【若くても危険】認知症になる食事5つと、認知症予防になる食事5つ 専門医がくわしく解説
では、どうすれば、減ってしまうBDNFを増やしたり、維持することができるのでしょうか?
運動とBDNFは有酸素運動、とりわけ、中強度から高強度の運動を中長期にわたって行うことによって、血中のBDNF濃度が上昇することがわかっています。
運動の特長
・軽度の運動では効果が期待できない
・1回の運動ではなく、定期的かつ長期間の運動習慣が効果的
BDNFを食事から補える可能性
そして、最近の研究では、食事からもこのBDNFが補える可能性が報告されています。
「カマンベールチーズ」や「高カカオチョコレート」「発芽玄米」などを実際に人に食べてもらい、効果を検証する研究がおこなわれていました。
「カマンベールチーズ」については、日本人の高齢女性約70人に、1日2ピースのカマンベールチーズを3カ月間摂取した場合と別のチーズを摂取した場合と比べ、BDNFの濃度が有意に増加していることがわかりました。更に期間をおいて反対のチーズを食べて血液中のBDNFが増えるかを調べても、カマンベールチーズのみに増加がみられたという結果です。今後、長期間摂取した場合の調査が行われていく予定となっています。
「高カカオチョコレート」についても日本人に対する研究で、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを4週間、毎日25g食べてもらい血中のBDNF濃度を比較したところ有意に上昇していることが確認されています。
食事とともに食酢を摂取すると血糖値の上昇を抑制する効果が[16]、食酢を摂取すると血圧の上昇を抑制する効果がそれぞれ確認され、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン[17] の関与が報告された。
また、食酢の摂取は脂肪の燃焼を促進し肥満の予防に効果があるともいわれている[6]。
メタボリック症候群の改善や美容などを目的とした飲む酢(ドリンクビネガー)もある[6]。ただし食酢はpH3.1程度であり、原液を毎日飲用することは歯を溶かす酸蝕症の原因となる[18]。歯のエナメル質に影響を与えにくいpH5.5以上にするためには25倍以上の水による希釈か塩基性物質の添加が必要である。
食前にリンゴ酢を飲むことで
食事の前にリンゴ酢を飲むことは、食物による糖の摂取を抑え、食後の血糖値上昇を避ける効果があります。 これは脂肪の蓄積を抑え、健康的な体を維持する手段となります。 リンゴ酢の酸味が強いため、直接飲むことが難しい場合は、ハチミツや水で割るのが良いでしょう。
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足の指を揉むくらいのことは、100年前から知っている、と言おうとしてやめた。
「それはよさそうだね。きょうから毎日やってみよう」
と、神妙な顔でうなずきながら、内心、ペロリと舌を出した。
足の指を丁寧に揉むのが体にいいことは、私が昔から言ってきたことだ。体で大事なのは中心ではなく末端である、というのが私の持論だった。30年あまり前に出した養生本のなかで、そのことを冗談をまじえて書いているから、お読みになったかたもいらっしゃるだろう。
夜、寝る前に、足の指の1本1本を、感謝しながら指で揉む。1日ご苦労さんだったね、と、声をかけながら優しく揉みほぐすのである。それぞれの指に名前をつけて、右足の指は親指から順番に、一郎、次郎、三郎、四郎と呼ぶ。小指が五郎ちゃんだ。
左足は親指が一美(かずみ)、次が二美(ふみ)、そして三美(みみ)、四美(よつみ)と続く。小指を五美(ごみ)と命名したと書いたら、お叱りの手紙が殺到した。
いくらなんでもゴミはひどい、というのだ。たしかにその通りだと反省した。イツミと呼ぶことにして炎上せずにおさまった。
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株式会社 学研ホールディングス
国立長寿医療研究センターで、研究と臨床にあたる認知症専門医である著者が、認知症の人とそうでない人の腸内細菌とその食生活の違いを調査研究。その最新研究と国内外の最新論文から、どんなものを食べていると脳の若さが保たれるのか、脳を活性化する食事方法を伝授します。
日本人にとって最適な認知症予防食材とは何か? その食材と効果的な食べ方や毎日食べられる「つくおき」レシピも紹介。食べることで、記憶力や集中力が衰えない「いつまでも元気な脳」をつくることができます!
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ストレスがあるとお腹が痛くなる、旅行先で便秘になる……そんな誰しもある体験からも分かるとおり、脳と腸は互いに影響しあって体調を保っています。脳の認知能力もしかり。著者の最新研究によると、認知症の人には、ある腸内細菌が多いということが判明。つまり、認知症になりにくい腸内環境をつくれば、脳の若さをキープできるということなのです。
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