介護のグチ話~母と私の静かなるバトル~

「ねぇ、ちょっと聞いてよ~」って感じの愚痴話

夜中のお喋りーその2

2017-09-10 08:16:41 | 日記
昨日の続き

9時に “眠り藥” を飲ませ、
11時に最後のトイレ介助をする。
これが近頃のパターン。

いつもは、
朝までおとなしくしていてくれるのだが、
この日は、違っていた。

私が眠りに入ろうとしていた頃、
母の声が聞こえて来た

「孫ちゃんからもらったお金ね、」
「ハムモフおばちゃんが、
おばあちゃんの洋服やら下着なんかを買ったらしいよ。」

あらま、
姪っ子ちゃんと話してるんだ。


「今度ステイに行く時、」
「紬の着物を持って行こうと思ってるんだ。」
「食堂にいる時、寒くってね〜」
「他の人たちは、何だか毛糸を着てるんだよ。」

「あっ、ちょっと待ってけさい。」
「今、起きるから。」

えっ、
起きられたら、困る・・・


それから、
モソモソと聞こえてきたが、
起き上がって歩くような気配が無い。
ので、
放っておいた。

それから、
永遠と思えるくらい、話が続く。

起きて行ってみると、
布団を剥いだ状態で、
母がベットで動き回っていた。

お母ちゃん・・・
「あっ、あんた、起こしてけさい。」
起きて、どうするの?
「起きて・・・とにかく、起きるのっしゃ。」

お母ちゃん、
もう夜中だから、静かにして。

「あら、まっ!夜中すか!?」


それから、
布団を掛け、
電気を消し、
退室。

「夜中だって。」
「怒られたから、静かにするっちゃ。」
言いつけられちゃった。