ごまブログ

護摩ことごまべーぐるが、ハロプロや日常について書いてたり書いてなかったりするブログです。

从*・ 。.・)<さゆみ出てやるの! デイドリーム・ビリーバー スピンオフ

2013-06-30 18:31:28 | デイドリーム・ビリーバー スピンオフ
・『春の歌』

さゆみはその夜、れいなと会っていた。
ある都心のホテルで、夜を共にしていた。

ひょんなことから、さゆみはれいなと付き合うことになり、お互い家族と同居しているので、
こうしてたまに会っているのだ。

先に寝てしまったれいなにさゆみが布団を掛けなおしてやっていると、
枕元のさゆみのiphoneが鳴った。
その音にれいなも目を覚ます。
「あ、ごめん」
目を覚ましたれいなに謝りながら、さゆみは電話に出る。

「もしもし?」
れいなはじっと、電話を受けるさゆみの白い背中を見ていた。
電話の相手は、聞かなくても分かっている。
「どしたん、絵里」
さゆみが優しい声で応じると、れいなは心の中で『やっぱり』と思う。
「え…」
さゆみは、そう言ったきり、黙ってしまった。
「どしたん?」
れいなは小声で横から覗き込む。
さゆみは口を押さえ、何かにショックを受けているようだ。
「貸し」
半ば強引にiphoneを奪い、れいなは
「絵里やろ?
れなやけど」
勝手に会話を始めた。
電話の向こうの絵里はちょっと驚いたようだが、
『あ、久しぶり』
と返してきた。
「なん?
さゆ、なんかびっくりしおって、なんも言わんけん。
なんがあったと?」
『言って…いいの?』
絵里の言葉には躊躇いが滲み出ていた。
「さゆ、絵里から聞いてよか?」
横にいるさゆみに、れいなは確認を取る。
さゆみはただ黙って頷いた。
「さゆ、ええて。
話し」
絵里は躊躇しているようだったが、やがて
『あのね…』
と切り出した。


「信じられんと」
絵里が電話を切った後、れいなは不機嫌そうにiphoneを片手に持ったまま髪をかき上げた。
「…自分だって、何回か参加したんでしょ」
さゆみは床に目線を落としたまま呟く。
「そやけど」
「…うん」
ふたりは、それから暫し会話が途絶えた。
突然、れいなの手元のiphoneが鳴った。
「うっわ!
も、もしもし?」
さゆみの物なのに、れいなはそのまま出てしまう。
『え、え?
みにしげさんの電話なのに、なんでたなさたん出るの!?』
電話の相手の優樹はあわあわしている。
「なん、佐藤かい!
さゆになんか用事?」
さっきとは打って変わって、れいなは優しい声を出す。
さゆみもこちらを向いて、少し笑顔を見せる。
『えーっとう。
まーちゃん、ははに電話しよって思って、うっかりみにしげさんにかけちゃいました!』
「間違い電話かい!
たく、早いことお母さんに電話し!
もう遅いから早く寝ろ!ホラ!」
『はあーい!
たなさたーん!あしたもあそんでくださーい!
みにしげさんもついでにさよならバイビー!』
「ついで?」
電話の会話が漏れ聞こえており、ついで扱いされたさゆみは吹き出す。
「これどうやって切ると?」
れいなにiphoneの画面を示され、さゆみは
「…出れたんなら、切れるでしょ」
心底呆れた声を出した。


「何やってんの、まーちゃん」
みかんを剥いて食べていた亜佑美は、優樹の電話の会話を横で聞いていたので、呆れ顔をしていた。
優樹に勉強を教える為、彼女の家に来ていた。
「あんね、道重ちゃんとたなさたん、いっしょにいるんだよ」
亜佑美は一瞬目を見開き、
「へえ」
短いリアクションをする。
「たなさたん、道重のこと好きなのかなあ?」
「…まーちゃん、ついでだから言うけど、『さん』付けてね、『道重さん』。いい?」
「まーもたなさたんのことだーすきなんだよ」
「うん、まーちゃん、話聞いてる?」
「まー、もう寝るね。
眠くなっちゃった!」
「…うん」
勉強を教えに来たはずの亜佑美は、がっかり肩を落とした。



つづく

ごがくゆうは終わったが

2013-06-30 14:46:27 | AAネタとか
・ある夜。ある豪華客船では--


◇とノリ*TーTリっ■<この王国からの、卒業~ ←K国の姫


ハo´ 。`ル<何やってんスか、姫 ←姫のおつきのような人

ノリ*TーTリ<うっうっ。俺っち、明日父ちゃんと母ちゃんに見合いさせられんだよう!だからボートでN国に逃げんだ!
     お前も付き合ってくれよ!

ハo´ 。`ル<は?アンタバカなの?アホなの?逃げれるわけねーじゃん

ノリ*TーTリ<頼む!N国に会いてーヤツがいるんだ!お前俺っちのマブダチだろ!?頼むよ!

ハo´ 。`ル<……

ノリ*TーTリ

ハo´ 。`ル<わかりました。付き合いやすよ。てか、かわりになんでも言うこと聞けよ?

ノリ*TーTリ<聞く聞く!




静かにしろ!>ハ´ 。`oルリTーT*リ))<盗んだゴムボートで走り出す~


※『ごがくゆう』はこんな話じゃありません。(しかしところどころは合ってます)