えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

藤井聡先生絶賛の映画

2012-07-27 08:42:09 | 映画
http://fujiisatoshifan.blog.fc2.com/blog-entry-275.html
藤井先生のコメント↓

下記
 「黒部の太陽」
は、文字通り、日本映画界、最後かつ最強の「幻の映画」です(これマジです、一切の誇張はございません!)。


高度成長期の大阪/関西方面の電力不足を補うためには、当時技術的に不可能と言われた「黒部ダム」を建設するしかない....との関西電力の(三船敏郎らの)思いを受け止めた、熊谷組、佐藤工業の(石原裕次郎らの)土建屋達が、命をかけて、工事を行う物語....です。


現代日本人には想像を絶する話しかもしれませんが、当時、この過酷な工事は、100人を超す方々の命を犠牲にしながら進められ、そして、そのおかげで、「関西の高度成長」が成し遂げられることとなったのです。

このシナリオに魅了された石原裕次郎が、当時の映画界のタブーを破り、三船敏郎とともに作り上げたのが、この映画でした。


しかし、様々な業界の事業等を含めた不幸な事情のために、この映画は上映時、空前の大ヒットとなりながら、それ以後、一切「封印」されてしまったのです。


それがついに(!)解禁される日が来たのです!しかも、裕次郎氏の「大型スクリーンでしか見せないで欲しい」という遺言を忠実に守り、全国の大スクリーンで上映されることとなったそうです!


事情をご存じない方は「なんで藤井は、そんなに興奮してんだ?」とお感じの方もおられるかもしれませんが。。。。これは、映画界にとって、一つの事件(?)といっても過言ではないお話だと思います。

(#当方、この映画を一目見るために、石原プロさんはじめ、いろいろな関係者の方々と直接間接にご相談するなど、それはもう、筆舌に尽くしがたいメチャクチャな苦労した記憶がございます 笑)

....ということで、ご関心の方は、是非一度、下記、ご鑑賞ください。


詳細はこちらから↓

http://www.ch-ginga.jp/special/yujiro.html#ticket

石原裕次郎主演!映画「黒部の太陽」幻の予告編を発掘!


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巨大ダム作りに挑んだ日本人の魂の記録!

封印されてた映画!?
藤井先生がこれほどまで、オススメするなんて。

これは見なくては!
だって
限定公開みたいだし。
DVDはフジテレビドラマの香取慎吾版しかでていないそうです。
予告編みたけど、
旧きよき日本映画の薫りが・・・。

地元神奈川だと
◆神奈川県川崎市
日時: 2012年9月22日(土)~28日(金)
会場: チネチッタ[川崎]

たった一週間!

いましか見れない超大作!

みなさんも是非!

『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』

2011-05-30 22:23:13 | 映画
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


今日観て来ました!

昨年、帰還した
小惑星探査機ばやぶさが偉業なしとげたって

尖閣事件で大騒ぎだった頃、
地味に
報道されてましたが、

正直ピンとこなかった。

なにがそんなにすごいのか、
よくわからなかった。

なんとなく、すごいことしたんだなと
なんとなく喜んでました。

この映画みて、やっと理解できました。

美しいフルCGで、
はやぶさのミッションが丁寧に再現されていて、
はやぶさと一緒に宇宙を旅してるような感覚おぼえました。

もとは、プラネタリウム用の映像を平面スクリーン用に編集しなおしたそうです。

予備知識なしの人にもわかるようにつくられていて、宇宙に興味ない人にも楽しめるとおもいます。

なによりもはやぶさのミッションを観て、現代の科学技術がここまでのことができるってことに、とてもおどろきました。

はやぶさのしたことは日本の技術うんぬんより、人類みんなの夢だとおもいます。

こんなすばらしいことをかなえるJAXAを事業仕分けした民主党を一生わすれません!

上映時間は50分で、なんと500円で見れます!

公開期間終了間近です!

見れるかたは是非!↓

http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/hayabusa_movie/theater.shtml


二百三高地

2010-07-11 00:28:18 | 映画
司馬遼太郎さん著

『坂の上の雲』

を読んで一番心打たれたのが

旅順要塞攻撃で、

児玉源太郎が第三軍司令部に乗り込んで

参謀たちを叱責するシーン。


これを映像で観たくて
レンタルしてきました。


さだまさしの主題歌で有名な映画『二百三高地』。

148分と長―い映画なのですが

『坂の上の雲』

で予備知識を詰め込んでたし(逆に『坂の上の雲』を読んでないと旅順攻撃の背景がわかりにくい気がします)

長く感じずのめりこんでしまい、2回もみてしまいました(汗)

あらすじは

日露戦争最大の激戦

旅順要塞陥落までの乃木大将率いる陸軍第三軍の死闘を描いたものです。

(私から見て)主人公(と思ったの)は2人。

第三軍司令官の乃木希典(仲代達也)。

第三軍旗下の1中隊隊長の古賀中尉(あおい輝彦)。

凄惨な戦闘シーンの連続です。


特撮を使ってるらしいのですが、
すごく臨場感があり、細部まで手を抜かずに描かれてます。
これらが明治の日本人が本当に体験したことなのかと思うと

胸をえぐられるおもいです。


これらの凄惨な戦いを通して

主人公2人はたくさんの部下や兵たちの死を経験して苦しみます。

立場の違う2人なので、それぞれの目線からとらえた戦争を描いていますが、

映画中1度だけ共演するシーンがあります。

ネタばれになるので詳しく書きませんが、

この共演シーンがこの映画の一番のミソだと思いました。

肝心の児玉源太郎が第三軍司令部に乗り込むシーンは『坂の上の雲』とセリフからほぼ同じですが、児玉役の丹波哲郎が迫力いっぱいに演じていていい味だしてますが、ややカラッとしていて

『坂の上の雲』とはちょっと違う感じがしました。

あとは仲代達也とあおい輝彦それぞれの演技が
とても心を打ちます。
(あおい輝彦の目がみょーにキラキラしてるのが気になりました)

この映画はいろんな見方ができるといわれてますが
(反戦か否かなど)

平和な時代に生きる私は
ただ明治の日本人がこんな悲惨な戦いを体験したというその事実が、
衝撃的だし心を打ちました。

平和な現代の日本に感謝したいです。



























大いなる陰謀

2010-06-06 12:15:17 | 映画
映画の感想です。

ロバート・レッドフォード,
トム・クルーズ,
メリル・ストリープ。

3大スター共演で
このタイトル『大いなる陰謀』。

そして背景がアフガニスタン紛争。

とくれば、
ハラハラドキドキのスペクタクル巨編!?

ってことを予想してたら、全く違ってました。

強烈なメッセージ性のある作品です。

将来の大統領候補と目される上院議員アーウィング(トム・クルーズ)はテレビジャーナリストのロス(メリル・ストリープ)にアフガニスタン戦線で現在進行中の新作戦をリークし、放送するよう促す。

同時刻
大学教授のマレー(レッドフォード)は無気力な自分の教え子を呼び出し、面談する。

さらに同時刻、
遠いアフガニスタンで
米海兵隊によるアーウィングの新作戦が開始される。山頂のタリバン拠点を全滅させるべく、輸送機で向かった海兵隊の小部隊には
マレーのかつての教え子2人がいた。途中輸送機は攻撃を受け、教え子2人は輸送機から敵の真っ只中に落下し取り残されてしまう。
アーウィング(政治家)とロス(ジャーナリスト)
それぞれの立場からイラク・アフガニスタン戦争を語り

また
自分の専攻の政治(現実の政治世界)に失望し、無気力になっている生徒(=批判ばかりしてなにも行動を起こさない国民の象徴?)に、ベトナムで友をたくさん失った教授が、自ら志願してアフガニスタンに向かった2人の教え子のことを語る

この2組の論議の最中にも、戦場では取り残された2人の兵士に生命の危機が迫っていた…


イラク、アフガニスタン戦争の意味を問い直している作品。はっきりいえば、戦争がよかったか間違ってたかとか結論はでないです。問題提起の作品かなあ

という印象を強くもちました。

ちょうどいま、日露戦争を描いた小説『坂の上の雲』を読んでいて
(戦争ってどうして起きるのか)

って考えたりしてたので
この作品はタイムリーでした。

そういえば、マッドディモンの最新作がイラク戦争のことを扱ってるようです。タイトル忘れましたが
ボーンアイデンティティーの監督、マッドディモンの主演なので、多分エンターテイメント性は強いと思いますが…

この作品とあわせて見てみるといいかもしれません。