の入浴支
援に欠かせないタオル等を多数ご協力いただいた千歳市長を始めとする市民の方々に
深く感謝申し上げます。
第7師団長
陸将 岩田 清文
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/message2.html