則本昂大がメジャー記録に並んだ。
８試合連続２ケタ奪三振。
野茂超えは坂本勇人から、世界タイは筒香嘉智から。
一方では巨人が泥沼の１３失点の１３連敗。
Ｇ党は怒りを通り越して、ぼう然自失。
巨人に勝った方も憐れみ含む同情するばかり。
則本の勢いと巨人の凋落ぶり。
それにしても則本が凄い。
ホームランと三振は狙って出来るものではない。
出来るとしたら常人を超えた才能と身体能力だ。
伸びのある１５０キロ超の速球とフォーク、１４０キロ超のスライダー。
サムライＪ主砲の筒香を切った速球が素晴らしい。
この日は自身最高の１５７キロをマーク。
結局ＤｅＮＡ戦に２失点完投７安打１２三振を奪い８勝目。
次回マウンドは１５日のヤクルト戦（神宮）。
単独世界一はもうすぐ。
トリプルスリーの山田哲人から奪えば絵になる。
同じ楽天から田中将大の２４連勝無敗に匹敵するギネス級世界記録が期待される。
「この記録から早く解放されたい」
そういったのは則本昂大。
同じ言葉は巨人ナインにもあるだろうが、意味合いは天国と地獄だ。
筒香から取りたかった
▼則本昂大「１０個目は筒香から取りたかった。日本の４番を背負った素晴らしい打者。（その前の）３打席で３安打されたから、一矢報いたかった。前回よりも気負いや緊張はなかった。でも、正直にいうと、早く解放されて自由になりたいです」
【則本昂大の８戦連続２ケタＫ足跡】
◆１０三振◆西 武戦（４月１９日）８回自責３
◆１０三振◆ロッテ戦（４月２６日）７回自責１
◆１２三振◆オリックス戦（５月３日）８回自責２
◆１２三振◆ロッテ戦（５月１０日）９回完封
◆１２三振◆日ハム戦（５月１７日）７回自責５
◆１０三振◆オリックス戦（５月２５日）８回自責１
◆１２三振◆巨 人戦（６月１日）８回自責２
◆１２三振◆ＤｅＮＡ戦（６月８日）９回自責２
※７勝０敗６４回９０三振、防御率２・１１
◆ＭＬＢ８試合連続Ｋ投手◆
▼９９年 ペドロ・マルティネス（レッドソックス）
▼２度 クリス・セール（１５年Ｗソックス、１７年レッドソックス）