前回の5月の日記には、たくさんのコメントをありがとうございました
きちんとおひとりずつお返事できず、本当に申し訳ありません
懐かしい方あり、はじめてコメントをいただく方あり、
本当にどうもありがとうございました。
心から嬉しく、大切に大切に読ませていただいております。
コメントは、ブログを続けていくうえでの大きな励みとなっています。
とは言え、フルタイムで働きつつ、みんなのケアもしつつ・・・ですので
お返事までは手が回らないことも、この先多々あると思います。
正直なところ、パソコンを眺めているよりも
みんなの顔を眺めていたいという気持ちもあります。
ブログをお持ちの方には、ブログ訪問にて
お返事に代えさせていただくこともあるかと思います。
お返事ができなくても、みなさまからいただくコメントは
私にとって大切な宝物です
これからも、どうぞ宜しくお願いいたします
9月6日(火)に
ゴッちゃん・トッちゃんコンビを健康診断に連れて行きました。
ゴッちゃんは約2年半ぶり、トッちゃんも約2年ぶりのことでした。
本当に情けない、悪い飼い主です。
もちろん、具合が悪いなと思ったら、すぐに病院に連れて行く気はありました。
2009年、そろそろ坊ちゃんの健診の時期だな・・・と思っていた頃
トッちゃんが心筋症を発症し、トッちゃんにかかりきりになりました。
そうしているとき、離婚の話も持ち上がり
以来、今年の春まで、私の人生で一番困難な時期が続きました。
病院に連れて行く余裕がなかった・・・といえば、確かにそうなります。
けれど、一番大きな原因は、私の 『気持ち』 でした。
本心を言うと、『怖くて連れて行けなかった』 のです。
もし、悪い診断結果だったらどうしよう・・・
そう思うと、怖くてたまらなかったのです。
本当に愚かで、情けないの一言です。
今回、決心したのは、きっかけがありました。
8月30日の夜、坊ちゃんの右肩に 大きなハゲ を見つけたのです
ハゲを作るなんて、今までになかったことです。
舐めたのか、かいたのか、うっすら血までにじんでいました。
私の大切なゴロちゃんが出血している・・・
それだけで、私は右往左往、ひとりで慌てふためきました
翌日の木曜日、まずは病院に私だけが出向いて
デジカメで撮った患部の写真を先生に見ていただきました。
デキモノがあったり、ただれている感じはなかったので
とりあえず軟膏を塗って、舐めたりかいたりできないよう
人間の頭用の包帯をベストのように着せることになりました。
予想どおり、このベストがお気に召さなかったらしく、イカ耳でオカンムリ
ダメだよと言っても、胸側の襟ぐりあたりを舐め続けては、すぐにほつれさせます。
こんなこともあろうかと、替えをたくさんもらってきていたのですが、
着せても着せても、すぐにボロボロ。
でもよく見ると、傷もきれいに乾いて、かさぶたができていたので
すぐにベストは要らなくなりました。
でも、私の心の中は、まだ心配でいっぱいでした。
今回のハゲが、何かの予兆だったらどうしよう。
このままずっと、健康診断も受けさせずに放置していいわけがない。
通院で、心臓にストレスをかけたくないという気持ちは
それは私の勝手な押し付けではないのか。
毎日元気に走り回っているくらいだから
病院に行くストレスにも、十分耐えられるだろうと判断しました。
傷口を先生に直接見てもらい、原因をはっきりさせるのは
飼い主としての義務だと思いました。
そのときやっと、ふたりを病院に連れて行く決心ができました。
9月6日(火)
土曜日は混雑するとのことなので
有休を使い、食事を抜いて、朝一番に連れて行きました。
病院は、新居の近所にある病院ではなく
以前、坊ちゃんが発症したときに治療していただいた病院にしました。
ケージに入れた途端、坊ちゃんは大声で騒ぎっぱなし。
珍しく、お口を開いた坊ちゃんの写真です。
んなぁぁぁぁぁぁおぅぅぅぅぅぅんっ!
ヘタレなトッちゃんは、敷物の下に隠れてガクガクブルブル
診察は坊ちゃんから
全体的な触診、血液検査、レントゲン、MRIを受けました。
診察台の上では、とってもおとなしくてききわけのいい坊ちゃん。
最初に体重測定。
坊ちゃん、体重は今までで一番重い、7キロちょうど
アテナちゃんがきて、食べ物をとられまいと思うのか
食べる量が激増していました。
トッちゃんを迎えたときと同じです。
心筋症を発症した当初は、絶食状態が何日も続き
短期間で体重がガクッと減ったことがあり
もしまた食べられなくなったら、ちょっと小太りくらいの方が
体力的に持ちこたえられると思って
私も、ついつい大目に見てきてしまいました。
すべては言い訳、私の管理不足にほかなりません
少しずつでもいいから、ダイエットさせましょうと言われました。
坊ちゃん、ダメな親で本当にごめんね・・・
次にレントゲン。
やはり、坊ちゃんの心臓は、正常の心臓よりもかなり大きめ。
一度肥大してしまった心臓は、元のサイズに戻ることはないので
これは仕方がありません。
それより、下半身に分厚く脂肪がついているのが気になったらしく
「この写真を見ると、猫の体型というより、ウサギみたいですねえ」と先生
次に、MRI。
所見では、特に言うことはないとのことでした。
緊張しているせいもあってか、心拍数がかなり多いのは心配ではありますが
発症して早4年、ずっと体調が安定しているので
このまま経過観察するのでいいでしょうとのことでした。
一番怖れていた(私がですが) 検査は、とりあえず無事に終わりました。
次に、ちょっと気になる点をいくつか。
まずは、口の中。歯石が気になっていました。
怖れていた通り、ちょっと歯石がついていました
嫌がるので、なかなか歯磨きできずにいたのです。
ホントにダメ親・・・ これからは、頑張って歯磨きしてなくては
ガックリと落ち込む私に
「うまく歯磨きできなければ、液体歯磨きをつけるだけでもいいですよ」と
フォローする先生
次に、耳の中。
最近、耳がよく汚れるので、ペット用のウェットティッシュで拭いてあげていました。
中をちょっと覗くなり、先生は
「ありゃ~ これは外耳炎といっていいレベルですよ。
ひょっとして、耳をかこうとして、太りすぎで足が耳に届かず
肩をかきむしってしまったのかも」と・・・
ハゲの原因は、太りすぎだなんて
皮膚病でなかったのはよかったですが、違う意味で大ショックでした。
ああ・・・やっぱり連れてきて、診ていただいてよかった。
本当にごめんね・・・ これからは、お母さんがもっとしっかりするからね。
その日に分かるのは、それくらいでした。
血液検査の結果が出るのは、3日後の9日(金)なので
その結果次第で、何かあれば、またそのときに考えましょうということになりました。
次にトッちゃん
ビビリのトッちゃん、診察台では低い声でうなりっぱなし。
シャーも出ました
堂々としていた坊ちゃんとは大違いです。
しかも、先生の手が近づいたとき、あろうことか
手首にカプッとかみついてしまいました
先生の手から、じんわりと血が・・・
「こりゃ だめだね」ということで、タオルをかぶせられてしまいました。
トッちゃん、これじゃ、まるで野良ちゃんだよ
トッちゃんの体重は、4.4キロ。
筋肉のつき具合といい、体型的にちょうどいいでしょう、
むしろ、これ以上やせさせない方がいいでしょうとのことでした。
次に、レントゲン。
同じ心筋症でも、坊ちゃんのレントゲンの結果と
明らかに心臓のサイズが違いました。
トッちゃんは、ほぼ正常の心臓のサイズとのことでした。
2年前の血液検査で
トッちゃんは、心筋症を発症していることが分かりました。
遊び好きなトッちゃんが、急に遊ばなくなり
寝てばかりになったので、検査を受けさせて
CPKという値が異常に高かったことから
心筋症を発症したと診断されたのです。
トッちゃんは、ごく初期の段階で発症に気づいたので
肥大する前に、うまく進行を止められたのかもしれません。
とは言っても、心筋症は完治する病気ではなく
坊ちゃんと違うタイプの心筋症である可能性もあるので
油断せず、経過を観察していきましょうとのことでした。
トッちゃんは、レントゲンの結果が良好だったので
MRIはやりませんでした。
心拍数も、緊張しているのを考慮すると
特に問題ないでしょうとのことでした。
次に、気になる点ということで、口の中。
トッちゃんには、猫風邪の後遺症の歯肉炎が持病として残っています。
左側の歯茎の充血が少し進行しているかも・・・とのことでした
トッちゃんの場合、ちょっと擦ると歯茎から出血してしまうので
怖くて歯磨きできなかったのですが
坊ちゃん同様、液体歯磨きだけでもやりましょうということに。
最後に、耳の中。
トッちゃんも耳の中が少し汚れていたので、耳掃除をしてもらいました。
外耳炎というほどではないですが
念のため、坊ちゃんと同じ点耳薬を1週間つけることになりました。
トッちゃんは何かしらのアレルギー持ちで
季節の変わり目に弱い、ちょっと虚弱体質な子です。
ちょうど今くらいの季節は、時々大きなくしゃみをしたり
オシッコの回数が増えたり(1回の量はかなり少なめ)
食欲が落ち、体重が200グラムくらい急に減ったりするので
体調が安定している坊ちゃんよりも、むしろ気を使うことが多いです。
坊ちゃんの次の健診は、1年後か
体調に変化がみられなければ、2年後でもいいですよとのことでした。
トッちゃんも、1年後でいいかな・・・と言われたのですが
私の方が心配になり、「半年後にまた連れてきます」と
思わず言ってしまいました
9日(金)
血液検査の結果が出ました。
坊ちゃんは、特に異常なし
現状維持を目標にいきましょうとのことでした。
安心したのもつかの間、問題はトッちゃん
私と同じく、コレステロール値が非常に高かったのと
腎臓に関する値が、正常と異常の境目くらいと出てしまいました。
これは、将来的に、腎不全になる可能性があるということを
意味しているのだそうです。
腎臓が弱ると、肝臓も弱るそうなので
腎臓・肝臓あわせて、経過を見ていくことになりました。
とにかく、早く気付いてあげられてよかった・・・
今から、腎不全予防のため
腎臓サポートのフードやサプリメントを始めることになりました。
これからまた、いろいろ調べなくては
8月30日に坊ちゃんのハゲを見つけてから
血液検査の結果が出た9月9日まで
私はいろいろ心配で、実は夜もろくに眠れていませんでした
土曜日、セキセイのレモンを病院に連れて行ったのを除いて
昼も夜も、死んだようにグッタリ寝て終わりました
とにかく、これでやっと、方向性が決まりました。
坊ちゃんは、これ以上太らせない。
トッちゃんは、これ以上やせさせない。
定期的に体重のチェック。
ふたりとも、できるだけ毎日歯磨き。
トッちゃんには、腎臓・肝臓をサポートするサプリメントやフードを。
気を引き締め直して頑張ります
この可愛い寝顔を守るために
この可愛い甘えん坊を守るために
どうかみなさま、これからもふたりの応援をお願いいたします
次回の記事は、アテナちゃんについての予定です