脚本通りの演劇会見

Kei Komuro 66321Kei Komuro 88327








  10月26日の午後に行われた結婚後の記者会見は、予想通り“仕込みの演劇会見”だった。しかも、会場における記者からの質問は一切無し。NHKが放送した眞子様と小室圭の記者会見を観た人なら分かると思うが、二人の発言は如何にも計算され尽くした演技にしか言い様がない。たぶん、宮内庁の役人が弁護士や演出家と組んで台本を書き上げ、小室氏と眞子様が何度もリハーサルを繰り返したのだろう。米国の大統領選挙を観れば分かる通り、近年では、ぶっつけ本番の質疑応答や即興の演説というものはない。必ずプロの演技指導者とスピーチライターが附く。それゆえ、我々は入念に練習された演技だけを見ることになる。

  会場で見解を述べる眞子様を眺めていると、「本当に籠の中の鳥だったんだなぁ~」と思えてくる。世間の小室批判は総て悪意に満ちていると、思っているんだから。ここまで小室圭に惚れているので、何を言っても無駄なんだろうが、黙っているのも腹立たしいので、平民の不満を述べてみたい。おそらく、眞子様は小室氏のことを「皇室」という牢獄から救ってくれる白馬の王子様と、頭から信じているんだろう。だから、愛する夫にごちゃごちゃと言ってくる国民は、イチャモンをつけるゴロツキと同じ、という訳だ。たぶん、お嬢様育ちのプリンセスにとって、結婚反対を述べる国民は赦しがたい敵なんだろうけど、眞子様が愛する小室氏は、本当に頼り甲斐のある亭主なのか? 普通の日本人からすると、ジャパニーズ・ジゴロのヒモにしか見えないぞ。

  それに、「複雑性PTSD」という深刻な御病気を患っている眞子様にしては、随分とシャキッとした会見だったけど、平民の前だと精神病が一時的に治ってしまうのか? 毅然とした態度で国民を叱責する姿は勇ましいが、心的外傷に苦しむ女性には見えなかった。実際に、PTSDを患っている人は、あんなに明確なセリフを吐くことはできない。これは筆者の勝手な感想だけど、隣に坐っていた小室氏が時折チラッと見せる笑顔は、非常に気持ち悪かった。ホント、これだけの騒ぎを起こしておきながら、好青年のスマイルを披露できるなんて、ある意味凄い。正常な日本人には真似できない演技だ。

  眞子様の御発言は脚本に沿ったものだったが、半分くらいは本音が混じっていたんじゃないか? 確かに、週刊誌やインターネットでは勝手な邪推が飛び交い、反皇室や左翼の連中が好き勝手なことを述べていた。それゆえ、「事実に基づかない誹謗中傷」も相当あったのだろう。しかし、その一方で、まっとうな意見や妥当な疑惑が巻き起こっていたことも確かだ。小室批判の総てが間違っていたとは思えない。よく、真摯な批判を躱(かわ)すために、根拠無き憶測や下らない噂話、興味本位の過熱報道、単なる誹謗中傷、快楽を求めるだけの罵倒などを取り上げるテクニックがある。もし、不都合な疑惑に答えたくない時、こうした事例を挙げれば、何とか窮地を脱出することくらいはできる。

  小室夫婦による記者会見は、たった10分ほどの茶番に過ぎなかったが、眞子様の発言の中には注目すべき点があった。報道陣を見つめる眞子様は強い口調で、「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした」と説明し、小室家の金銭問題の対応に関しても、「私がお願いした方向で進めていただきました」と明かしていた。さらに、小室氏の米国留学にも言及し、「圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました」と告白していた。

  ということで、もし眞子様が発言された内容が事実であれば、小室氏の就職や進学、受け取った幸運が、悉く「秋篠宮家の指図によるもの」と思われてしまうだろう。なぜなら、単なるICU(国際基督教大学)の卒業生が、いきなり有名銀行の三菱UFJに就職でき、あろうことか、そこを直ぐに辞めてしまい、大学院のビジネス・コースに進学するなんて、通常では考えられないからだ。僅か二年足らずの職歴で一橋大学のMBLコースに合格するだけでも驚きなのに、法学部卒でもない小室氏が奥野総合法律事務所に就職できたんだから凄い。さらに、ここでも単なる下っ端社員なのに、なぜかフォーダム大学のロー・スクールに合格し、アメリカ人でも獲得が難しいマーティン奨学金を貰うことができたのだ。そのうえ、就職先の法律事務所から留学補助金まで貰って、「毎月20万円くらい支給されていた」というんだから、もうビックリ仰天。小室氏の親戚には幸運の女神がいるのか?

  他にも容疑は山積みだ。小室氏は運良くロー・スクールに進学できたが、彼はアメリカの授業について行けたのか? 実質、たった二年間の勉強で彼は立派な英語の論文を書き、専門的な知識を身につけたという。しかし、筆者には事実とは思えない。優秀な日本人留学生でも、米国での勉強は大変なのに、小室氏はその合間を縫って、二つも学術論文を書き上げ、法律部門のコンペティションで第二位と第一位の表彰を受けた。ネイティヴのアメリカ人でさえ、論文コンクールで優勝するのは難しいのに、初めての大学院生活で“いきなり”栄光の座に輝くなんて、とても信じられない。これも小室氏の“実力”なのか? ロー・スクールでの成績も素晴らしいというが、本当に“公平”な尺度で評価されたのか? マーティン奨学金を貰うほどの秀才だから“当然”なのかも知れないが、銀行員時代の同僚はどう思っているのか? もし、かつての仲間が小室氏の活躍を聞いたら、「あの小室君が優等生?」と首をかしげることもあるんじゃないか。

  小室氏は疑惑の総合商社に勤めているのか、御卒業後にはNYにある「ローウェンシュタイン・サンドラー」に就職できた。これも彼の“実力”であるという。しかし、まだ司法試験にも受かっていないのに、一介の外国人が大手の法律事務所に合格なんて奇妙だ。しかも、彼は入ったばかりの新入社員(雑用係)である。それなのに、婚約者が日本で待っているから、長期休暇を取って「帰国しまぁぁ~す !」なんて通常では有り得ない。一般的に、新米社員は休日返上で仕事に邁進するものだ。ベテラン社員でも忙しくしているのに、新入りの小僧が1ヶ月も会社を休むなんて言語道断。即刻、クビになってもおかしくない。しかし、プリンセスの婚約者だからお咎め無し。これって、一般人じゃないだろう。

  小室氏への批判は皇室撲滅論者からの工作もあるが、皇室の存続を望む保守派国民からの声もあったはず。しかし、結婚に憧れる眞子様にとって、元皇族の竹田恒泰も含め、小室圭の人格を批判する者は、悉く「不埒な国民」らしい。眞子様は横に坐った亭主を庇いたかったのか、下種(ゲス)野郎の庶民から寄せられた、数々の小室非難に腹を立てていた。眞子様曰わく、

  圭さんのすることが独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れる度に、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、謂われのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、辛く、悲しい思いをいたしました。

  確かに、不特定多数の国民から発せられる批判には、「一方的な憶測」もあったが、中には「まともな意見」や「常識的な反論」もあったはず。なぜ、眞子様は真摯な批判に恐怖心を抱き、下劣な質問として却下されたのか? 本当は現実の小室圭を直視するのが怖いんじゃないか? まともな日本人であれば、小室圭の行動を常識外れと見なすだろう。眞子様は「事実に基づかない情報」と述べていたが、では、ご本人は小室氏が米国で受けていた様々な利益についての「正確な情報」を持っているのか? 夫になった「圭君」が実力”を発揮して奨学金を貰ったこと、コンテストの優勝も独力で勝ち取った実績、と本気で思っているのか? 「ローウェンシュタイン・サンドラー」への就職だって、皇室の威光を背景にしたコネ採用と考える方が自然だ。

  夫になった小室氏もリハーサル通りの口調で、台本の暗唱が見え見えだった。彼はヌケヌケとお得意の演技力を披露し、歯が浮くような抱負を述べていた。

    私は眞子さんと、温かい家庭を築いていきたいと思います。 同時に、これからも出来る限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたいと思います。 幸せな時もそうでない時も寄り添い合える、かけがえのない存在であり続けたいと考えております。・・・・私たちは二人で新しい生活を始めることになります。 これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います。 しかし、これまでもそうであったように、二人で力を合わせて共に歩いていきたいと思っています。 これまで私たちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし応援してくださる方々の存在があったからです。

  はぁぁ~?! ロイヤル・パワーを最大限に利用してを栄光を摑もうとする奴が、ごく当たり前の「温かい家庭」を築くというのか? 「高学歴の女衒」が“せいぜい”なのに、よくも歌舞伎役者のような大見得を切れるものだ。「幸せな時も、そうでない時も」と言うが、最初から不幸を呼び寄せた奴が、これから「眞子さんを支えて行く」と口にするなんて、チャンチャラ可笑しい。臍で茶が沸くぞ。いったい、どういう神経をしたら、そんな事がいえるのか? 秋篠宮家に支えられ、皇室パワーを当てにした「おんぶに抱っこ」の状態なのに、一家の大黒柱になれると思っているんだから、もう呆れるほかない。ロイヤル・パワーを取り除いたら、小室氏に何が残るというのか? 就職先の法律事務所だって、皇室の人脈と威光を狙っているから、チンケな日本人を雇ったんだろう。もし、皇族と無縁な留学生なら、受付の所で門前払いだ。

  反省の色が全く無い小室は、非難の声を挙げる国民の方が「異常」であるかのように話していた。たぶん、台本通りのセリフなんだろうが、聞いている国民の方は大激怒。小室氏曰わく、

  この数年間、誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います。 私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています。このような苦しい状況にあった私たちを助けてくださった多くの方々に、 大変感謝しております。

  婚約者の眞子内親王が「心身に不調をきたした」のは、小室氏自身の野心と我が儘のせいじゃないか!! 貯金も無いくせに米国への留学を望み、実力も無いのに弁護士の道を選ぶなんて身の程知らずだろう。また、小室佳代が非難されたのも、遺族年金や傷病手当を騙し取ったからじゃないか ! 母親の男関係や借金問題はどうでもいいが、父親と祖父母の自殺や年金詐欺容疑は単なるゴシップじゃないぞ。世間のアホどものせいで母親が仕事を辞める破目になったというが、そもそも佳代が「怪しい怪我」を理由にしたからじゃないか ! それを追求されるとマズいから、急遽、病気を言い訳にして雲隠れだ。しかも、迫り来る裁判で不利になると思ったから、沈黙を守っているんだろう。焦点をズラして、真面目な国民を悪者にするとは、いったい、小室圭はどんな神経を持っているんだ?

秋篠宮殿下の誤算

     まぁ、小室夫婦をいくら責めても無駄だろう。しかし、本来、国民の前で説明しなければならないのは、秋篠宮殿下の方だろう。なぜなら、小室圭が受けてきた恩恵の大半は、殿下の差し金か、殿下の依頼を受けた人物の裏工作であるからだ。そもそも、小室氏が三菱UFJ銀行に入れたのは殿下のコネだろう。普通なら、小室氏は採用されないはずだ。たとえ、運良く入社できても、地方の支店で雑巾掛くらい。一橋大学の大学院とフォーダム大学への入学も、眞子内親王殿下のフィアンセという点が考慮された結果だろう。奥野総合法律事務所への就職だって、秋篠宮家からの依頼に基づくと考えるべきだ。そうでなければ、下っ端の社員に留学用の補助金など与える訳がない。

  筆者は単なる平民だから、秋篠宮殿下が側近や友人にどんな依頼をし、どれくらい関与したのか、また依頼を受けた人物が、どんな忖度をしたのかは分からない。もしかすると、宮内庁が殿下の了解を得ずに小室氏への便宜を図ったのかも知れないし、小室氏を雇った奥野善彦・所長が殿下の御心を推察して、小遣いを渡したとも考えられる。しかし、どれもこれも結果的には、殿下が指図したことに等しい。ただ問題の核心は、秋篠宮殿下が眞子内親王の「願い」を聞き入れ、小室氏の就職や留学に便宜を図ったことにある。もし、殿下が不正や根回しを嫌い、小室氏に向かって「自分の努力と実力で職業を探しなさい。また、米国の大学へ通いたければけ、自分の力で資金を稼ぎ、何年かかってもいいから、自分の給料でお金を貯めなさい。私は一切手助けしないよ !」と突き放していれば、あれほどの非難は起きなかったはず。

  皇室を尊敬する国民は、皇族が裏の権力を行使することを嫌っているのだ。尊皇派の国民は、眞子様の安全を図るためなら、一億円の費用を渡すことに反対はしまい。ただし、あの小室圭が大金を手にすることだけは赦せない。もし、小室氏が皇室の威光や人脈を当てにせず、人手不足の業界に就職すれば、世間からの嫌悪感は生じなかったはずだ。農業や漁業、林業、あるいは介護施設やメッキ工場、 解体業者、清掃の請負業者といった職種では、以前から若い労働力を欲しているので、技術や知識の無い小室氏でも容易に就職できたただろう。ところが、彼は上等なホワイトカラーを望んでいた。野望を抱く小室氏は、国内の大手企業でも飽き足らず、ニューヨークへ渡って華やかな業種に就こうと考えた。身の程知らずというか、自惚れと見栄が強いのか、NY州で司法試験を受けて弁護士になろうと思ったんだから、スリッパで頭を引っ叩きたくなる。貯金も無いのに有名校の法科学院を選び、奥野法律事務所から支援金まで貰うんだから、まことに図々しい。

  さすがに、論文コンテストの優勝だけは秋篠宮殿下の裏工作じゃないと思うが、一連の「恩恵」に関しては、殿下の関与が疑わしい。確固たる証拠は無いけど、常識で考えれば皇室のコネが透けて見える。確かに、皇族の娘が結婚しようとする相手が、しがない筋肉労働者で、三流企業の従業員、あるいは非正規雇用のパートタイマーじゃ格好が悪い。しかし、もしも小室氏が一般国民と同じく、普通の職場で地道に働けば、保守派の国民だって、ある程度の理解を示すだろう。そうなれば、眞子様との結婚だって諒承するはずだ。たとえ、二人が皇室から一億円以上の補助金や警備費を貰っても、3K職場で汗を流すKKを見れば、大半の国民は立腹しないだろう。

秋篠宮殿下1  秋篠宮殿下は自分の見栄を優先し、娘の要望を聞き入れたため、自ら災厄を招いてしまった。本来、皇族は不正手段を用いて身内を優遇してはならない。秋篠宮家の長女が筋肉労働者の女房でも、カタギの日本人は馬鹿にしないし、軽蔑することもない。我々が嫌うのは皇族が特権を与えたり、ゲス野郎がそれを利用することだ。秋篠宮殿下だって、小室氏の行動や出世に疑問を抱いているだろう。ちょっと賢い人なら、小室氏の背後に誰か得体の知れない有力者がいる、と考えるはずだ。それゆえ、殿下は側近に命じて「探り」を入れるべきだった。

  小室氏と眞子様の結婚会見で一件落着と考えるのは軽率だ。これからも、秋篠宮殿下の苦悩は続くだろう。何しろ、あのふてぶてしい小室圭が、品行方正に振る舞い、地道な人生を歩むとは到底考えられない。これは「有り得ない」と思うけど、もし、彼が眞子様とのベッド・シーンを録画していたらどうなるのか? 離婚した後の事を考えれば、何らかの切り札は必要だ。それに、秋篠宮家から見放された時、殿下への隠然たる脅しにもなる。皇室をトコトンしゃぶりつくして、人生の安泰を考えるのは、優秀な弁護士として当然だろう。

  日本人は気づいていないが、米国の弁護士というのは謀略工作にも長けている。思い出して見よ。第二次大戦でOSSが創設された時、リーダーに選ばれたウィリアム・ドノヴァン(William Donovan)は弁護士であった。後にCIA長官となるウィリアム・ウェブスター(William Webster)も弁護士で、ワシントン大学のロー・スクール卒である。彼はミュズーリ州の検事や法曹協会のメンバーでもあった。レーガン政権の時に長官となったウィリアム・ケイシー(William Casey)も弁護士上がりで、NY州にあるセイント・ジョンズ大学(St.John's University)のロー・スクールで法律を学んでいた。ウィリアム・コルビー(William Colby)も法律家出身の長官で、コロンビア大学のロー・スクールを出ている。日本でも有名なアレン・ダレス(Allen Dulles)はジョージ・ワシントン大学にあるロー・スクール卒の弁護士で、「サリヴァン&クロムウェル」という法律事務所の上級パートナーであった。日本人でスパイ組織の一員となるのは、中野学校か陸軍士官学校を出た軍人だけだろう。弁護士上がりの諜報員なんて珍しい。

  話を戻す。まさか、小室圭が切り札を用意するとは思えないが、彼の背後で蠢く「世話人」なら、夫婦の会話を録音したり、夜の営みを密かに録画することも有り得る。宮内庁は暢気に構えているが、二人が住むとされるニューヨークの部屋に、盗聴器や隠しカメラが設置されてもおかしくはない。また、外国の工作機関が将来、ジェフリー・エプシュタインのような人物を派遣し、小室氏にハニー・トラップを仕掛ける可能性だってあるのだ。外国の謀略機関は小室氏の浮気現場を盗撮し、それをネタに脅しを掛ける場合もある。また、そうした録画映像を日本に持ち込み、秋篠宮殿下にチラ見せする作戦も考えられる。英国のアンドリュー王子を見れば分かるじゃないか。イスラエルのモサドは他の王族にも近づき、それぞれのスキャンダルを握っているはず。となれば、支那人の工作機関だって同じ事をするだろう。

  秋篠宮殿下は眞子様の結婚を何とか無事に済ませたいとの思いで、小室圭に便宜を図ってしまったが、その思惑は裏目に出てしまった。もし、殿下が裏工作を隠そうとすれば、さらなる隠蔽工作が行われ、雪だるま式に疑惑が膨らんでしまうだろう。殿下の犯した過ちは、見栄を捨てて冷酷になれなかった事である。たとえ眞子様が懇願しても小室氏の就職や留学を支援せず、「自分で夢を叶えなさい!」と言えば良かった。テレビ局や週刊誌の記者どもは、下らない事ばかり質問するが、本当に重要なのは、皇族が正しい道を歩んだかどうかである。皇族は尊敬される存在であるが故に、庶民と同じような疚しい事はできない。もし、そんな事をすれば、一般人よりも遙かに目立ってしまうだろう。こうした不正は後々までも語り継がれ、悠仁親王殿下が御結婚なされる時にも蒸し返される。皇室を大切にする国民が、眞子様の御結婚に反対したのは、憎しみからではなく、皇室の永続を願ったからである。