昨日が実践ビジネス英語のテクストの発売日。お盆でもあるし9月号を買ってきた?
beingの使い方で面白い感想を持った。
P.22: I wonder whether that will actually result in many long-term unemployed people being hired.
P.30: I can understand companies being concerned about whether someone is out of touch with the latest developments in a certain field or whether their skills are out of date,
どちらも会話体なのだが、私は会話でこのようなbeingの使用ができるだろうか?とふと思った。上)beingがなければ、収まりが悪い気持ちはわかる。inという前置詞の目的語にあたる下線部が長い。前置詞の目的語としての名詞句にしては、長い。それでエンストを起こしているのがわかる。すこしエンジンをふかせる必要がある。ここで動詞は使えないので、このように準動詞の登場となる、という風に感じた。
下)前置詞aboutの目的語が二つの名詞節になっている。先ほどの例から言うと、isやareをbeingにして句にしたほうが、スッキリするような気がするのだが。それとひとつの疑問はcompanies being concernedのbeingをareにしてはどうかということだ。もしそれができないのならその理由は何か?なんとなくcompaniesの前に何かがないからではないかという気がする。総合して言うとP.30は以下のような書き換えが可能だと思うということだ。
P.30: I can understand some companies are concerned about whether someone being out of touch with the latest developments in a certain field or whether their skills being out of date.
最初に私にこのようなbeingの使用ができるだろうか、と書いているが、おそらくわたしなら斜体にしているbeingを両方とも省いてしまうような気がする。会話体においても文章体においてもだ。受身形だということを明らかにするためにbeingは必要なのだろうか?過去分詞の形容詞的用法、では駄目なのだろうか?
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準動詞beingとタイトルに書きましたが、このbe動詞というのは、そもそも動詞か仮性動詞がよくわからないですね。be動詞というぐらいですから動詞なのでしょうけど。
動詞を準動詞に直して文を変えると、節が句になり、準動詞を動詞に直して文を変えると、句が節になる。準動詞というくくりは英語にしかなく、便利でもあり、複雑でもある、というところでしょうか。句と節の違いは、時間的弾力があるのが節、時間的弾力をなくしたのが句、というところでしょうか。弾力という言葉はエネルギーに置き換えればわかりやすいと思います。